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公開番号
2025119874
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024014965
出願日
2024-02-02
発明の名称
除電装置、画像形成システム及び電荷調整装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250807BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】適切な方式で除電部材に電圧を印加することを可能とする。
【解決手段】除電装置は、シートと接触し、シートを除電する除電部材と、除電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、電圧印加手段が除電部材に印加する電圧の値を入力するための入力手段と、ジョブの実行中に、電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更する第1モードと、ジョブの実行中に電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更することなく、入力手段を介して入力された値に基づいて電圧を出力させる第2モードと、を含む複数のモードを実行可能な制御手段と、制御手段が実行するモードを複数のモードの中から選択するための選択手段と、を備える。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
シートと接触し、シートを除電する除電部材と、
前記除電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、
前記電圧印加手段が前記除電部材に印加する電圧の値を入力するための入力手段と、
前記電圧印加手段を制御する制御手段であって、シートを搬送しながら前記除電部材でシートを除電するジョブの実行中に、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更する第1モードと、前記ジョブの実行中に前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更することなく、前記入力手段を介して入力された値に基づいて電圧を出力させる第2モードと、を含む複数のモードを実行可能な制御手段と、
前記制御手段が実行するモードを前記複数のモードの中から選択するための選択手段と、
を備えることを特徴とする除電装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記選択手段は、ユーザに前記複数のモードのいずれかを選択させるための画面を表示する表示部を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記ジョブに使用されるシートの種類に基づいて、前記複数のモードのいずれかを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項4】
前記除電装置が設置された環境の環境条件を検知する環境検知手段を更に備え、
前記選択手段は、前記環境検知手段の検知結果に基づいて、前記複数のモードのいずれかを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項5】
前記除電部材に印加される電圧又は前記除電部材に流れる電流を検知する検知手段を更に備え、
前記選択手段は、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記複数のモードのいずれかを選択する、
ことを特徴とする請求項1に記載の除電装置。
【請求項6】
前記除電部材に流れる電流を検知する電流検知手段を更に備え、
前記制御手段は、前記第1モードにおいて、前記除電部材をシートが通過する際の前記電流検知手段の検知結果に基づいて、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の除電装置。
【請求項7】
前記除電装置が設置された環境の環境条件を検知する環境検知手段を更に備え、
前記制御手段は、前記第1モードにおいて、前記ジョブの実行中における前記環境検知手段の検知結果に基づいて、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の除電装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記第1モードにおいて、前記ジョブの実行中に搬送されたシートの枚数に基づいて、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の除電装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記第1モードとして、(1)前記除電部材に流れる電流を検知する電流検知手段の検知結果に基づいて前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する制御態様と、(2)前記除電装置が設置された環境の環境条件を検知する環境検知手段の検知結果に基づいて前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する制御態様と、(3)前記ジョブの実行中に前記除電部材を通過したシートの枚数に基づいて前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を変更する制御態様と、のうち少なくとも1つを含む複数の制御態様を実行可能である、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の除電装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2モードにおいて、前記ジョブに使用するシートの種類によらず、前記電圧印加手段に前記ジョブの開始前に前記入力手段を介して入力された値で電圧を出力させる、
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の除電装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを除電する除電装置、シートに画像を形成する画像形成システム、及びシートの電荷を調整する電荷調整装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、用紙と接触する接触型の除電部材である除電ロールと、用紙と接触しない非接触型の除電器であるコロトロン方式の除電器と、を備えた除電装置が記載されている。この文献には、表面電位計(電位プローブ)を用いて実測した用紙の表面電位に基づいて除電ロールに印加する除電電圧を決定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-167169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シートの表面電位を測定して除電電圧を調整する作業はユーザの負担になり得るため、ジョブの実行中に除電電圧を自動的に補正する機能を追加することが検討された。しかしながら、ユーザが除電電圧の自動的な補正を望まない場合や、自動的に補正された除電電圧の値が適正値から外れる場合があることが想定される。
【0005】
本発明は、適切な方式で除電部材に電圧を印加することが可能な除電装置、画像形成システム及び電荷調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートと接触し、シートを除電する除電部材と、前記除電部材に電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段が前記除電部材に印加する電圧の値を入力するための入力手段と、前記電圧印加手段を制御する制御手段であって、シートを搬送しながら前記除電部材でシートを除電するジョブの実行中に、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更する第1モードと、前記ジョブの実行中に前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更することなく、前記入力手段を介して入力された値に基づいて電圧を出力させる第2モードと、を含む複数のモードを実行可能な制御手段と、前記制御手段が実行するモードを前記複数のモードの中から選択するための選択手段と、を備えることを特徴とする除電装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、シートと接触し、シートに電荷を供給する電荷供給部材と、前記電荷供給部材に電圧を印加する電圧印加手段と、前記電圧印加手段が前記電荷供給部材に印加する電圧の値を入力するための入力手段と、前記電圧印加手段を制御する制御手段であって、シートを搬送しながら前記電荷供給部材でシートの帯電状態を調整するジョブの実行中に、前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更する第1モードと、前記ジョブの実行中に前記電圧印加手段に出力させる電圧の値を自動的に変更することなく、前記入力手段を介して入力された値に基づいて電圧を出力させる第2モードと、を含む複数のモードを実行可能な制御手段と、前記制御手段が実行するモードを前記複数のモードの中から選択するための選択手段と、を備えることを特徴とする電荷調整装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、適切な方式で除電部材に電圧を印加することが可能な除電装置、画像形成システム及び電荷調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る画像形成システムの概略図。
実施例1に係る除電装置の概略図。
実施例1に係る搬送ガイドの概略図。
実施例1に係る除電操作部を示す図。
実施例1に係る制御系のブロック図。
実施例1に係る制御方法(自動調整)を示すフローチャート。
実施例1における除電電流と除電電圧の推移例を示す図。
実施例1に係る制御方法(手動調整)を示すフローチャート。
サンプルシートの表面電位の測定についての説明図。
実施例1に係る操作部の画面表示例を示す図(a~d)。制御方法を示すフローチャート。
実施例2における環境水分量に応じた制御の説明図。
実施例2における連続通紙枚数に応じた制御の説明図。
実施例2に係る操作部の画面表示例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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