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公開番号
2025123385
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025100218,2021089900
出願日
2025-06-16,2021-05-28
発明の名称
走行計画生成装置、走行計画取得装置、走行計画生成方法及び走行計画取得方法
出願人
日産自動車株式会社
代理人
弁理士法人とこしえ特許事務所
主分類
G01C
21/34 20060101AFI20250815BHJP(測定;試験)
要約
【課題】走行ルートに自動車専用道路を含む場合でも、効率的なエネルギ補充を行う走行計画を生成する走行計画生成装置、走行計画取得装置、走行計画生成方法及び走行計画取得方法を提供することである。
【解決手段】車両が目的地まで走行する走行計画を生成し、走行計画に自動車専用道路が含まれる場合、車両が自動車専用道路を走行する前に、自動車専用道路を走行中に車両のエネルギが不足するか否かを判定し、エネルギが不足すると判定される場合には、走行経路上の自動車専用道路の入口より前の位置にあるエネルギを補給する補給施設である第1補給施設を走行計画における経由地に設定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両が目的地まで走行する走行計画を生成する走行計画生成部と、
前記走行計画に自動車専用道路が含まれる場合、前記車両が前記自動車専用道路を走行する前に、前記自動車専用道路を走行中に前記車両のエネルギが不足するか否かを判定する判定部と、
前記判定部が、前記エネルギが不足すると判定した場合、走行経路上の前記自動車専用道路の入口より前の位置にある前記エネルギを補給する補給施設である第1補給施設を前記走行計画における経由地に設定する補給施設設定部と、を備える走行計画生成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記車両のエネルギ残量で前記自動車専用道路上の第2補給施設まで到達できるか否かを判定し、
前記補給施設設定部は、前記判定部によって、前記第2補給施設まで到達できないと判定される場合、前記第1補給施設を前記経由地に設定する請求項1に記載の走行計画生成装置。
【請求項3】
前記判定部は、
前記車両のエネルギ残量を示すエネルギ情報を取得し、
前記エネルギ残量で前記車両が走行可能な走行可能距離を算出し、
前記車両の位置情報と、前記第2補給施設の位置情報とに基づいて、前記車両の位置から前記第2補給施設までの対象走行距離を算出し、
前記走行可能距離と、前記対象走行距離と、に基づいて、前記第2補給施設まで到達できるか否かを判定する請求項2に記載の走行計画生成装置。
【請求項4】
前記補給施設設定部は、前記第2補給施設より前の位置にある前記自動車専用道路の出口から出て一般道路上の第3補給施設に到達するために必要な前記エネルギがある場合であっても、前記判定部によって、前記第2補給施設まで到達できないと判定されるときには、前記第1補給施設を前記経由地に設定する請求項2又は3に記載の走行計画生成装置。
【請求項5】
前記判定部は、
前記車両のエネルギ残量を示すエネルギ情報を取得し、
前記エネルギ残量が、エネルギ残量閾値以下であるか否かを判定し、
前記エネルギ残量が、前記エネルギ残量閾値以下であると判定される場合には、前記エネルギ残量で前記車両が到達可能な到達可能範囲内であって前記自動車専用道路上に位置する第2補給施設があるか否かを判定し、
前記補給施設設定部は、
前記判定部によって、前記第2補給施設がないと判定される場合には、前記第1補給施設を前記経由地に設定する請求項1に記載の走行計画生成装置。
【請求項6】
前記エネルギ残量で前記車両が走行可能な走行可能距離を算出し、
前記車両の位置情報と、前記第2補給施設の位置情報とに基づいて、前記車両の位置から前記第2補給施設までの対象走行距離を算出し、
前記走行可能距離と、前記対象走行距離と、に基づいて、前記第2補給施設があるか否かを判定する請求項5に記載の走行計画生成装置。
【請求項7】
前記補給施設設定部は、
前記判定部によって、前記第2補給施設があると判定される場合には、前記第1補給施設よりも前記第2補給施設を優先的に前記経由地に設定する請求項5又は6に記載の走行計画生成装置。
【請求項8】
前記補給施設設定部は、前記車両のエネルギ残量が、少なくとも前記第2補給施設に到達するために必要なエネルギ残量になるように、前記第1補給施設で補給する推奨エネルギ補給量を設定する請求項2~6のいずれかに記載の走行計画生成装置。
【請求項9】
前記第2補給施設は、前記自動車専用道路上であって、前記自動車専用道路の前記入口に最も近い前記補給施設である請求項2~8のいずれかに記載の走行計画生成装置。
