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公開番号
2025122839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018533
出願日
2024-02-09
発明の名称
情報処理装置及び撮像装置
出願人
ニデックプレシジョン株式会社
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
G06M
7/00 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】所定領域を移動する移動体を計数する情報処理装置を提供する。
【解決手段】所定領域が撮影範囲に含まれる画像データを取得する取得部と、取得された画像データ内の所定領域に対応する位置に、移動体の移動を検出する検出ラインを設定する設定部と、画像データ上において、検出ラインを通過する移動体を検出し、検出した移動体の数を計数する検出部と、を備える。設定部は、検出ラインの近傍の明暗の変化に応じて、画像データ上の検出ラインの位置を変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定領域を移動する移動体を計数する情報処理装置であって、
前記所定領域が撮影範囲に含まれる画像データを取得する取得部と、
取得された前記画像データ内の前記所定領域に対応する位置に、前記移動体の移動を検出する検出ラインを設定する設定部と、
前記画像データ上において、前記検出ラインを通過する前記移動体を検出し、検出した前記移動体の数を計数する検出部と、を備え、
前記設定部は、前記検出ラインの近傍の明暗の変化に応じて、前記画像データ上の前記検出ラインの位置を変更する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記設定部は、前記画像データ上において、前記検出ラインの近傍に前記移動体が移動する移動方向に沿って複数の検出領域を設定し、複数の前記検出領域のそれぞれの明るさに基づいて、明暗の変化を検出する、情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置において、
前記設定部は、複数の前記検出領域の明るさを比較し、比較結果に基づいて前記検出ラインの位置を変更する、情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置において、
複数の前記検出領域は、前記移動方向に沿って、第1検出領域と、第2検出領域と、第3検出領域とを含み、
前記設定部は、
前記第1検出領域を、前記第2検出領域と前記第3検出領域との間に設定し、
前記第1検出領域と前記第2検出領域と前記第3検出領域とが略等しい明るさの場合には、前記検出ラインを前記第1検出領域内の初期位置に設定し、
前記第2検出領域が前記第1検出領域及び前記第3検出領域よりも明るい場合には、前記検出ラインの位置を前記初期位置から前記第2検出領域に向けて変更し、
前記第3検出領域が前記第1検出領域及び前記第2検出領域よりも明るい場合には、前記検出ラインの位置を前記初期位置よりも前記第3検出領域に向けて変更する、情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置において、
前記設定部は、
前記第2検出領域が前記第1検出領域及び前記第3検出領域よりも明るい場合には、前記検出ラインを前記第2検出領域と前記第1検出領域との境界に設定し、
前記第3検出領域が前記第1検出領域及び前記第2検出領域よりも明るい場合には、前記検出ラインを前記第3検出領域と前記第1検出領域との境界に設定する、情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置において、
前記設定部は、
前記第1検出領域の明るさと前記第2検出領域の明るさとの差である第1の差の値と、前記第1検出領域の明るさと前記第3検出領域の明るさとの差である第2の差の値とを算出し、
前記第1の差の値と前記第2の差の値とが閾値以下の場合には、前記第1検出領域と前記第2検出領域と前記第3検出領域とが略等しい明るさと判定し、
前記第1の差の値が前記閾値よりも大きく、前記第2の差の値が前記閾値以下の場合には、前記第2検出領域が前記第1検出領域及び前記第3検出領域よりも明るいと判定し、
前記第2の差の値が前記閾値よりも大きく、前記第1の差の値が前記閾値以下の場合には、前記第3検出領域が前記第1検出領域及び前記第2検出領域よりも明るいと判定する、情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置において、
前記設定部は、設定された前記検出ラインを前記画像データ上に重畳し、表示用画像データを生成する、情報処理装置。
【請求項8】
請求項1から7までの何れか一項に記載の情報処理装置は、撮像装置であり、
