TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025121026
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016181
出願日
2024-02-06
発明の名称
水質浄化装置及び水質浄化システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C02F
3/34 20230101AFI20250812BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】溶存酸素量が少ない場所にカソード電極が設置される場合に、カソード電極での反応が不足する可能性がある。
【解決手段】水質浄化装置は、有機物及び電気化学活性菌を含有する液体を収容する収容体と、前記液体の中に配置されるアノード電極と、酸素を含む気体を収容する中空体と、前記液体と接触する第1面及び前記中空体に収容される前記気体に含まれる前記酸素を透過させる第2面を有し、前記アノード電極に対して前記液体を介して配置されるカソード電極と、前記アノード電極及び前記カソード電極と電気的に接続する抵抗体と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
有機物及び電気化学活性菌を含有する液体を収容する収容体と、
前記液体の中に配置されるアノード電極と、
酸素を含む気体を収容する中空体と、
前記液体と接触する第1面及び前記中空体に収容される前記気体に含まれる前記酸素を透過させる第2面を有し、前記アノード電極に対して前記液体を介して配置されるカソード電極と、
前記アノード電極及び前記カソード電極と電気的に接続する抵抗体と、
を備える水質浄化装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記アノード電極の前記液体と接触する接触面の表面積は、前記カソード電極の前記第1面の表面積よりも大きい、
請求項1に記載の水質浄化装置。
【請求項3】
前記中空体は、第1開口及び第2開口を有する筒状体であり、
前記カソード電極は、前記第1開口に取り付けられ、前記第1開口を覆う、
請求項1に記載の水質浄化装置。
【請求項4】
前記中空体は、前記第2開口を密閉する蓋部材を有する、
請求項3に記載の水質浄化装置。
【請求項5】
前記アノード電極は、前記収容体の底面に沿って配置され、
前記カソード電極の前記第1面は、前記アノード電極と対向する位置に設けられる、
請求項4に記載の水質浄化装置。
【請求項6】
前記カソード電極を前記液体中に配置させる支持部材を備える、
請求項1に記載の水質浄化装置。
【請求項7】
有機泥と電気化学活性菌とを含む液体の中に設置される水質浄化システムであって、
前記液体の中に配置されるアノード電極と、
酸素を含む気体を収容する中空体と、
前記液体と接触する第1面及び前記中空体に収容される前記気体に含まれる前記酸素を透過させる第2面を有し、前記アノード電極に対して前記液体を介して配置されるカソード電極と、
前記アノード電極及び前記カソード電極と電気的に接続する抵抗体と、
を備える水質浄化システム。
【請求項8】
前記カソード電極を前記液体の中に配置させる支持部材を備える、
請求項7に記載の水質浄化システム。
【請求項9】
前記支持部材は、前記アノード電極を支持する、
請求項8に記載の水質浄化システム。
【請求項10】
前記液体の中には、前記有機泥が積層する有機泥層が形成され、
前記アノード電極は、前記有機泥層内に配置され、
前記カソード電極の前記第1面は、前記アノード電極に対して対向配置される、
請求項7に記載の水質浄化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、水質浄化装置及び水質浄化システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
河川や湖沼の水質を改善する水質浄化システムが知られている。特許文献1には、水質浄化システムとして底質改善装置が記載されている。底質改善装置は、微生物燃料電池の仕組みを用いて、河川等の底質を改善する。底質改善装置は、底質中に固定化されたリン等を除去することによって、水質を改善する。底質改善装置は、アノード電極及びカソード電極を備える。カソード電極は、水中の溶存酸素を反応させる。カソード電極は、水深の異なる位置に設けられる複数のカーボンフェルト電極で構成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-168560号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
溶存酸素量が少ない場所にカソード電極が設置される場合に、カソード電極での反応が不足する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の水質浄化装置は、有機物及び電気化学活性菌を含有する液体を収容する収容体と、前記液体の中に配置されるアノード電極と、酸素を含む気体を収容する中空体と、前記液体と接触する第1面及び前記中空体に収容される前記気体に含まれる前記酸素を透過させる第2面を有し、前記アノード電極に対して前記液体を介して配置されるカソード電極と、前記アノード電極及び前記カソード電極と電気的に接続する抵抗体と、を備える。
【0006】
本開示の水質浄化システムは、有機泥と電気化学活性菌とを含む液体の中に設置される水質浄化システムであって、前記液体の中に配置されるアノード電極と、酸素を含む気体を収容する中空体と、前記液体と接触する第1面及び前記中空体に収容される前記気体に含まれる前記酸素を透過させる第2面を有し、前記アノード電極に対して前記液体を介して配置されるカソード電極と、前記アノード電極及び前記カソード電極と電気的に接続する抵抗体と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
