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公開番号
2025113580
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007816
出願日
2024-01-23
発明の名称
現像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250728BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 現像回転体上の現像剤が穂立ちする領域で現像剤に当接するシート部を備えた現像装置において、画像不良の発生を抑制する。
【解決手段】 現像回転体に対して非接触に対向して設けられ、現像回転体を覆うためのカバー部と、カバー部に固定して設けられ、現像回転体に接触するように配置された第1シート部と、カバー部に固定して設けられ、第1シート部が現像回転体に接触する側の面とは反対側の面と重なり合うように配置された第2シート部と、を備え、第1シート部の自由端は、現像回転体の回転方向に関して現像回転体に対して規制部が対向する位置よりも下流且つ現像回転体と像担持体との最近接部よりも上流に在り、第2シート部の自由端は、現像回転体の回転方向に関して第1の磁極の上流側半値位置よりも下流であって且つ像担持体に接触しない位置に在り、第2シート部の剛度は、第1シート部の剛度よりも大きいことを特徴とする現像装置。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーとキャリアを含む現像剤を収容する現像容器と、
像担持体に形成された静電潜像を現像するために前記現像剤を担持し搬送する現像回転体と、
前記現像回転体の内部に非回転に固定して配置され、前記現像回転体と前記像担持体との最近接部に配置された第1の磁極と、前記現像回転体の回転方向に関して前記第1の磁極よりも上流に前記第1の磁極と隣り合って配置され且つ前記第1の磁極とは異極である第2の磁極と、を有するマグネットと、
前記現像回転体に対して非接触に対向して設けられ、前記現像回転体に担持される現像剤の量を規制する規制部と、
前記現像回転体に対して非接触に対向して設けられ、前記現像回転体を覆うためのカバー部と、
前記カバー部に固定して設けられ、前記現像回転体に接触するように配置された第1シート部と、
前記カバー部に固定して設けられ、前記第1シート部が前記現像回転体に接触する側の面とは反対側の面と重なり合うように配置された第2シート部と、
を備え、
前記第1シート部の自由端は、前記現像回転体の回転方向に関して前記現像回転体に対して前記規制部が対向する位置よりも下流且つ前記現像回転体と前記像担持体との前記最近接部よりも上流に在り、
前記第2シート部の自由端は、前記現像回転体の回転方向に関して前記第1の磁極の上流側半値位置よりも下流であって且つ前記像担持体に接触しない位置に在り、
前記第2シート部の剛度は、前記第1シート部の剛度よりも大きい
ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第2シート部の前記自由端は、前記現像回転体の回転方向に関して前記第1の磁極のピーク位置よりも下流であって且つ前記像担持体に接触しない位置に在る
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記第2シート部の前記自由端は、前記現像回転体の回転方向に関して前記第1の磁極の下流側半値位置よりも下流であって且つ前記像担持体に接触しない位置に在る
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項4】
前記第1シート部は、前記現像回転体の現像剤搬送能力が在る領域の長手方向の一端部と他端部の全域に亘って設けられており、
前記第2シート部は、前記現像回転体の前記現像剤搬送能力が在る領域の長手方向の一端部と他端部の全域に亘って設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項5】
前記第1シート部は、ウレタンシートであり、
前記第2シート部は、PETシートである
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項6】
前記カバー部に固定して設けられ、前記現像回転体の回転方向に関して前記現像回転体と前記像担持体との前記最近接部よりも下流において前記像担持体に接触するように配置された第3シート部を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項7】
トナーとキャリアを含む現像剤を収容する現像容器と、
像担持体に形成された静電潜像を現像するために前記現像剤を担持し搬送する現像回転体と、
前記現像回転体の内部に非回転に固定して配置され、前記現像回転体と前記像担持体との最近接部に配置された第1の磁極と、前記現像回転体の回転方向に関して前記第1の磁極よりも上流に前記第1の磁極と隣り合って配置され且つ前記第1の磁極とは異極である第2の磁極と、を有するマグネットと、
