TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025120599
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015497
出願日
2024-02-05
発明の名称
画像処理装置および画像処理装置の制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250808BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】異なるタイミングで発行された関連するイベントをサーバ側で紐づけできるようにしたイベントを発行する画像処理装置を提供する。
【解決手段】装置内のデータをイベントとしてデータ収集サーバ200に通知する複合機300であって、イベントの通知設定を管理する通知設定保持部421と、通知設定に従い複合機300のデータに関するイベントを発行するイベント回収部410と、発行されたイベントをデータ収集サーバ200に通知するイベント送付部430と、を有し、イベント回収部410は、前記画像処理装置の用紙設定情報に関するイベントを発行する際に、前記用紙設定情報に対応する識別情報を発行して用紙設定情報に関するイベントに付与し、コンディションデータに関するイベントを発行する際に、コンディションデータを収集した際の用紙設定情報に対応する識別情報をコンディションデータに関するイベントに付与する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
画像処理装置のデータをイベントとして収集サーバに通知する画像処理装置であって、
イベントの通知設定を管理する管理手段と、
前記通知設定に従い、前記画像処理装置のデータに関するイベントを発行する発行手段と、
発行された前記イベントを収集サーバに通知する通知手段と、を有し、
前記発行手段は、前記画像処理装置の用紙設定情報に関するイベントを発行する際に、前記用紙設定情報に対応する第1の識別情報を発行して前記用紙設定情報に関するイベントに付与し、
前記発行手段は、前記画像処理装置の状態を示すコンディションデータに関するイベントを発行する際に、前記コンディションデータを収集した際の前記用紙設定情報に対応する前記第1の識別情報を前記コンディションデータに関するイベントに付与することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記発行手段は、前記用紙設定情報に関するイベントまたは前記コンディションデータに関するイベントを発行する際に、関連する前記画像処理装置のアクセサリを識別する第2の識別情報を付与することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記第2の識別情報は、前記画像処理装置での印刷時の給紙で利用されたアクセサリを識別するための情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記発行手段は、前記用紙設定情報に関するイベントまたは前記コンディションデータに関するイベントを発行する際に、前記第2の識別情報で識別されるアクセサリで利用された給紙段を識別する第3の識別情報を付与することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記用紙設定情報に関するイベントと前記コンディションデータに関するイベントは、異なるタイミングで前記画像処理装置から前記収集サーバに通知され、
前記画像処理装置から前記コンディションデータに関するイベントを受信した前記収集サーバは、前記コンディションデータに関するイベントと、該コンディションデータに関するイベントに付与されている前記第1の識別情報と同じ前記第1の識別情報が付与されている前記用紙設定情報に関するイベントを紐づけて管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記用紙設定情報に関するイベントは、用紙設定に変更があった場合に発行されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記用紙設定情報に関するイベントは、前記画像処理装置の起動時に発行されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記用紙設定情報に関するイベントは、定期的に発行され、
前記定期的な発行は、前記通知設定において時刻もしくは周期で指定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項9】
画像処理装置のデータをイベントとして収集サーバに通知する画像処理装置の制御方法であって、
イベントの通知設定を管理する工程と、
前記通知設定に従い、前記画像処理装置のデータに関するイベントを発行する工程と、
発行された前記イベントを収集サーバに通知する工程と、を有し、
前記イベントを発行する工程において前記画像処理装置の用紙設定情報に関するイベントを発行する際には、前記用紙設定情報に対応する第1の識別情報を発行して前記用紙設定情報に関するイベントに付与し、
前記イベントを発行する工程において前記画像処理装置の状態を示すコンディションデータに関するイベントを発行する際には、前記コンディションデータを収集した際の前記用紙設定情報に対応する前記第1の識別情報を前記コンディションデータに関するイベントに付与することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置の状態を示す機器内データ収集に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、画像処理装置の稼働に伴い発生する障害情報や、装置を構成する部品毎の稼働状態を示すカウンタ情報などを含むイベント情報を、外部の管理サーバで収集して管理し、画像処理装置の保守の必要性を判断することが行われている。これに加えて、画像処理装置内の部品毎の状態をセンシングし、管理サーバに送信されるセンシング情報(以下、コンディションデータと記載する)を用いて装置の状態を推定することに役立てることもできる。例えば、装置のエラーが発生した場合に、エラーコードのような発生箇所を示す情報に対して、その箇所に関係する部品のコンディションデータを付与して即時に送信することにより、より的確で迅速な保守を実施することができる。また、不具合が発生していない画像処理装置からもコンディションデータを定期的に収集し、管理サーバにて管理している他の画像処理装置のコンディションデータの傾向と比較することで、不具合や故障の発生の予兆を予測することに役立てることもできる。一方で、印刷時に使用した、用紙サイズや用紙タイプ、また、用紙に設定するカール補正値や表裏レジ値などの調整値といった用紙設定情報も管理サーバに送信することで、印刷出力の安定化・調整レスなど本体の価値向上につなげることも可能となる。
【0003】
