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公開番号
2025121440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016798
出願日
2024-02-07
発明の名称
現像装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250813BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】転写残トナーとともに回収される異物(紙粉等)が現像剤担持体と層厚規制部材との間に挟まって発生する画像不良の抑制と、高画像面積率の画質維持との両立を図る。
【解決手段】回転駆動される現像剤担持体41上に現像剤収容部46内の現像剤を供給回転体42により供給し、現像剤担持体上の現像剤を層厚規制部材44により薄層化した後、潜像担持体1上の潜像を現像するとともに、潜像担持体上の転写残トナーT3を回収する現像装置4であって、供給回転体は、現像剤担持体との対向部で現像剤担持体の表面移動方向と逆向きの表面移動方向となるように回転駆動され、供給回転体の表面は、転写残トナーとともに回収される異物の付着を抑制する付着抑制面となっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転駆動される現像剤担持体上に現像剤収容部内の現像剤を供給回転体により供給し、該現像剤担持体上の現像剤を層厚規制部材により薄層化した後、潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該潜像担持体上の転写残トナーを回収する現像装置であって、
前記供給回転体は、前記現像剤担持体との対向部で該現像剤担持体の表面移動方向と逆向きの表面移動方向となるように回転駆動され、
前記供給回転体の表面は、300μm未満の単泡セルを含む発泡層で構成されていることを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の現像装置において、
前記対向部に対して前記現像剤担持体の表面移動方向上流側が鉛直方向下側に位置するように構成されていることを特徴とする現像装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記供給回転体の表面移動速度が前記現像剤担持体の表面移動速度よりも遅いことを特徴とする現像装置。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の現像装置において、
前記対向部では、前記現像剤担持体が前記供給回転体に対して1mm以上の食い込んでいることを特徴とする現像装置。
【請求項5】
潜像担持体上の転写残トナーを現像装置で回収するクリーナレス構成の画像形成装置であって、
前記現像装置として、請求項1又は2に記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転駆動される現像剤担持体上に現像剤収容部内の現像剤を供給回転体により供給し、該現像剤担持体上の現像剤を層厚規制部材により薄層化した後、潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該潜像担持体上の転写残トナーを回収する現像装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、転写残トナーを現像装置に回収するクリーナレスシステムに採用される現像装置において、気泡同士がつながっている連続気泡体で構成される発泡ウレタン層を表面層とした供給ローラ(供給回転体)を用いるものが開示されている。この現像装置において、供給ローラは、現像ローラ(現像剤担持体)との対向部で現像ローラの表面移動方向と同じ向きの表面移動方向となるように回転駆動される。特許文献1の記載によれば、この構成により、潜像担持体から転写残トナーとともに現像ローラに回収される異物(紙粉)が、供給ローラと現像ローラとの対向部に対して供給ローラ表面移動方向上流側の領域に滞留するとしている。その結果、潜像担持体から転写残トナーとともに現像ローラに回収される異物(紙粉)が、現像ローラと現像ブレード(層厚規制部材)との間に挟まって画像不良が発生することが抑制されるとしている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、クリーナレスシステムに採用される従来の現像装置では、転写残トナーとともに回収される異物(紙粉等)が現像剤担持体と層厚規制部材との間に挟まって発生する画像不良の抑制と、高画像面積率の画質維持との両立が困難であった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、回転駆動される現像剤担持体上に現像剤収容部内の現像剤を供給回転体により供給し、該現像剤担持体上の現像剤を層厚規制部材により薄層化した後、潜像担持体上の潜像を現像するとともに、該潜像担持体上の転写残トナーを回収する現像装置であって、前記供給回転体は、前記現像剤担持体との対向部で該現像剤担持体の表面移動方向と逆向きの表面移動方向となるように回転駆動され、前記供給回転体の表面は、前記転写残トナーとともに回収される異物の付着を抑制する付着抑制面となっていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、転写残トナーとともに回収される異物(紙粉等)が現像剤担持体と層厚規制部材との間に挟まって発生する画像不良の抑制と、高画像面積率の画質維持との両立が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図。
同画像形成装置の作像部を説明するための説明図。
同画像形成装置の現像装置の構成を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の画像形成装置は、電子写真方式の画像形成装置であり、いわゆる1ドラム型の直接転写方式のモノクロ機である。ただし、本実施形態は、1ドラム型中間転写方式のフルカラー機、4連タンデム型の直接転写方式又は中間転写方式のフルカラー機などの他の画像形成装置にも適用可能である。
【0009】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の作像部を説明するための説明図である。
図3は、本実施形態の現像装置4の構成を示す説明図である。
本実施形態の画像形成装置10における作像部は、潜像担持体としてのドラム状の感光体1を備えている。作像部は、感光体1の周囲に、帯電手段としての帯電器2と、潜像形成手段としての光書込装置3と、現像手段としての現像装置4と、転写手段としての転写装置5と、除電手段としての除電器6とを備えている。
【0010】
本実施形態に係る画像形成装置10は、転写後に感光体1に残留する転写残トナーを回収するための専用のクリーニング手段を備えず、感光体1上の転写残トナーを現像装置4で回収するクリーナレスシステムの画像形成装置である。クリーナレスシステムでは、感光体1の周囲にクリーニング手段を設けるスペースを削減できるので、感光体1の径を小さくすることが可能である。これにより、例えば感光体1からトナー像を転写する記録材が、転写後に感光体表面に付着しやすい薄紙等である場合でも、感光体1の曲率だけで記録材を感光体1から安定して分離させることができる。その結果、感光体の周囲には、記録材の分離手段を設ける必要もなくなる。よって、クリーナレスシステムでは、画像形成装置のコストダウンおよび小型化を図ることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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