前記現像回転体に対して非接触に対向して設けられ、前記現像回転体に担持される現像剤の量を規制する規制部と、
前記現像回転体に対して非接触に対向して設けられ、前記現像回転体を覆うためのカバー部と、
前記カバー部に固定して設けられ、前記現像回転体に接触するように配置されたシート部と、
を備え、
前記シート部の自由端は、前記現像回転体の回転方向に関して前記現像回転体に対して前記規制部が対向する位置よりも下流且つ前記現像回転体と前記像担持体との前記最近接部よりも上流に在り、
前記シート部の固定端から前記第1の磁極の上流側半値位置までの領域における前記シート部の剛度は、前記シート部の前記自由端における前記シート部の剛度よりも大きい
ことを特徴とする現像装置。
【請求項8】
前記シート部の前記固定端から前記第1の磁極のピーク位置までの領域における前記シート部の剛度は、前記シート部の前記自由端における前記シート部の剛度よりも大きい
ことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
【請求項9】
前記シート部の前記固定端から前記第1の磁極の下流側半値位置までの領域における前記シート部の剛度は、前記シート部の前記自由端における前記シート部の剛度よりも大きい
ことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
【請求項10】
前記シート部は、前記現像回転体の現像剤搬送能力が在る領域の長手方向の一端部と他端部の全域に亘って設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、像担持体に形成された静電潜像をトナーとキャリアを含む現像剤により現像する現像装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式などを用いた画像形成装置では、感光体ドラム(像担持体)に形成された静電潜像を現像装置によりトナー像として現像する。このような現像装置として、トナーとキャリアを含む二成分現像剤を用いたものが、従来から使用されている。
【0003】
現像装置は、トナーとキャリアを含む現像剤を収容する現像容器と、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するために現像剤を担持する回転可能な現像スリーブ(現像回転体)と、現像スリーブに担持される現像剤の量を規制する規制ブレードを備える。
【0004】
現像スリーブによって静電潜像が現像される現像領域に搬送された現像剤は、現像領域で穂立ちすることにより、磁気穂(磁気ブラシ)が形成される。そして、現像領域で磁気穂から供給された現像剤中のトナーが静電潜像に供給されることにより、静電潜像がトナー像として現像される。一方、現像領域で磁気穂から供給された現像剤中のトナーの一部は、現像領域で静電潜像に付着せずに、現像領域から飛散することがある。
【0005】
特許文献1には、現像スリーブ上の現像剤が穂立ちする第1領域では現像スリーブ上の現像剤に当接するように、且つ、現像スリーブ上の現像剤が穂立ちされない第2領域では現像スリーブに近接するように可撓性部材が設けられた現像装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-221132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1の構成では、現像スリーブ上の現像剤が穂立ちする第1領域で現像剤に可撓性部材を当接させているので、現像スリーブに対向する可撓性部材の対向面にトナーが付着しても、対向面に付着したトナーを穂立ちした現像剤によって除去することができる。
【0008】
しかしながら、特許文献1の構成のように、現像スリーブ上の現像剤が穂立ちする第1領域で現像剤に可撓性部材を当接させた場合、穂立ちした現像剤によって可撓性部材が持ち上げられて、可撓性部材の先端が現像スリーブから浮いてしまう虞がある。
【0009】
可撓性部材の先端が現像スリーブから浮いた状態で現像装置の稼働を続けた場合、飛散したトナーが可撓性部材の先端に堆積する。そして、可撓性部材の先端に堆積したトナーがトナー自身の自重により一定量堆積すると崩れて、感光体ドラムに落下した場合、画像上にボタ落ちと呼ばれるトナー汚れの画像不良が生じる虞がある。
【0010】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、現像回転体上の現像剤が穂立ちする領域で現像剤に当接するシート部を備えた現像装置において、画像不良の発生を抑制することが可能な構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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