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公開番号
2025122286
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024017615
出願日
2024-02-08
発明の名称
竪型型締装置、および竪型射出成形機
出願人
株式会社日本製鋼所
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
45/64 20060101AFI20250814BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】流体供給装置が設けられている場合、そのシールを容易に交換するできる竪型型締装置を提供する。
【解決手段】竪型型締装置(2)は、固定盤(9)の上面に回転自在にロータリーテーブル(15)が設けられている。複数本のタイバー(12、12)のうち、1本がセンタータイバー(12A)になってロータリーテーブル(15)の中心を貫通している。センタータイバー(12A)について、着脱可能な所定肉厚のスリーブ(40)を介して上可動盤(10)に取り付ける。そしてこの状態でタイバーナット(63)により上可動盤(10)に固定する。
【選択図】図3A
特許請求の範囲
【請求項1】
固定盤と、
前記固定盤の上方に設けられている上可動盤と、
前記固定盤の下方に設けられている下可動盤と、
前記固定盤を貫通して上端部がタイバーナットにより前記上可動盤に固定されていると共に下端部が前記下可動盤に連結されている複数本のタイバーと、
前記固定盤と前記下可動盤の間に設けられている型締機構と、
前記固定盤の上面に回転自在に設けられているロータリーテーブルと、を備え、
1本の前記タイバーが前記ロータリーテーブルを貫通するセンタータイバーになっており、
前記センタータイバーは、着脱可能な所定肉厚のスリーブを介して前記上可動盤に取り付けられた状態で前記タイバーナットにより固定されている、竪型型締装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記竪型型締装置は、金型に流体を供給する流体供給装置を備え、
前記流体供給装置は前記ロータリーテーブルの上に設けられ、前記センタータイバーによって貫通されている、請求項1に記載の竪型型締装置。
【請求項3】
前記タイバーは3本からなる、請求項1または2に記載の竪型型締装置。
【請求項4】
前記スリーブにはフランジ部が形成されている、請求項1または2に記載の竪型型締装置。
【請求項5】
前記スリーブは、所定の固定手段により前記フランジ部が前記上可動盤に固定されることにより前記上可動盤に固定されるようになっている、請求項4に記載の竪型型締装置。
【請求項6】
前記上可動盤において前記スリーブが挿入されている貫通孔は上部が拡径した段部に形成され、該段部に前記フランジ部が載せられようになっている、請求項4に記載の竪型型締装置。
【請求項7】
前記上可動盤において前記スリーブが挿入されている貫通孔は、前記上可動盤の側面に達する所定幅のスリットが形成されて側面側に開口している、請求項1または2に記載の竪型型締装置。
【請求項8】
前記スリットには、前記スリットを閉鎖する閉鎖部材が着脱自在に設けられている、請求項7に記載の竪型型締装置。
【請求項9】
竪型型締装置と、
前記竪型型締装置の上に設けられ射出材料を射出するようになっている射出装置と、から構成され、
前記竪型型締装置は、固定盤と、
前記固定盤の上方に設けられている上可動盤と、
前記固定盤の下方に設けられている下可動盤と、
前記固定盤を貫通して上端部がタイバーナットにより前記上可動盤に固定されていると共に下端部が前記下可動盤に連結されている複数本のタイバーと、
前記固定盤と前記下可動盤の間に設けられている型締機構と、
前記固定盤の上面に回転自在に設けられているロータリーテーブルと、を備え、
1本の前記タイバーが前記ロータリーテーブルを貫通するセンタータイバーになっており、
前記センタータイバーは、着脱可能な所定肉厚のスリーブを介して前記上可動盤に取り付けられた状態で前記タイバーナットにより固定されている、竪型射出成形機。
【請求項10】
前記竪型型締装置は、金型に流体を供給する流体供給装置を備え、
前記流体供給装置は前記ロータリーテーブルの上に設けられ、前記センタータイバーによって貫通されている、請求項9に記載の竪型射出成形機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センタータイバーを中心に回転するロータリーテーブルが設けられている竪型型締装置、および竪型射出成形機に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