液体処理装置の概略構成を示す図。
カソード電極の概略構成を示す図。
気体容器の概略構成を示す図。
気体容器の概略構成を示す図。
気体容器の概略構成を示す図。
気体容器の概略構成を示す図。
気体容器の概略構成を示す図。
液体処理装置の概略構成を示す図。
液体処理装置の概略構成を示す図。
液体処理装置の概略構成を示す図。
液体処理装置の概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
微生物燃料電池ユニットの概略構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、液体処理装置100の概略構成を示している。液体処理装置100は、生活排水、産業排水等の貯水Lを浄化する装置である。生活排水、産業排水等は、有機物を含む。貯水Lは、液体の一例に対応する。生活排水、産業排水等は、河川、湖沼、水路等から採取される。液体処理装置100は、微生物を用いて貯水Lを浄化する。液体処理装置100は、水質浄化装置の一例に対応する。
【0009】
図1は、液体処理装置100の一例である第1液体処理装置100aを示している。第1液体処理装置100aは、第1微生物燃料電池ユニット10aと、貯留槽50と、を備える。第1微生物燃料電池ユニット10aは、微生物燃料電池ユニット10の一例である。
【0010】
微生物燃料電池ユニット10は、微生物を用いて貯水L中に含まれる有機物を分解する。微生物燃料電池ユニット10は、微生物の代謝を電気化学的に制御することによってエネルギー、有用物質等を生成する。微生物燃料電池ユニット10は、微生物の代謝を電気化学的に制御することによって貯水Lを浄化する。微生物燃料電池ユニット10は、水質浄化システムの一例に対応する。微生物燃料電池ユニット10は、アノード電極11と、カソード電極13と、気体容器20と、接続回路30と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社ニデック
検眼システム、検眼プログラム、および検眼方法
13日前
ラディウス・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド
安定なカンナビノイド製剤
12日前
株式会社トクイテン
青果物収穫装置
6日前
三菱ケミカルアクア・ソリューションズ株式会社
散気装置、水処理装置および水処理方法
6日前
トヨタ自動車株式会社
車両の変速制御装置
7日前
ウシオ電機株式会社
処理チャンバの使用方法及び処理チャンバ
21日前
株式会社スタイルポート
情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
7日前
株式会社デンソー
送電装置
6日前
三菱ロジスネクスト株式会社
重さ変更システム
6日前
トヨタ自動車株式会社
二酸化炭素回収装置、二酸化炭素回収方法及び二酸化炭素回収プログラム
6日前
リンナイ株式会社
浴室暖房乾燥機の乾燥運転制御方法
3日前
テイ・エス テック株式会社
乗り物用シート及び乗り物用シートの製造方法
12日前
株式会社半導体エネルギー研究所
半導体装置
10日前
学校法人近畿大学
筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物、筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物、筋芽細胞の分化抑制方法、筋芽細胞の増殖促進方法
13日前
セイコーエプソン株式会社
テープ印刷装置およびテープ印刷装置の制御方法
13日前
明産株式会社
スリッター装置
6日前
三菱電機株式会社
移動体通信システム、マスタ基地局、セカンダリ基地局、移動端末
20日前
株式会社北電子
遊技機
21日前
株式会社ダイセル
貴金属の回収方法及び吸着用液状組成物
13日前
株式会社日立産機システム
機械評価システム、機械評価方法
19日前
株式会社奥村組
シールド掘進機による切羽土質分布の判別システム
20日前
東罐興業株式会社
紙製容器
19日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
冷凍装置
11日前
三菱電機株式会社
照明装置
7日前
グラクソスミスクライン、インテレクチュアル、プロパティー、ディベロップメント、リミテッド
ゲポチダシンの結晶形態
12日前
マクセル株式会社
コンテンツ保護処理方法
10日前
中央ビルト工業株式会社
ジャッキ用ブラケット及びジャッキ取り付け方法、ジャッキ取り外し方法
24日前
株式会社カネカ
再生アクリル樹脂の製造方法
19日前
横河電機株式会社
情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラム
7日前
国立大学法人千葉大学
画像処理装置、画像機器、画像処理方法、及びプログラム
24日前
ラピッド マイクロ バイオシステムズ インコーポレイテッド
濾過及び細胞増殖のための濾過アセンブリ、カセット、システム、及び方法
12日前
セイコーエプソン株式会社
流体デバイス
19日前
キヤノン株式会社
画像処理装置および画像処理装置の制御方法
7日前
株式会社カネカ
再生アクリル樹脂の製造方法およびアクリル樹脂フィルム
19日前
イビデン株式会社
熱伝達抑制シート及びその製造方法、並びに組電池
3日前
株式会社リコー
画像形成方法、及び電子部品の製造方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る