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公開番号2025115512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024009999
出願日2024-01-26
発明の名称光学走査装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/47 20060101AFI20250731BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】光学走査装置が有する防塵部材に付着した塵埃やトナーなどの異物を容易に除去すること。
【解決手段】光学部材群により結像されたレーザ光を感光ドラム5に出射させるために筐体101に設けられた出射口110と、出射口110を覆う防塵プレート108と、を備え、感光ドラム5にレーザ光を偏向走査する光学走査装置3であって、防塵プレート108は、ベース面108aと、ベース面108aに設けられた複数の凸部108bと、を有し、防塵プレート108の長手方向において、凸部108bの中央部と当該凸部に隣り合う凸部108bの中央部との距離を凸部間のピッチPとしたとき、凸部108bは、ベース面108aからの高さHが、ピッチPよりも大きい。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
レーザ光を出射する光源と、
前記レーザ光を偏向走査する偏向手段と、
前記偏向手段により偏向走査されたレーザ光を結像させる光学部材群と、
前記偏向手段及び前記光学部材群を内部に収容した筐体と、
前記光学部材群により結像されたレーザ光を被走査体に出射させるために前記筐体に設けられた開口と、
前記開口を覆う透光部材と、
を備え、前記被走査体にレーザ光を偏向走査する光学走査装置であって、
前記透光部材は、ベース面と、前記ベース面に設けられた複数の凸部と、を有し、
前記透光部材の長手方向において、前記凸部の中央部と当該凸部に隣り合う凸部の中央部との距離を凸部間の間隔としたとき、
前記凸部は、前記ベース面からの高さが、前記間隔よりも大きいことを特徴とする光学走査装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記長手方向における幅が、前記間隔の1/2以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
【請求項3】
前記間隔は、1μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
【請求項4】
前記凸部は、互いに隔離した複数の凸部が、2次元に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
【請求項5】
前記凸部は、前記長手方向に直交する方向に延在するリブ形状であり、
前記透光部材は、前記長手方向に前記凸部が繰り返し配置されたストライプ状の前記凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
【請求項6】
前記透光部材は、樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の光学走査装置。
【請求項7】
前記被走査体である感光体と、
画像情報に応じたレーザ光を前記感光体に走査し静電潜像を形成する請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載の光学走査装置と、
前記感光体に形成された静電潜像をトナーにより現像し現像剤像を形成する現像器と、
前記現像剤像を記録材に転写する転写手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記透光部材は、前記長手方向からみたとき、短手方向が水平方向に対して傾いて配置されていることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記透光部材の前記短手方向における2つの端部のうちのいずれか一方の側に、前記長手方向に沿う溝部を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記溝部は、2つの前記端部のうち前記水平方向からの高さが低い方の端部の側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光学走査装置及び画像形成装置に関し、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等に用いられる被走査面をレーザ光によって走査する光学走査装置、及びこの光学走査装置を搭載する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
光学走査装置の筐体には、感光ドラム(被走査面)に照射されるレーザ光が通過するための開口(出射口)が設けられている。この開口から光学走査装置内に塵埃やトナーなどが入り込むことを防止するために、光学走査装置の筐体に開口を覆う防塵部材(透明部材)を設けることが知られている。また、防塵部材に塵埃やトナーが付着してしまった場合には、それらを清掃する機構を設けることで、塵埃やトナーによる画像品質の低下を防止する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-044229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、防塵部材に付着した塵埃やトナーを完全に除去する清掃は難しく、除去するには防塵部材に清掃部材を強く当てて擦ることや、清掃動作を複数回の繰り返すことを必要としている。防塵部材に清掃部材を強く当てるためには強度を出すために清掃部材の剛性を上げるなどコストアップとなってしまう。また、清掃動作を複数回繰り返し行うためには防塵部材及び清掃部材の耐久性が求められ、そのために強度の高い部品を用いるなどコストアップとなってしまう。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、光学走査装置が有する防塵部材に付着した塵埃やトナーなどの異物を容易に除去することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)レーザ光を出射する光源と、前記レーザ光を偏向走査する偏向手段と、前記偏向手段により偏向走査されたレーザ光を結像させる光学部材群と、前記偏向手段及び前記光学部材群を内部に収容した筐体と、前記光学部材群により結像されたレーザ光を被走査体に出射させるために前記筐体に設けられた開口と、前記開口を覆う透光部材と、を備え、前記被走査体にレーザ光を偏向走査する光学走査装置であって、前記透光部材は、ベース面と、前記ベース面に設けられた複数の凸部と、を有し、前記透光部材の長手方向において、前記凸部の中央部と当該凸部に隣り合う凸部の中央部との距離を凸部間の間隔としたとき、前記凸部は、前記ベース面からの高さが、前記間隔よりも大きいことを特徴とする光学走査装置。
【0008】
(2)前記被走査体である感光体と、画像情報に応じたレーザ光を前記感光体に走査し静電潜像を形成する前記(1)に記載の光学走査装置と、前記感光体に形成された静電潜像をトナーにより現像し現像剤像を形成する現像器と、前記現像剤像を記録材に転写する転写手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、光学走査装置が有する防塵部材に付着した塵埃やトナーなどの異物を容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1、2の光学走査装置を備えた画像形成装置の構成を示す概略断面図
実施例1、2の光学走査装置の構成を示す概略図
実施例1、2の光学走査装置の構成を示す概略斜視図
実施例1の防塵部材の拡大断面図
実施例1の防塵部材の構成を説明する拡大断面図
実施例1の凹凸構造を示す概略図
実施例1の防塵プレートの効果を説明する拡大断面図
実施例1の画像形成装置の概略断面図
実施例2の清掃機構を示す概略図
実施例2の清掃機構を説明する概略図
実施例2の変形例の清掃機構を説明する概略図
【発明を実施するための形態】
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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