画像処理装置内のコンディションデータや用紙設定情報は、属性項目やデータ量が多く、必要なタイミングで必要なデータだけを管理サーバに送信する必要がある。画像処理装置が管理サーバに対して1回で送信できるデータ量に制約がある場合もある。また、サーバに対するデータ送信を必要以上に頻繁に行うと、通信にかかる費用が増大してしまう。特許文献1は、同時発生したイベントに一意のIDを付与して同一トリガーである旨を記録し、デバイス内で検知したイベントをサーバ上で利用しやすい形式で送信することで、デバイスの処理負荷やネットワークの通信負荷を下げる技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-52221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の方法では、同時発生したイベントに一意のIDを付与して同一トリガーである旨を記録することで、同時発生したイベントをサーバで紐づけることができるが、異なるタイミングで発生しているイベントを紐づけることはできない。関連するイベントが異なるタイミングで発生した場合でも、管理サーバ側で関連するイベントとして管理できるように、画像処理装置のイベントの送信を工夫する必要がある。
【0006】
本発明は、異なるタイミングで発行された関連するイベントをサーバ側で紐づけできるようにしたイベントを発行する画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の画像処理装置は、画像処理装置のデータをイベントとして収集サーバに通知する画像処理装置であって、イベントの通知設定を管理する管理手段と、前記通知設定に従い、前記画像処理装置のデータに関するイベントを発行する発行手段と、発行された前記イベントを収集サーバに通知する通知手段と、を有し、前記発行手段は、前記画像処理装置の用紙設定情報に関するイベントを発行する際に、前記用紙設定情報に対応する第1の識別情報を発行して前記用紙設定情報に関するイベントに付与し、前記発行手段は、前記画像処理装置の状態を示すコンディションデータに関するイベントを発行する際に、前記コンディションデータを収集した際の前記用紙設定情報に対応する前記第1の識別情報を前記コンディションデータに関するイベントに付与する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、異なるタイミングで発行された関連するイベントをサーバ側で紐づけできるようにしたイベントを発行する画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
システム全体の構成を示す図である。
データ収集サーバ200のハードウェア構成を示す図である。
複合機300のハードウェア構成を示す図である。
複合機300のソフトウェア構成を示す図である。
送付イベントと送付タイミングとを指定する通知設定のJSON形式のサンプルを示す図である。
用紙設定情報変更イベントを発行する処理全体を示すフローチャートである。
用紙設定変更イベントの発行処理を示すフローチャートである。
正規化処理を示すフローチャートである。
用紙設定変更イベントに関連する情報の管理テーブルの一例を示す図である。
コンディションデータ通知イベントを発行する処理全体を示すフローチャートである。
コンディションデータ通知イベントの発行処理を示すフローチャートである。
正規化処理を示すフローチャートである。
複合機300で発行した用紙設定情報変更イベントとコンディションデータイベントを説明する図である。
データ収集サーバ200でイベントを紐づけて生成したサンプルデータを説明する図である。
up指定時の用紙設定情報のスナップショットイベントの発行処理を示すフローチャートである。
cron指定時の用紙設定情報のスナップショットイベントの発行処理を示すフローチャートである。
用紙設定情報のスナップショットイベントに関連する情報の管理テーブルの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
図1は、管理対象の画像処理装置からデータを収集して管理するシステム全体の構成を示す図である。システムは、データ収集サーバ200と管理対象の画像処理装置である複合機300を含む。データ収集サーバ200は、インターネット上のノードとしてアクセス可能に配置され、ネットワークを通じて複数の複合機300と接続される。複合機300は、データ収集サーバ200により管理される画像処理装置である。ネットワーク100は、ローカルネットワークとして稼働しているネットワークである。ネットワーク100には、複合機300が接続されている。ネットワーク100は、インターネット環境であるネットワーク110に接続されている。ネットワーク100は、ファイヤウォールを介してインターネット環境であるネットワーク110に接続されるイントラネット環境である。ネットワーク110は、インターネット環境である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
キヤノン株式会社
移動体
4日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
発光装置
3日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
乳酸センサ
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像システム
6日前
キヤノン株式会社
カートリッジ
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
4日前
キヤノン株式会社
電子写真装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
今日
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
光電変換装置および機器
4日前
キヤノン株式会社
露光装置及び画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
定着装置及び画像形成装置
5日前
キヤノン株式会社
光加工方法及び光加工装置
4日前
キヤノン株式会社
情報処理システム及び方法
今日
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法
4日前
キヤノン株式会社
定着装置および画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像処理装置、画像処理方法
今日
キヤノン株式会社
電子モジュール及び電子機器
3日前
キヤノン株式会社
レンズユニット、及び撮像装置
3日前
キヤノン株式会社
物品の製造方法および製造装置
5日前
キヤノン株式会社
光学走査装置及び画像形成装置
11日前
キヤノン株式会社
制御装置、制御方法、システム
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置およびその制御方法
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置および情報処理方法
5日前
続きを見る
他の特許を見る