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公開番号
2025121108
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-19
出願番号
2024016334
出願日
2024-02-06
発明の名称
送電装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
H02J
50/40 20160101AFI20250812BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】送電装置の配置の作業負荷を軽減することができる送電装置を提供すること。
【解決手段】送電装置10は、送電コイルLsと、送電コイルに交流電力を供給するための電気回路11,12と、送電コイルを収容する第1送電ユニット20Aと、電気回路を収容する第2送電ユニット20Bと、を備え、第1送電ユニットと、第2送電ユニットとが配置面RSの上に隣接して配置されることにより、送電コイルと、電気回路とが電気的に接続される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
受電コイル(Lr)を有する移動体(VE)に非接触給電する送電装置(10)であって、
送電コイル(Ls)と、
前記送電コイルに交流電力を供給するための電気回路(11,12)と、
前記送電コイルを収容する第1送電ユニット(20A)と、
前記電気回路を収容する少なくとも1つの第2送電ユニット(20B)と、を備え、
前記第1送電ユニットと、前記少なくとも1つの第2送電ユニットとが配置面(RS)の上に隣接して配置されることにより、前記送電コイルと、前記電気回路とが電気的に接続される、送電装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の送電装置であって、
前記第1送電ユニットは、
第1ユニット筐体(30A)と、
前記第1ユニット筐体に配置され、前記交流電力が入力される第1ユニット端子(24A)と、
前記送電コイルと、前記第1ユニット端子とを電気的に接続する第1ユニット配線(25A)と、を有し、
前記少なくとも1つの第2送電ユニットは、
第2ユニット筐体(30B)と、
前記第2ユニット筐体に配置され、前記第1ユニット端子と電気的に接続して、前記交流電力を出力する第2ユニット端子(24B)と、
前記電気回路と前記第2ユニット端子とを電気的に接続する第2ユニット配線(25B)と、を有する、送電装置。
【請求項3】
請求項2に記載の送電装置であって、
前記第1ユニット筐体は、
前記配置面に沿って配置される第1ユニット筐体下面(31A)と、
前記第1ユニット筐体下面の上方に配置される第1ユニット筐体上面(32A)であって、前記移動体を支持する第1ユニット筐体上面と、
前記第1ユニット筐体下面と、前記第1ユニット筐体上面とを接続する第1ユニット筐体側面(34A)と、を有し、
前記第2ユニット筐体は、
前記配置面に沿って配置される第2ユニット筐体下面(31B)と、
前記第2ユニット筐体下面の上方に配置される第2ユニット筐体上面(32B)であって、前記移動体を支持する第2ユニット筐体上面と、
前記第2ユニット筐体下面と、前記第2ユニット筐体上面とを接続する第2ユニット筐体側面(34B)と、を有し、
前記第1ユニット端子は、前記第1ユニット筐体側面に配置され、前記第2ユニット端子は、前記第2ユニット筐体側面に配置されている、送電装置。
【請求項4】
請求項3に記載の送電装置であって、
前記第1ユニット端子と前記第2ユニット端子とは、鉛直方向に対面している、送電装置。
【請求項5】
請求項1に記載の送電装置であって、
前記電気回路は、前記送電コイルと電気的に接続される共振コンデンサ(Cs)を含み、
前記共振コンデンサは、容量値が第1容量値と、前記第1容量値よりも大きい第2容量値との間で変更可能であり、
前記電気回路は、前記容量値を、前記第1容量値と前記第2容量値との間で切り替えることにより、前記送電コイルの状態を、前記受電コイルに非接触給電する給電状態と、前記受電コイルへの非接触給電を停止する待機状態との間で切り替えるための制御回路(16)をさらに含む、送電装置。
【請求項6】
請求項5に記載の送電装置であって、
前記少なくとも1つの第2送電ユニットは、複数の第2送電ユニットを含み、
前記電気回路は、動作周波数の前記交流電力を出力する電源回路(11)と、前記交流電力を送るための電力配線(18)と、を含み、
前記複数の第2送電ユニットのそれぞれは、前記電源回路と、前記共振コンデンサと、前記制御回路と、前記電力配線とからなる群から選ばれた少なくとも一つの前記電気回路を収容し、
前記第1送電ユニットと、前記複数の第2送電ユニットとのそれぞれの平面視の形状は多角形であり、前記多角形の少なくとも一辺の長さは予め定められた基準長さを単位とする長さに設定されており、
