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公開番号2025122927
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-22
出願番号2024018680
出願日2024-02-09
発明の名称情報処理装置
出願人豊田合成株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 9/448 20180101AFI20250815BHJP(計算;計数)
要約【課題】サーバーで動作させるフレームワークの切り換えが容易になる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、サーバー11を備えている。サーバー11にはクライアントコンピュータ12からのリクエストが入力される。サーバー11は、Spring Boot等の第1フレームワーク13を動作させることが可能となっている。また、サーバー11には、上記リクエストに対応した機能として、Struts等の第2フレームワーク14によって実行される機能15が実装されている。サーバー11は、第2フレームワーク14の上記機能15を第1フレームワーク13上で実行させることを可能とするミドルウェア16を動作させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
クライアントコンピュータからのリクエストが入力されるサーバーを備え、前記サーバーは、フレームワークを動作させることが可能であり、前記フレームワークは、前記リクエストに対応した機能を実行し、その機能の実行結果を前記リクエストに対するレスポンスとして前記クライアントコンピュータに返す情報処理装置において、
前記フレームワークは、第1フレームワークであり、
前記リクエストに対応した前記機能は、第2フレームワークによって実行される機能であって前記サーバーに実装されており、
前記サーバーは、前記第2フレームワークの前記機能を前記第1フレームワーク上で実行させることを可能とするミドルウェアを動作させる情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1フレームワークは、前記サーバーに入力された前記リクエストを前記ミドルウェアに渡すものであり、
前記ミドルウェアは、前記リクエストに基づき実行する前記第2フレームワークの機能を規定したルーティングテーブルを読み込み、そのルーティングテーブルを参照して前記リクエストに対応する前記第2フレームワークの機能を実行させる請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ミドルウェアは、前記リクエストに対応する前記第2フレームワークの機能を前記第1フレームワーク上で実行させ、前記機能の実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返すものであり、
前記サーバーには、前記第2フレームワークによって実行される機能として、前記実行結果に基づき同実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を表示する表示機能が実装されているとともに、前記表示機能をその名前をもとに実行するためのタグ機能が実装されており、
前記ミドルウェアは、前記実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返す際、前記表示形式が前記第2フレームワークに依存した表示機能に対応したものであるときには、前記タグ機能を実行することにより前記表示機能の名前に基づき前記第2フレームワークの前記表示機能を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1フレームワークは、データーベースを操作する際に利用されるデーターベースライブラリを備えるとともに、前記サーバーに入力された前記リクエストを前記ミドルウェアに渡すものであり、
前記ミドルウェアは、前記リクエストに基づき実行する前記第2フレームワークの機能として、前記データーベースを操作する言語であるSQLに基づきライブラリ呼び出しプログラムを実行するものであり、
前記ライブラリ呼び出しプログラムは、データーベース管理クラスの内容が第1フレームワークに対応するものとされ、且つ、前記データーベース管理クラスのパッケージ名及びクラス名が前記第2フレームワークで用いられるものと同じとされており、前記ミドルウェアによって前記SQLに基づき実行されることにより、前記データーベースライブラリを利用して前記データーベースを操作するものである請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記データーベースライブラリは、前記データーベースの操作の実行結果を前記ミドルウェアに渡すものであり、
前記ミドルウェアは、前記実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返すものであり、
前記サーバーには、前記第2フレームワークによって実行される機能として、前記実行結果に基づき同実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を表示する表示機能が実装されているとともに、前記表示機能をその名前をもとに実行するためのタグ機能が実装されており、
