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公開番号
2025122489
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-21
出願番号
2024018020
出願日
2024-02-08
発明の名称
通信システム及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
13/10 20060101AFI20250814BHJP(計算;計数)
要約
【課題】複数のデバイスへの個別の設定情報の送信と共通的な設定情報の送信とを柔軟に切替えることを可能にする。
【解決手段】複数のデバイスと、前記複数のデバイスへ接続される通信インタフェースと、前記複数のデバイス向けの複数の個別設定情報、及び共通設定情報を記憶する第1記憶部と、前記通信インタフェースの動作モードを指示する制御情報を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部へ前記制御情報を書き込むことにより前記通信インタフェースの動作を制御する制御部と、を備える通信システムが提供される。前記通信インタフェースは、前記第2記憶部内の前記制御情報が第1動作モードを指示する場合、前記第1記憶部内の前記複数の個別設定情報を前記複数のデバイスへ送信し、前記第2記憶部内の前記制御情報が第2動作モードを指示する場合、前記第1記憶部内の前記共通設定情報を前記複数のデバイスへ送信する。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のデバイスと、
前記複数のデバイスへ複数の信号線を介して接続される通信インタフェースと、
前記通信インタフェースから前記複数のデバイスへ送信されるべき設定情報を記憶する第1記憶部と、
前記通信インタフェースの動作モードを指示する制御情報を記憶する第2記憶部と、
前記第2記憶部へ前記制御情報を書き込むことにより、前記通信インタフェースの動作を制御する制御部と、
を備え、
前記第1記憶部は、前記複数のデバイスに個別に適用されるべき複数の個別設定情報、及び前記複数のデバイスに共通的に適用されるべき共通設定情報を記憶し、
前記通信インタフェースは、
前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が第1動作モードを指示する第1の値を含む場合に、前記第1記憶部から前記複数の個別設定情報を読み出して、読み出した前記複数の個別設定情報を前記複数のデバイスへ送信し、
前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が第2動作モードを指示する第2の値を含む場合に、前記第1記憶部から前記共通設定情報を読み出して、読み出した前記共通設定情報を前記複数のデバイスへ送信する、
通信システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記通信インタフェースは、前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が前記第2の値を含む場合に、前記第1記憶部から読み出される前記個別設定情報の一部に前記第1記憶部から読み出される前記共通設定情報を上書きして、前記個別設定情報の残部と共に前記共通設定情報を前記複数のデバイスへ送信する、請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記複数のデバイスの各々は、対応する前記信号線を介して受信される前記設定情報を、前記通信インタフェースの前記動作モードに依存しない一定の信号フォーマットに従って解釈する、請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記共通設定情報は、前記一定の信号フォーマットの予め定義される信号位置において前記複数のデバイスの各々へ送信される、請求項3に記載の通信システム。
【請求項5】
前記第1記憶部及び前記第2記憶部は、同一のレジスタの異なる記憶領域である、請求項1に記載の通信システム。
【請求項6】
前記通信インタフェースは、前記レジスタと共に第1基板に実装され、
前記制御部は、前記第1基板と異なる第2基板に実装され、シリアル通信線を介して前記レジスタに情報を書き込む、
請求項5に記載の通信システム。
【請求項7】
シートに画像を形成する画像形成装置であって、
感光体と、
前記感光体を露光する露光装置と、
を備え、
前記露光装置は、請求項1~6のいずれか1項に記載の通信システムを含み、
前記複数のデバイスの各々は、前記感光体の露光に使用される発光素子配列を有する発光チップである、
画像形成装置。
【請求項8】
前記個別設定情報は、各デバイスにおいて前記発光素子配列の駆動回路へ電圧を印加するか否かを設定するための個別設定値を含む、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記共通設定情報は、前記複数のデバイスにおいて前記発光素子配列の駆動回路へ電圧を印加するか否かを共通的に設定するための共通設定値を含み、
