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公開番号
2025122745
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018358
出願日
2024-02-09
発明の名称
電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成方法
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
5/147 20060101AFI20250815BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画質の向上及び連続印刷における画像濃度変化の抑制を可能とする電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】本発明の電子写真感光体は、導電性支持体の上に、少なくとも感光層及び表面保護層が順次積層されてなる電子写真感光体であって、前記表面保護層が、Ti原子と、Ti原子以外の金属原子又は半金属原子である第2原子と、を含有する金属酸化物微粒子を含有し、前記表面保護層の断面に現れる前記金属酸化物微粒子の断面の円相当径の平均値をAとし、当該円相当径の標準偏差値をBとしたとき、変動係数(B/A)が、0.12~0.35の範囲内である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導電性支持体の上に、少なくとも感光層及び表面保護層が順次積層されてなる電子写真感光体であって、
前記表面保護層が、Ti原子と、Ti原子以外の金属原子又は半金属原子である第2原子と、を含有する金属酸化物微粒子を含有し、
前記表面保護層の断面に現れる前記金属酸化物微粒子の断面の円相当径の平均値をAとし、当該円相当径の標準偏差値をBとしたとき、変動係数(B/A)が、0.12~0.35の範囲内である、
電子写真感光体。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第2原子が、Nb原子である、
請求項1に記載の電子写真感光体。
【請求項3】
前記表面保護層が、下記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル系モノマーの重合物を少なくとも含有するか、又は、下記一般式(1)で表される構造を有する化合物及び架橋(メタ)アクリル系樹脂を少なくとも含有する、
請求項1に記載の電子写真感光体。
TIFF
2025122745000019.tif
25
165
[一般式(1)において、R
1
、R
2
、及びR
3
は、それぞれ独立して、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、アリル基、又はアシル基である。R
1
、R
2
、及びR
3
は、置換基を有していてもよい。R
1
、R
2
、及びR
3
のうちの少なくとも2つは、互いに結合を形成していてもよい。]
【請求項4】
前記金属酸化物微粒子の平均一次粒径が、40~140nmの範囲内である、
請求項1に記載の電子写真感光体。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の電子写真感光体を備える、
画像形成装置。
【請求項6】
請求項5に記載の画像形成装置を用いて画像を形成する、
画像形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1において、以下の技術が開示されている。導電性支持体と、感光層と、保護層(表面保護層)とを有する電子写真感光体であって、該保護層は、導電性粒子を含有し、該導電性粒子の表面は、チタン原子及びニオブ原子を含有する金属酸化物を有する。該金属酸化物の中における、チタン原子に対するニオブ原子の原子濃度比は、0.01以上0.20以下である。該導電性粒子は、ケイ素原子を有する化合物で表面処理されている。該保護層における該導電性粒子の含有割合は、該保護層の全体積に対して5体積%以上40体積%未満である。該保護層の表面においては、X線光電子分光分析により決定される複数の原子の相対濃度が、特定の条件を満たす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-57026号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子写真感光体(以下、単に「感光体」ともいう)の表面保護層における含有微粒子の分散状態が適正でない場合、これを用いて形成した画像に局所欠陥が現れたり、連続印刷時に画像間で画像濃度が変化したりすることがあった。しかしながら、特許文献1に記載の技術における計測管理手法では、表面保護層全体としての平均的な状態を知ることはできるが、局所的な不具合の予見はできないし、表面保護層に含まれる粒子の詳細な分散状態についても知りえない。当該計測管理手法は、X線光電子分光法、体積抵抗率、体積比率などであり、いずれも、導電性粒子の粒径に比して、平面分解能があまりにも不十分なためである。
【0005】
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものである。本発明が解決しようとする課題は、画質の向上及び連続印刷における画像濃度変化の抑制を可能とする電子写真感光体、画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る上記課題は、以下の手段により解決される。
【0007】
1.導電性支持体の上に、少なくとも感光層及び表面保護層が順次積層されてなる電子写真感光体であって、
前記表面保護層が、Ti原子と、Ti原子以外の金属原子又は半金属原子である第2原子と、を含有する金属酸化物微粒子を含有し、
前記表面保護層の断面に現れる前記金属酸化物微粒子の断面の円相当径の平均値をAとし、当該円相当径の標準偏差値をBとしたとき、変動係数(B/A)が、0.12~0.35の範囲内である、
電子写真感光体。
【0008】
2.前記第2原子が、Nb原子である、
第1項に記載の電子写真感光体。
【0009】
3.前記表面保護層が、下記一般式(1)で表される構造を有する(メタ)アクリル系モノマーの重合物を少なくとも含有するか、又は、下記一般式(1)で表される構造を有する化合物及び架橋(メタ)アクリル系樹脂を少なくとも含有する、
第1項に記載の電子写真感光体。
【0010】
TIFF
2025122745000002.tif
23
165
(【0011】以降は省略されています)
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