前記複数の第2送電ユニットから選ばれた2つの第2送電ユニットが前記配置面の上に隣接して配置されることにより、前記2つの第2送電ユニットのそれぞれに収容されている前記電気回路が互いに電気的に接続される、送電装置。
【請求項7】
請求項6に記載の送電装置であって、
前記第1送電ユニットと、前記複数の第2送電ユニットのそれぞれの平面視の大きさは、互いに同じである、送電装置。
【請求項8】
請求項1に記載の送電装置であって、
前記第1送電ユニットは、
前記配置面に沿って配置される第1ユニット筐体下面(31A)と、
前記第1ユニット筐体下面の上方に配置される第1ユニット筐体上面(32A)であって、前記移動体を支持する第1ユニット筐体上面と、を有し、
前記第1ユニット筐体上面は前記第1ユニット筐体下面に対して傾斜する傾斜部(735A)を有し、
前記送電コイルは、前記傾斜部の下方に配置されている、送電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、送電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、無人搬送車に非接触給電するための装置がある(例えば、特許文献1)。この装置の送電コイルは、走行路の床材に埋め込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-236539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既設の床材を送電コイルが埋め込まれている床材に交換する場合には、既設の床材を取り外す手間が生じ得る。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【0006】
本開示の一形態によれば、受電コイル(Lr)を有する移動体(VE)に非接触給電する送電装置(10)が提供される。この送電装置は、送電コイル(Ls)と、前記送電コイルに交流電力を供給するための電気回路(11,12)と、前記送電コイルを収容する第1送電ユニット(20A)と、前記電気回路を収容する第2送電ユニット(20B)と、を備え、前記第1送電ユニットと、前記第2送電ユニットとが配置面(RS)の上に隣接して配置されることにより、前記送電コイルと、前記電気回路とが電気的に接続される。
【0007】
この形態によれば、第1送電ユニットと、第2送電ユニットとを配置面の上に配置することができる。また、送電装置は、第1送電ユニットと、第2送電ユニットとに分割されているため、送電装置よりも軽量な第1送電ユニットおよび第2送電ユニットをそれぞれ運搬することができる。よって、送電装置の配置作業における作業負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
非接触給電システムを説明する図である。
倉庫のレイアウトを示す平面図である。
無人搬送車の底面を示す底面図である。
非接触給電システムの回路図である。
送電装置の構造を示す斜視図である。
送電装置の断面を模式的に示す断面図である。
ユニット接続部の斜視図である。
第2実施形態の送電装置の回路図である。
第2実施形態の送電装置の構造を模式的に示す平面図である。
第2実施形態のユニット接続部の斜視図である。
第3実施形態の送電装置の構造を模式的に示す平面図である。
第4実施形態の送電装置の構造を模式的に示す平面図である。
第5実施形態の送電装置の構造を模式的に示す平面図である。
第6実施形態の送電装置の側面図である。
送電共振回路の他の実施形態の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
A.第1実施形態:
A1.非接触給電システムの概要:
図1に示すように、非接触給電システム1は、管理装置3と、送電装置10と、受電装置80とを備える。送電装置10は、受電装置80に非接触給電を行う。本実施形態では、非接触給電システム1は、倉庫内に配置されている。送電装置10は、倉庫の配置面としての床面RS上に配置されている。受電装置80は、床面RSを走行する移動体としての無人搬送車VEに搭載されている。無人搬送車VEは、積載物LOを搬送する無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)である。無人搬送車VEは、管理装置3の指示に従って走行する。
【0010】
図2に示すように、倉庫には、積載物配置領域AE1と、作業領域AE2とが設けられている。積載物配置領域AE1は、積載物LOが配列される領域である。作業領域AE2は、作業者OPが作業するために、積載物LOを積載した無人搬送車VEが停止する領域である。無人搬送車VEは、予め定められた移動経路ROに沿って走行する。
(【0011】以降は省略されています)
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