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公開番号2025117785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012694
出願日2024-01-31
発明の名称画像形成装置およびその制御方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 29/46 20060101AFI20250805BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】外部電力を使って印刷を行う場合に好適な通知を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、バッテリの電力または外部機器から供給された電力を使って印画を行うことが可能な画像形成装置であって、印画を行うように制御する制御手段を有し、前記外部機器から供給された電力を使って印画を行う場合に、前記制御手段は、1枚の記録用紙に対する印画を行うことが可能な電力が前記バッテリに残っていなければ、所定の通知を行うように制御することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリの電力または外部機器から供給された電力を使って印画を行うことが可能な画像形成装置であって、
印画を行うように制御する制御手段を有し、
前記外部機器から供給された電力を使って印画を行う場合に、前記制御手段は、1枚の記録用紙に対する印画を行うことが可能な電力が前記バッテリに残っていなければ、所定の通知を行うように制御する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記所定の通知は、前記外部機器からの電力供給が停止した後に前記画像形成装置が陥り得る状況と、前記外部機器からの電力供給を停止しないことの注意喚起との少なくとも一方を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記所定の通知は、前記画像形成装置の表示部、前記画像形成装置の発光部、および前記画像形成装置に接続された操作端末の表示部の少なくともいずれかを用いて行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記外部機器から供給された電力を使って印画を行う場合に、前記制御手段は、
1枚の記録用紙に対する印画を行うことが可能な電力が前記バッテリに残っていないが、サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力が前記バッテリに残っていれば、第1の通知を行うように制御し、
1枚の記録用紙に対する印画を行うことが可能な電力も、前記サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力も前記バッテリに残っていなければ、第2の通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1の通知は、前記画像形成装置が陥り得る状況として、印画が完了しない状況を示し、
前記第2の通知は、前記画像形成装置が陥り得る状況として、前記画像形成装置が停止する状況を示す
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第2の通知は、印画を行うか否かの問い合わせを含む
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記問い合わせは、
前記サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力まで前記バッテリを充電せずに印画を行うこと、
前記サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力まで前記バッテリを充電してから印画を行うこと、および
印画を行わないこと
のそれぞれを選択肢として含む
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2の通知は、前記サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力まで前記バッテリを充電するのに要する時間をさらに示す
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記サーマルヘッドを印画位置から退避させることが可能な電力まで前記バッテリを充電せずに印画を行う選択肢が選択された場合に、前記制御手段は、第3の通知を行うように制御する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第3の通知は、前記画像形成装置が陥り得る状況として、前記画像形成装置が停止する状況を示す
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置およびその制御方法に関し、特に熱転写方式の画像形成装置およびその制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
デジタルスチルカメラやスマートフォンなどで撮影した画像を印画できる画像形成装置として、昇華型熱転写式の画像形成装置がある。昇華型熱転写式は、発熱させたサーマルヘッドをインクリボンに押圧して、インクを固体から気体に昇華させ記録用紙に付着させる方式である。
【0003】
昇華型熱転写式の画像形成装置として、バッテリを内蔵した小型の(携帯性の高い)画像形成装置がある。そのような画像形成装置では、例えば、USBなどの外部インターフェースを通じて外部機器から受電した電力で、バッテリが充電される。バッテリの充電を行わなくても、外部機器から供給された電力(外部電力)を使って印刷を行うことが可能な画像形成装置もある。そのような画像形成装置では、バッテリ残量(バッテリに残っている電力)の状態がローバッテリ状態であっても、外部機器から供給された電力を使って印刷を行うことができる。ローバッテリ状態は、1枚の記録用紙に対する印刷(1枚印刷)を行うことが可能な電力がバッテリに残っていない状態である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-207585号公報
特開2000-272210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ローバッテリ状態で外部電力を使って印刷を開始すると、印刷途中で外部電力の供給が停止した場合に、印刷を完了できないことがある。さらに、バッテリ残量に依っては、画像形成装置が停止する(システム停止が発生する)ことがある。システム停止が発生すると、サーマルヘッドを印刷位置から退避させることができず、インクリボンと記録用紙が貼り付いたり、サーマルヘッドの熱によってインクリボンの切断が発生したりすることがある。
【0006】
本発明は、外部電力を使って印刷を行う場合に好適な通知を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の画像形成装置は、バッテリの電力または外部機器から供給された電力を使って印画を行うことが可能な画像形成装置であって、印画を行うように制御する制御手段を有し、前記外部機器から供給された電力を使って印画を行う場合に、前記制御手段は、1枚の記録用紙に対する印画を行うことが可能な電力が前記バッテリに残っていなければ、所定の通知を行うように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、外部電力を使って印刷を行う場合に好適な通知を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
プリンタの外観図である。
プリンタのブロック図である。
インクリボンの展開図である。
プリンタの断面図である。
プリンタの断面図である。
プリンタの断面図である。
プリンタの断面図である。
プリンタの断面図である。
印刷動作のフローチャートである。
印刷動作のフローチャートである。
各種画面の模式図である。
バッテリ電圧と充電時間の対応関係を示すテーブルである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。以下の説明において、「印刷」とは、ユーザからの印刷指示に基づいて印画を行い、排紙するまでの一連の処理と動作の全体を指すものとする。また、「印画」とは、印刷における、インクシートに塗布された転写材(インクやオーバーコート)を記録用紙に対して熱転写などすることにより記録用紙に画像を形成する処理と動作を指すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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