前記通信インタフェースは、前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が前記第2の値を含む場合に、前記第1記憶部から読み出される前記個別設定情報の前記個別設定値のための信号位置に、前記第1記憶部から読み出される前記共通設定値を上書きして、前記個別設定情報の残部と共に前記共通設定値を前記複数のデバイスへ送信する、
請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記複数のデバイスの前記発光素子配列は、前記感光体の回転軸と平行な主走査方向に沿って配置され、
前記通信インタフェースは、印刷ジョブの実行時に前記第1動作モードで動作し、シートサイズの範囲外となる前記発光素子配列へ電圧を印加させないための前記個別設定値を対応するデバイスへ送信する、
請求項8に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システム及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を露光することで感光体に静電潜像を形成し、当該静電潜像をトナーで現像することにより画像を形成する。なかでも、発光素子配列からの光を利用する固体露光型の露光装置は、レーザ走査型の露光装置と比較して小型化、静音性の向上及び低コスト化が容易であるために注目を集めている。
【0003】
特許文献1は、固体露光型の露光装置の一例を開示している。特許文献1の露光装置では、発光素子配列を各々有する複数の発光チップが複数の信号線を介して通信インタフェースへ接続されており、各発光チップは動作設定値を記憶するためのレジスタを内部に有する。
【0004】
特許文献2は、画像形成装置において複数のデバイスと通信するための通信システムを開示している。特許文献2の通信システムでは、事前に管理者によりユーザインタフェース(UI)を介して指定されるモードに応じて、共通の設定値を複数のデバイスへまとめて送信するか又は個別の設定値を複数のデバイスへ個別に送信するかを切替えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-35765号公報
特許第4193148号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
固体露光型の露光装置においても、複数の発光チップへの個別の設定情報の送信と共通的な設定情報の送信とを柔軟に切替えることができれば、それら発光チップの設定のための通信の負荷が低減し、通信時間が短縮されるため、生産性の面で有益である。しかし、特許文献2に記載されている、UIを介して事前にモードを指定する手法は、リアルタイムでの動作には不都合であり、特に画像形成装置におけるジョブの実行中の動作の制御には適していない。
【0007】
本発明は、上述した点に鑑み、複数のデバイスへの個別の設定情報の送信と共通的な設定情報の送信とを柔軟に切替えることの可能な、改善された通信制御を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の観点によれば、複数のデバイスと、前記複数のデバイスへ複数の信号線を介して接続される通信インタフェースと、前記通信インタフェースから前記複数のデバイスへ送信されるべき設定情報を記憶する第1記憶部と、前記通信インタフェースの動作モードを指示する制御情報を記憶する第2記憶部と、前記第2記憶部へ前記制御情報を書き込むことにより、前記通信インタフェースの動作を制御する制御部と、を備え、前記第1記憶部は、前記複数のデバイスに個別に適用されるべき複数の個別設定情報、及び前記複数のデバイスに共通的に適用されるべき共通設定情報を記憶し、前記通信インタフェースは、前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が第1動作モードを指示する第1の値を含む場合に、前記第1記憶部から前記複数の個別設定情報を読み出して、読み出した前記複数の個別設定情報を前記複数のデバイスへ送信し、前記第2記憶部に書き込まれた前記制御情報が第2動作モードを指示する第2の値を含む場合に、前記第1記憶部から前記共通設定情報を読み出して、読み出した前記共通設定情報を前記複数のデバイスへ送信する、通信システムが提供される。
【0009】
第2の観点によれば、シートに画像を形成する画像形成装置であって、感光体と、前記感光体を露光する露光装置と、を備え、前記露光装置は、前記第1の観点に係る通信システムを含み、前記複数のデバイスの各々は、前記感光体の露光に使用される発光素子配列を有する発光チップである、画像形成装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数のデバイスへの個別の設定情報の送信と共通的な設定情報の送信とを柔軟に切替えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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