竪型射出成形機は、上下方向に型開閉される竪型型締装置と射出装置とを備えている。竪型型締装置は、フレームに固定されている固定盤と、この固定盤の上方に設けられている上可動盤と、下方に設けられている下可動盤とを備え、上可動盤と下可動盤は複数本のタイバーで連結され、下可動盤と固定盤の間に型締機構が設けられている。ロータリーテーブルを備えている竪型射出成形機の場合には、固定盤の上にロータリーテーブルが設けられ1本のタイバー、つまりセンタータイバーを中心に回転するようになっている。
【0003】
金型に加熱・冷却等を目的として流体を供給する場合、流体供給装置が必要になる。ロータリーテーブルを備えた竪型射出成形機の場合、流体供給装置は例えば特許文献1に記載されているように、センタータイバーに貫通されるようにしてロータリーテーブルの上に設けられることが多い。このような流体供給装置は、センタータイバーと同心円状に設けられ固定盤もしくは上可動盤に対して固定される円筒状の供給筒と、この供給筒の外側に設けられ供給筒に対して摺動する円筒状の分配筒と、から概略構成されている。分配筒はロータリーテーブルに固定されてロータリーテーブルと共に回転するようになっている。供給筒と分配筒には所定の流路が形成されており、供給筒から供給される流体はロータリーテーブルの回転位置によらずに分配筒を介して金型に送られ、金型から排出される流体は、分配筒を介して供給筒に戻されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平7-40119号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
流体供給装置は供給筒に対して分配筒が回転するようになっているので、供給筒と分配筒の摺動面には液漏れを防止する環状のシールが複数本設けられている。このシールは長期間の運転により劣化するので、定期的に交換する必要がある。環状のシールはセンタータイバーによって貫通されている供給筒と分配筒の間に設けられているので、必然的にセンタータイバーによって貫通されている。つまり、新しいシールを装着するときにはセンタータイバーの端部から、センタータイバーに貫通されるようにしてシールを挿入する必要がある。このようにシールを挿入するには、上可動盤が妨げになるので、上可動盤を取り外してセンタータイバーの端部を露出させる必要がある。つまり、センタータイバーに貫通されるタイプの流体供給装置を竪型射出成形機に設ける場合、シール交換に要する作業量が多く、保守のコストが大きいという問題がある。
【0006】
本開示において、流体供給装置が設けられている場合であっても、流体供給装置のシールを容易に交換することができる竪型型締装置を提供する。
【0007】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
竪型型締装置は、固定盤と上可動盤と下可動盤とを備え、上可動盤と下可動盤とが複数本のタイバーに接続され、下可動盤と固定盤の間に型締機構が設けられている。本開示が対象とする竪型型締装置は、固定盤の上面に回転自在にロータリーテーブルが設けられている。そして1本のタイバーがロータリーテーブルの中心を貫通するセンタータイバーになっている。本開示は、センタータイバーについて、着脱可能な所定肉厚のスリーブを介して上可動盤に取り付けられた状態でタイバーナットにより固定するように構成する。
【発明の効果】
【0009】
本開示は、流体供給装置が設けられている場合に、流体供給装置のシールを容易に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る竪型射出成形機の正面図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部と流体供給装置とを示す側面断面図である。
第1の実施形態に係る上可動盤と、スリーブとを示す斜視図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態の変形例に係る上可動盤と、スリーブと、閉鎖部材とを示す斜視図である。
第1の実施形態の変形例に係る上可動盤の一部を示す斜視図である。
第1の実施形態の変形例に係る竪型型締装置の一部を示す斜視図である。
第2の実施形態に係る竪型射出成形機の側面図である。
第2の実施形態に係る竪型型締装置の上面図である。
第2の実施形態に係る竪型型締装置の一部を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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