【請求項10】
前記判定部は、前記走行計画に前記自動車専用道路が含まれる場合、前記車両のエネルギ残量に基づいて前記車両が走行可能な距離を算出するための基準エネルギ消費効率を、前記走行計画に前記自動車専用道路が含まれない場合の第1エネルギ消費効率よりも低い第2エネルギ消費効率に設定する請求項1~9のいずれかに記載の走行計画生成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行計画生成装置、走行計画取得装置、走行計画生成方法及び走行計画取得方法に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車の現在地から目的地までの走行ルートと、バッテリ残量と、走行ルート上の充電施設の位置と、バッテリ残量のバッテリ寿命に与える影響を考慮して設定される許容残量範囲とに基づき、推奨充電パターンを決定する技術が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1の技術は、走行ルート上に沿って車両の仮想位置を少しずつ進めてバッテリ残量の変化を確認し、バッテリ残量が許容残量範囲以下になるか否かを判定する。そして、特許文献1の発明は、バッテリ残量が許容残量範囲以下になると判定されると、当該判定がされた時点における車両の仮想位置のひとつ前の充電施設を推奨充電施設として決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-11458号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の技術では、走行ルートに自動車専用道路が含まれる場合、自動車専用道路上でバッテリ残量が許容残量範囲以下になると判定され、推奨充電施設が一般道路に位置するときに、車両が自動車専用道路を途中で降りて一般道路上の当該推奨充電施設で充電を行ってしまうため、エネルギ補充が非効率になるおそれがある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、走行ルートに自動車専用道路を含む場合でも、効率的なエネルギ補充を行う走行計画を生成する走行計画生成装置、走行計画取得装置、走行計画生成方法及び走行計画取得方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、車両が目的地まで走行する走行計画を生成し、走行計画に自動車専用道路が含まれる場合、車両が自動車専用道路を走行する前に、自動車専用道路を走行中に車両のエネルギが不足するか否かを判定し、エネルギが不足すると判定される場合には、走行経路上の自動車専用道路の入口より前の位置にあるエネルギを補給する補給施設である第1補給施設を走行計画における経由地に設定することによって上記課題を解決する。
また、本発明は、車両が目的地まで走行する走行計画を取得し、走行計画に自動車専用道路が含まれる場合、車両が自動車専用道路を走行する前に、自動車専用道路を走行中に車両のエネルギが不足するか否かの判定結果を取得し、エネルギが不足するという判定結果を取得する場合、走行経路上の自動車専用道路の入口より前の位置にあるエネルギを補給する施設である第1補給施設を走行計画における経由地に設定することによって上記課題を解決する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、走行ルートに自動車専用道路を含む場合でも、効率的なエネルギ補充を行う走行計画を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る走行計画生成装置の一例を示す構成図である。
図2は、第1実施形態に係る走行計画の生成の一例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る走行計画生成方法に係るフローチャート図である。
図4は、第2実施形態に係る走行計画生成システムの一例を示す構成図である。
図5は、第2実施形態に係る走行計画生成方法に係るフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
≪第1実施形態≫
以下、本発明の第1実施形態に係る走行計画生成装置を図面に基づいて説明する。本実施形態に係る走行計画生成装置は、車両が走行するためのエネルギを補給する補給施設を経由して車両の現在地から目的地まで走行する走行計画を生成する装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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