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公開番号
2025117445
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012284
出願日
2024-01-30
発明の名称
筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物、筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物、筋芽細胞の分化抑制方法、筋芽細胞の増殖促進方法
出願人
学校法人近畿大学
,
一丸ファルコス株式会社
代理人
弁理士法人レクシード・テック
主分類
C12N
5/077 20100101AFI20250804BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】筋芽細胞の分化抑制または筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物等を提供する。
【解決手段】 本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物は、プロテオグリカンを含む。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
プロテオグリカンを含む、筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記プロテオグリカンは、アグリカンを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記プロテオグリカンは、動物のプロテオグリカンを含む、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
前記動物は、サケ、ブタ、トリ、カレイ、およびエイからなる群から選択される、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記プロテオグリカンのピークトップ分子量は、30万~130万である、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記プロテオグリカンの糖鎖は、コンドロイチン硫酸である、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物を含む、筋芽細胞の分化抑制に用いるための培地。
【請求項8】
請求項1から6のいずれか一項に記載の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物と、培地とを含む、筋芽細胞の分化抑制に用いるための培地キット。
【請求項9】
プロテオグリカンを含む、筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物。
【請求項10】
前記プロテオグリカンは、アグリカンを含む、請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物、筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物、筋芽細胞の分化抑制方法、および筋芽細胞の増殖促進方法等に関する。
続きを表示(約 890 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、家畜の呼気に含まれるメタンガスに由来する地球温暖化や、人口の増加に伴う食肉の供給不足等の問題を解決する方法として、培養肉が注目されている。
【0003】
普段食しているロースやモモ等の肉は、動物の筋肉組織(骨格筋)であるため、筋肉組織由来の培養肉の開発が望まれる。前記筋肉組織は、筋芽細胞を増殖させ、前記増殖後に分化誘導を行うことにより取得できる。現在、前記筋芽細胞の増殖には、血清培地が用いられており、前記血清培地はコストが高いため、前記筋肉組織由来の培養肉の製造は現実的でない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Guan, X et al., (2021). Trends and ideas in technology, regulation and public acceptance of cultured meat. Future Foods, 3, 100032.
【特許文献】
【0005】
特開2020-089381号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本開示は、筋芽細胞の分化抑制または筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物の提供等を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物は、プロテオグリカンを含む。
【0008】
本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための培地は、本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物を含む。
【0009】
本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための培地キットは、本開示の筋芽細胞の分化抑制に用いるための組成物と、培地とを含む。
【0010】
本開示の筋芽細胞の増殖促進に用いるための組成物は、プロテオグリカンを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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