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公開番号
2025122996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018798
出願日
2024-02-09
発明の名称
電子機器及びプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
13/38 20060101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明が解決しようとする課題は、デバイスクラスの切り替えに係る利便性を向上させることが可能な電子機器及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の電子機器は、ホスト装置と接続可能な接続部と、ユーザから操作を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部を介した操作以外の自装置に対する他の操作を検知する検知部と、通信確立用の仕様を示す複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデバイスクラスのうち一のデバイスクラスを用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、前記操作受付部を介した操作と前記検知部が検知する他の操作とを組み合わせた所定の操作に応じて、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ホスト装置と接続可能な接続部と、
ユーザから操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部を介した操作以外の自装置に対する他の操作を検知する検知部と、
通信確立用の仕様を示す複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されたデバイスクラスのうち一のデバイスクラスを用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、
前記操作受付部を介した操作と前記検知部が検知する他の操作とを組み合わせた所定の操作に応じて、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを切り替える切替部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記検知部は、前記操作受付部が操作された場合に実行される処理の妨げとなる、自装置の構造的な変化を検知する、
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記電子機器は、プリンタ装置であり、
前記切替部は、前記プリンタ装置のハウジングを開放する前記他の操作が前記検知部で検知された状態で、印刷媒体の搬送指示を受け付けるための前記操作受付部が所定時間の間継続して操作されたことを検出すると、前記デバイスクラスを切り替える、
請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記切替部が前記デバイスクラスを切り替えた後、前記プリンタ装置のハウジングを閉塞する前記他の操作が前記検知部で検知されると、切り替え後の前記デバイスクラスを示す情報を印刷して出力する出力部を更に備える、請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記切替部が前記デバイスクラスを切り替えた後、自装置を再起動させる再起動部を更に備える、請求項1に記載の電子機器。
【請求項6】
ホスト装置と接続可能な接続部と、ユーザから操作を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部を介した操作以外の自装置に対する他の操作を検知する検知部と、を備えた電子機器のコンピュータを、
通信確立用の仕様を示す複数種類のデバイスクラスのうち一のデバイスクラスを用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部、
前記操作受付部を介した操作と前記検知部が検知する他の操作とを組み合わせた所定の操作に応じて、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを切り替える切替部、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電子機器及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
PC(Personal Computer)やPOS端末等のホスト装置では、USB(Universal Serial Bus)コネクタを介して各種の電子機器(USBデバイス)が接続される。例えば、POS端末には、サーマルプリンタ等のプリンタ装置が接続される。
【0003】
ホスト装置では、USBデバイスのデバイスクラスに対応したデバイスドライバを導入しておくことで、接続されたUSBデバイスを周辺機器として使用することができる。具体的には、ホスト装置とUSBデバイスとの間で、エニュメレーションと呼ばれる通信を確立するための処理を行うことで、ホスト装置でUSBデバイスを使用することが可能な状態となる。一方、サーマルプリンタ等のプリンタ装置は、コンパクト化やコスト削減等の目的のため、操作ボタン等の操作インタフェースを極力省いたシンプルな構成のものが登場している。
【0004】
ところで、ホスト装置では、様々な理由により導入されるデバイスドライバが制限される場合がある。ホスト装置のデバイスドライバが、接続するUSBデバイスの種別であるデバイスクラスに対応しない場合、ホスト装置はそのUSBデバイスを使用することはできない。
【0005】
従来、複数のデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを手動選択できるように構成することで、所望のデバイスクラスで動作させることが可能なUSBデバイスも存在している。しかしながら、上述したシンプルな構成のプリンタ装置では、デバイスクラスを容易に切り替えることができず、利便性に欠けるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、デバイスクラスの切り替えに係る利便性を向上させることが可能な電子機器及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の電子機器は、ホスト装置と接続可能な接続部と、ユーザから操作を受け付ける操作受付部と、前記操作受付部を介した操作以外の自装置に対する他の操作を検知する検知部と、通信確立用の仕様を示す複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデバイスクラスのうち一のデバイスクラスを用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、前記操作受付部を介した操作と前記検知部が検知する他の操作とを組み合わせた所定の操作に応じて、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを切り替える切替部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るプリンタ装置の外観を概略的に示す斜視図である。
図3は、実施形態に係るホスト装置及びプリンタ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係るデバイスクラス格納部のデータ構成の一例を模式的に示す図である。
図5は、実施形態に係るプリンタ装置の機能構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態のプリンタ装置が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、実施形態のホスト装置とプリンタ装置との間で行われる動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態に係る電子機器及びプログラムについて説明する。以下に説明する実施形態では、電子機器の一例としてプリンタ装置に適用した例を説明する。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、ホスト装置10とプリンタ装置20とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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