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公開番号2025126980
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023406
出願日2024-02-20
発明の名称マフラーマウントの遮熱構造
出願人日産自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60K 13/04 20060101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約【課題】マフラーマウントの温度上昇を抑制することができるマフラーマウントの遮熱構造を提供する。
【解決手段】本発明に係るマフラーマウントの遮熱構造では、第2遮熱板5が、マフラーマウント3との間に隙間C1を隔てて、マフラーマウント3と離間するように配置されている。このため、マフラーマウント3に対する第2遮熱板5の熱伝導を抑制することが可能となる。これにより、マフラー2の輻射熱により高温となる第2遮熱板5からマフラーマウント3への熱伝導が遮断され、マフラーマウント3の温度上昇を、効果的に抑制することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体のフロア下面に吊り下げられ、マフラーを弾性的に支持するマフラーマウントと、
前記車体に設けられ、前記マフラーの一部を覆う第1遮熱板と、
前記マフラーマウントと前記マフラーとの間に設けられ、前記マフラーマウントを覆う第2遮熱板と、
を備え、
前記第2遮熱板と前記マフラーマウントとの間に隙間を有する、
マフラーマウントの遮熱構造。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
請求項1に記載のマフラーマウントの遮熱構造であって、
前記マフラーは、前記マフラーから延設されたマフラー側マウントロッドを介して前記マフラーマウントにより吊り下げ支持され、
前記第2遮熱板は、前記第1遮熱板よりも前記マフラーマウント側に配置されている、
マフラーマウントの遮熱構造。
【請求項3】
請求項2に記載のマフラーマウントの遮熱構造であって、
前記第2遮熱板は、前記マフラー側マウントロッドから離間して配置されている、
マフラーマウントの遮熱構造。
【請求項4】
請求項2に記載のマフラーマウントの遮熱構造であって、
前記第2遮熱板は、前記マフラーの後端側を覆う端壁部と、前記端壁部の側縁から前記車体の前方側へ折り曲げ形成され、前記マフラーマウントを覆う側壁部と、を有し、
前記端壁部は、前記マフラー側マウントロッドに固定されている、
マフラーマウントの遮熱構造。
【請求項5】
請求項4に記載のマフラーマウントの遮熱構造であって、
前記端壁部は、前記車体の前後方向に貫通する窓部を有する、
マフラーマウントの遮熱構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、マフラーマウントの遮熱構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来のマフラーマウントの遮熱構造としては、例えば以下の特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
概略を説明すれば、このマフラーマウントの遮熱構造では、マフラーを車体のフロア下面に吊り下げるゴム製のマフラーマウントの外側面を覆う遮熱板が設けられている。遮熱板は、マフラーマウントの外側面を覆うことで、マフラーの輻射熱等によるマフラーマウントの外側面の温度上昇を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平06-040311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来のマフラーマウントの遮熱構造では、遮熱板が、マフラーマウントの外側面に接触するように設けられていた。このため、マフラーの対流熱によって高温となる遮熱板の熱がマフラーマウントに伝導し、かかる熱伝導によってマフラーマウントが温度上昇してしまう点で、なおも改善の余地が残されていた。
【0006】
そこで、本発明は、前記従来のマフラーマウントの遮熱構造の技術的課題に鑑みて案出されたものであって、マフラーマウントの温度上昇を抑制することができるマフラーマウントの遮熱構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、その一態様として、車体のフロア下面に吊り下げられ、マフラーを弾性的に支持するマフラーマウントと、前記車体に設けられ、前記マフラーの一部を覆う第1遮熱板と、前記マフラーマウントと前記マフラーとの間に設けられ、前記マフラーマウントを覆う第2遮熱板と、を備え、前記第2遮熱板と前記マフラーマウントとの間に隙間を有している。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、マフラーマウントを覆う第2遮熱板が設けられていることにより、マフラーマウントに作用するマフラーの輻射熱等を抑制することが可能となる。これにより、マフラーの輻射熱等によるマフラーマウントの温度上昇が抑制され、マフラーマウントの性能を維持することができる。
【0009】
また、本発明によれば、第2遮熱板とマフラーマウントとの間に隙間が設けられていることにより、マフラーマウントに対する第2遮熱板の熱伝導を抑制可能となる。これにより、マフラーマウントの温度上昇を、効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係るマフラーマウントの遮熱構造が適用される車体のフロア下面から視た、マフラーマウント近傍の拡大図である。
図1のA方向から視た矢視図である。
図1のB方向から視た矢視図である。
図3のC-C線断面図である。
図1のD方向から視た矢視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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