前記取得部は、光学系と、前記光学系を介して入射した光を受光して前記画像データを生成する受光部とを有する、撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、予め決められた領域を出入りする移動体の計数を行う技術が知られている。特許文献1には、撮像装置によって生成された撮像画像を用いて、移動体の通過の検出、所定領域内の人数の検出を行う技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-021047号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、撮像画像上に人物の通過検知のためのラインが設定されている。このラインは所定領域の入口と出口とに設定され、人物がラインを通過すると人数の計数が行われる。しかし、ラインが設定された位置は固定されているため、所定領域の内部と外部との明暗差が大きい場合に、移動体の通過を検出する精度が低下する虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の情報処理装置は、所定領域を移動する移動体を計数する情報処理装置であって、前記所定領域が撮影範囲に含まれる画像データを取得する取得部と、取得された前記画像データ内の前記所定領域に対応する位置に、前記移動体の移動を検出する検出ラインを設定する設定部と、前記画像データ上において、前記検出ラインを通過する前記移動体を検出し、検出した前記移動体の数を計数する検出部と、を備える。前記設定部は、前記検出ラインの近傍の明暗の変化に応じて、前記画像データ上の前記検出ラインの位置を変更する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、所定領域の明るさが変化した場合であっても移動体の検出、計数の精度低下が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施の形態の撮像装置の要部構成を模式的に示すブロック図である。
図2Aは、移動体の計数方法を説明する模式図である。
図2Bは、移動体の計数方法を説明する模式図である。
図2Cは、移動体の計数方法を説明する模式図である。
図3Aは、撮像部によって生成された画像データを模式的に示す図である。
図3Bは、撮像部によって生成された画像データ内に移動体が含まれる場合を模式的に示す図である。
図3Cは、撮像部によって生成された画像データ内に移動体が移動した場合を模式的に示す図である。
図4Aは、検出ライン設定処理を説明する画像データを模式的に示す図である。
図4Bは、検出ライン設定処理を説明する画像データを模式的に示す図である。
図4Cは、検出ライン設定処理を説明する画像データを模式的に示す図である。
図5Aは、検出ラインの位置が変更された場合を模式的に示す図である。
図5Bは、検出ラインの位置が変更された場合を模式的に示す図である。
図6は、検出ライン設定処理の処理フローを説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施の形態の情報処理装置について、撮像装置を一例として、図面を参照しながら詳細に説明する。撮像装置の用途は特に限定されないが、病院,介護施設,工場,店舗等に、監視カメラとして設置するのに適している。撮像装置は、例えば上記施設内に設けられた部屋の出入口付近が撮影可能となる位置に設置されている。このため、撮像装置による撮像範囲には、出入口付近が所定領域として含まれる。撮像装置は、撮像によって取得した画像データを用いて、出入口を通過(移動)する人物等の移動体を検出し、出入口を通過(移動)した移動体の数をカウント(計数)する。
【0009】
<撮像装置の全体構成>
図1は、情報処理装置である撮像装置10の要部構成を模式的に示すブロック図である。撮像装置10は、撮像部20と、制御装置30と、フラッシュメモリ等の記録媒体40と、通信処理部50と、撮像装置10内の各部に電力を供給する電源部60と、を備えている。
【0010】
<撮像部20>
撮像部20は、レンズ21と、撮像素子(イメージセンサ)22とを有している。撮像部20の外部から到達した被写体光は、レンズ21によって撮像素子22の受光面に導かれ、集光される。すなわち、レンズ21は、撮像素子22の受光面上に撮像対象物の像をつくる光学部材(結像光学系)であるか、少なくとも光学部材の一部である。撮像素子22は、レンズ21によって結像された像の光の明暗を電荷量に変換し、変換された電荷量に応じた信号(画像データ)を生成(取得)する受光部である。換言すると、撮像部20は、画像データを取得する取得部として機能する。生成された画像データは、制御装置30へ出力される。尚、撮像部20は、予め定められた周期(フレームレート)にて画像データを生成し、制御装置30へ出力する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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