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公開番号2025122934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018693
出願日2024-02-09
発明の名称電子制御装置
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類G06F 1/26 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】電源スイッチがオフされても、リプログラミングを実施可能にする電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置20は、バッテリ10からの電力が供給されるとともに、電源スイッチ12のオンオフにより電力の供給および供給停止を行う装置電源22と、電源スイッチ12がオンされるとき、装置電源22からの電力が供給される複合電源26と、複合電源26からの電力が供給されるとともに、リプログラミングを実施する制御部50と、を備え、電源スイッチ12がオンされるとき、複合電源26が装置電源22からの電力の供給を維持させることによって、電源スイッチ12がオンからオフされて制御部50のリプログラミングが実施されるとき、装置電源22が複合電源26を介して制御部50に電力を供給する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電子制御装置であって、
電源（１０）からの電力が供給されるとともに、電源スイッチ（１２）のオンオフにより電力の供給および供給停止を行う装置電源（２２）と、
前記電源スイッチがオンされるとき、前記装置電源からの電力が供給される複合電源（２６）と、
前記複合電源からの電力が供給されるとともに、リプログラミングを実施する制御部（５０）と、
を備え、
前記電源スイッチがオンされるとき、前記複合電源が前記装置電源からの電力の供給を維持させることによって、前記電源スイッチがオンからオフされて前記制御部のリプログラミングが実施されるとき、前記装置電源が前記複合電源を介して前記制御部に電力を供給する電子制御装置。
続きを表示（約 460 文字）【請求項２】
前記複合電源は、前記制御部のリプログラミングが完了するとき、前記装置電源からの電力の供給を維持させる請求項１に記載の電子制御装置。
【請求項３】
前記複合電源は、
前記制御部のリプログラミングが実施されるとき、前記制御部と通信することにより、前記制御部が異常であるか否かを判定し、
前記制御部が異常であるとき、前記装置電源からの電力の供給を停止させる請求項１に記載の電子制御装置。
【請求項４】
前記電子制御装置は、前記電源スイッチのオンオフに応じた信号を受信するとともに、前記電源スイッチのオンオフに応じた信号を前記制御部に送信する送受信部（３６）をさらに備え、
前記制御部は、前記送受信部からの信号に基づいて、前記送受信部が異常であるか否かを判定し、
前記複合電源は、前記送受信部が異常である場合に前記電源スイッチがオンからオフされるとき、前記装置電源からの電力の供給を停止させる請求項１ないし３のいずれか１つに記載の電子制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電子制御装置に関するものである。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、特許文献１に記載されているように、電源と、その電源を共有して設けられ、別々の制御機能を有し、それぞれの制御プログラムを独立して書き替え可能な第１マイコンおよび第２マイコンとを備える電動車両の制御装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１４／０４５７８５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載されているような制御装置において、プログラムの書き替えであるリプログラミングを実施するとき、オンオフにより電源からの電力の供給および供給停止を行う電源スイッチをオフすることがある。電源スイッチがオフされると、電源からの電力が第１マイコンおよび第２マイコンに供給されないため、第１マイコンおよび第２マイコンのプログラムの書き替えが実施できない。
【０００５】
本開示は、電源スイッチがオフされても、リプログラミングを実施可能にする電子制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
請求項１に記載の発明は、電子制御装置であって、電源（１０）からの電力が供給されるとともに、電源スイッチ（１２）のオンオフにより電力の供給および供給停止を行う装置電源（２２）と、電源スイッチがオンされるとき、装置電源からの電力が供給される複合電源（２６）と、複合電源からの電力が供給されるとともに、リプログラミングを実施する制御部（５０）と、を備え、電源スイッチがオンされるとき、複合電源が装置電源からの電力の供給を維持させることによって、電源スイッチがオンからオフされて制御部のリプログラミングが実施されるとき、装置電源が複合電源を介して制御部に電力を供給する電子制御装置である。
【０００７】
これにより、電源スイッチがオフされても、制御部への電力の供給が維持されるため、制御部のリプログラミングが実施可能になる。
【０００８】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
一実施形態の電子制御装置が用いられるシステムの構成図。
電子制御装置の制御部の処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
（【００１１】以降は省略されています）

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