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公開番号
2025116488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024010937
出願日
2024-01-29
発明の名称
力変換器
出願人
ユニパルス株式会社
代理人
主分類
G01L
5/1627 20200101AFI20250801BHJP(測定;試験)
要約
【課題】歪みゲージの貼る位置の誤差による影響を低減した力変換器を提供する。
【解決手段】力点部4と、支持部5と、起歪部2kと、ホイートストンブリッジ回路と、感歪抵抗体Gとを備え、複数の方向からの力を受けて検出して電気信号に変換する力変換器1であって、力点部4は各力を導入し、支持部5は各力を受けて支持し、起歪部2kは力点部4及び支持部5の中間に設けられて各力により弾性変形し、ホイートストンブリッジ回路は感歪抵抗体Gを含んで構成され、感歪抵抗体Gは、直交する2方向の力のうちの少なくとも1つを検出し、2方向の力それぞれに直交する方向の力によって起歪部に生ずる歪みの検出を打ち消す方向に最大感度を有して起歪部2kに添着される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
力点部と、支持部と、起歪部と、ホイートストンブリッジ回路と、感歪抵抗体とを備え、複数の方向からの力を受けて検出して電気信号に変換する力変換器であって、
前記力点部は前記各力を導入し、
前記支持部は前記各力を受けて支持し、
前記起歪部は前記力点部及び前記支持部の中間に設けられて前記各力により弾性変形し、
前記ホイートストンブリッジ回路は前記感歪抵抗体を含んで構成され、
前記感歪抵抗体は、第1の方向の力及び前記第1の方向の力に直交する第2の方向の力のうちの少なくとも1つを検出し、前記第1の方向の力及び前記第2の方向の力のそれぞれに直交する第3の方向の力によって前記起歪部に生ずる歪みの検出を打ち消す方向に最大感度を有して前記起歪部に添着される力変換器。
続きを表示(約 64 文字)
【請求項2】
前記感歪抵抗体の最大感度の方向が、前記起歪部のポアソン比から定められる請求項1に記載の力変換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、力を検出して電気信号に変換する力変換器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複数の方向から印加された力を方向毎に分離して検出する力変換器が公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-071189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
直交するxy方向の力を検出する力変換器において、起歪部に発生するせん断歪みを検出して、xy各方向の力を検出する方法が公知である。せん断歪みを検出するために、せん断方向に対して45度の方向に最大感度方向の歪みゲージを起歪部に貼るのが一般的である。この直交するxy方向を検出する力変換器において、複数の歪みゲージすべての最大感度方向を揃えて精確に貼ることができれば、このxy方向に直交するz方向に、たとえxy方向よりも比較的大きな力が加わったとしてもこの影響をキャンセルできる。しかしながら、複数の歪みゲージすべての最大感度方向を揃えて精確に貼るのは実際には困難である。そうすると直交するxy方向を検出する力変換器に対して、このxy方向に直交するz方向にxy方向よりも比較的大きな力が加わると、このz方向の力がこのxy方向の検出用の歪みゲージに影響を及ぼすという課題を発明者は見出した。
【0005】
このような問題に鑑みて、本発明は、歪みゲージの貼る位置の誤差による影響を低減した力変換器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る力変換器は、上記の目的を達成するために、
力点部と、支持部と、起歪部と、ホイートストンブリッジ回路と、感歪抵抗体とを備え、複数の方向からの力を受けて検出して電気信号に変換する力変換器であって、
力点部は各力を導入し、
支持部は各力を受けて支持し、
起歪部は力点部及び支持部の中間に設けられて各力により弾性変形し、
ホイートストンブリッジ回路は感歪抵抗体を含んで構成され、
感歪抵抗体は、第1の方向の力及び第1の方向の力に直交する第2の方向の力のうちの少なくとも1つを検出し、第1の方向の力及び第2の方向の力のそれぞれに直交する第3の方向の力によって起歪部に生ずる歪みの検出を打ち消す方向に最大感度を有して起歪部に添着される。
【0007】
また、感歪抵抗体の最大感度の方向が、起歪部のポアソン比から定められる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る力変換器及び被測定物に適合するアダプタの斜視外観図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の斜視図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の分解図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の斜視図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の断面図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の歪みゲージに関する図である。
本発明の実施形態に係る力変換器の感歪抵抗体を含むホイートストンブリッジ回路を含む回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係る力変換器について、図面を基に詳細な説明を行う。図1は本発明の実施形態に係る力変換器1とアダプタ6の斜視外観図である。図2は本発明の実施形態に係る力変換器1の斜視図である。
【0010】
力変換器1は、本体部2と、プレート3と、支持部5を備えている。支持部5は、固定構造部材などのベース7にボルトBaで固定され、外部環境から本体部2を覆って保護している。本体部2は、支持部5に一部を覆われて、外部に露出した接続部2gによって、プレート3に接続されている。プレート3は例えば角型の平板形状であって、接続部2gに固定されている。プレート3には、力点部4xa、4xb、4ya、4yb、4zが配置されている。力点部4xaはプラスx方向の力Fx、力点部4xbはマイナスx方向の力Fx、力点部4yaはプラスy方向の力Fy、力点部4ybはマイナスy方向の力Fy、力点部4zはマイナスz方向の力Fz、をアダプタ6からそれぞれ受けるように配置されている。ここで、力Fxを第1の方向の力とすると、第1の方向の力に直交する力Fyを第2の方向の力、第1の方向の力及び第2の方向の力それぞれに直交する力Fzを第3の方向の力Fzと定義する。
(【0011】以降は省略されています)
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