前記ミドルウェアは、前記実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返す際、前記表示形式が第2フレームワークに依存した表示機能に対応したものであるときには、前記タグ機能を実行することにより前記表示機能の名前に基づき前記第2フレームワークの前記表示機能を実行する請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理装置として、例えば特許文献1に示される装置が知られている。同装置は、クライアントコンピュータからのリクエストが入力されるサーバーを備えている。サーバーは、フレームワークを動作させることが可能となっている。フレームワークは、上記リクエストに対応した機能を実行し、その機能の実行結果を上記リクエストに対するレスポンスとしてクライアントコンピュータに返す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-68160号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記情報処理装置では、脆弱性を改善する等の理由により、フレームワークを古いものから新しいものに変えることがある。例えば、新しいフレームワークを第1フレームワークとし、古いフレームワークを第2フレームワークとした場合、フレームワークが第2フレームワークから第1フレームワークに変えられる。その際、第2フレームワークで実行されていた機能を第1フレームワークで実現するよう、第1フレームワークにおけるプログラムの書き換え等を行うと、そのために多大な工数を要する。そうした多大な工数を要する作業が、サーバーで動作させるフレームワークの切り換えを困難にしていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
次に、上記課題を解決する情報処理装置の各態様について記載する。
(態様1)
クライアントコンピュータからのリクエストが入力されるサーバーを備え、前記サーバーは、フレームワークを動作させることが可能であり、前記フレームワークは、前記リクエストに対応した機能を実行し、その機能の実行結果を前記リクエストに対するレスポンスとして前記クライアントコンピュータに返す情報処理装置において、前記フレームワークは、第1フレームワークであり、前記リクエストに対応した前記機能は、第2フレームワークによって実行される機能であって前記サーバーに実装されており、前記サーバーは、前記第2フレームワークの前記機能を前記第1フレームワーク上で実行させることを可能とするミドルウェアを動作させる情報処理装置。
【0006】
脆弱性を改善する等の理由で、サーバーで動作させるフレームワークを、第2フレームワークから第1フレームワークに変えることがある。その際、第2フレームワークによって実行されていた機能を第1フレームワークで実現するよう、第1フレームワークにおけるプログラムの書き換え等を行うと、そのために多大な工数を要する。そうした多大な工数を要する作業が、サーバーで動作させるフレームワークの切り換えを困難にしていた。しかし、上記構成によれば、サーバーがミドルウェアを動作させることにより、第2フレームワークの機能を第1フレームワーク上で実行することができる。この場合、第2フレームワークで実行されていた機能を、プログラムの書き換え等の多大な工数を要する作業をすることなく、第1フレームワーク上で実行することができる。このため、サーバーで動作させるフレームワークの切り換えが容易になる。
【0007】
(態様2)
前記第1フレームワークは、前記サーバーに入力された前記リクエストを前記ミドルウェアに渡すものであり、前記ミドルウェアは、前記リクエストに基づき実行する前記第2フレームワークの機能を規定したルーティングテーブルを読み込み、そのルーティングテーブルを参照して前記リクエストに対応する前記第2フレームワークの機能を実行させる(態様1)に記載の情報処理装置。
【0008】
上記構成によれば、サーバーにリクエストが入力されると、そのリクエストがミドルウェアに渡される。ミドルウェアは、読み込んだルーティングテーブルを参照して、上記リクエストに対応する第2フレームワークの機能を第1フレームワーク上で実行させる。これにより、第2フレームワークの機能を第1フレームワーク上で実行させることができる。
【0009】
(態様3)
前記ミドルウェアは、前記リクエストに対応する前記第2フレームワークの機能を前記第1フレームワーク上で実行させ、前記機能の実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返すものであり、前記サーバーには、前記第2フレームワークによって実行される機能として、前記実行結果に基づき同実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を表示する表示機能が実装されているとともに、前記表示機能をその名前をもとに実行するためのタグ機能が実装されており、前記ミドルウェアは、前記実行結果を表示するための表示形式で前記実行結果を前記クライアントコンピュータに返す際、前記表示形式が前記第2フレームワークに依存した表示機能に対応したものであるときには、前記タグ機能を実行することにより前記表示機能の名前に基づき前記第2フレームワークの前記表示機能を実行する(態様1)に記載の情報処理装置。
【0010】
上記構成によれば、クライアントコンピュータに対しリクエストに基づく機能の実行結果をレスポンスする際、その実行結果を表示するための表示形式で上記実行結果がクライアントコンピュータに返される。上記実行結果を上記表示形式で表示するための表示機能のうち、第2フレームワークに依存した表示機能があるときには、タグ機能を実行することにより上記表示機能の名前に基づき第2フレームワークの上記表示機能が実行される。こうして第1フレームワーク上で第2フレームワークの上記表示機能が実行されるようになる。
(【0011】以降は省略されています)

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