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公開番号2025124084
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2025069540,2023176804
出願日2025-04-21,2017-10-11
発明の名称抗LAG-3抗体及びその使用方法
出願人アジェナス インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人
主分類C07K 16/28 20060101AFI20250818BHJP(有機化学)
要約【課題】免疫応答を調節するLAG-3の役割を考慮すると、LAG-3シグナリングを拮抗するように設計された治療剤は、LAG-3媒介免疫抑制を伴う疾患の治療にかなり有望である。
【解決手段】本開示は、LAG-3(例えば、ヒトLAG-3)に特異的に結合し、LAG-3機能を拮抗する抗体を提供する。これらの抗体を含む医薬組成物、これらの抗体をコードする核酸、これらの抗体を作製する発現ベクター及び宿主細胞、及びこれらの抗体を用いた対象の治療方法も提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
相補性決定領域CDRH1、CDRH2、CDRH3、CDRL1、CDRL2及びCDRL3を含む、ヒトLAG-3に特異的に結合する単離抗体であって、CDRH1、CDRH2及びCDRH3のアミノ酸が、配列番号65のアミノ酸配列中に見い出され、CDRL1、CDRL2及びCDRL3のアミノ酸配列が、配列番号73のアミノ酸配列中に見い出される、単離抗体。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
CDRH1、CDRH2及びCDRH3が、それぞれ配列番号79、90及び98のアミノ酸配列を含み、配列番号73のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項3】
配列番号65のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域を含み、CDRL1、CDRL2及びCDRL3が、それぞれ配列番号100、104及び105のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項4】
配列番号65に対して少なくとも95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む重鎖可変領域と、配列番号73に対して少なくとも95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域とを含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項5】
配列番号65のアミノ酸配列を含む重鎖可変領域と、配列番号73のアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域とを含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項6】
重鎖および軽鎖を含み、前記重鎖が、配列番号169に対して少なくとも95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、前記軽鎖が、配列番号187に対して少なくとも95%の配列同一性を有するアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項7】
重鎖および軽鎖を含み、前記重鎖が、配列番号169のアミノ酸配列を含み、前記軽鎖が、配列番号187のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離抗体。
【請求項8】
前記抗体が、以下のもの:
(a)ヒトIgG

、IgG

、IgG

、IgG

、IgA

、及びIgA

からなる群から選択される重鎖定常領域であって、場合により、前記重鎖定常領域が、
(i)EU番号付けシステムにしたがって番号付けされる、N297A突然変異を含むIgG

であり、場合により、配列番号194のアミノ酸配列を含むIgG


(ii)EU番号付けシステムにしたがって番号付けされる、N297Q突然変異を含むIgG


(iii)非フコシル化IgG

;又は
(iv)EU番号付けシステムにしたがって番号付けされる、S228P突然変異を含むIgG

であり、場合により、配列番号196のアミノ酸配列を含む重鎖定常領域を含むIgG

である重鎖定常領域;及び/又は
(b)ヒトラムダ又はカッパ軽鎖定常領域であって、場合により、前記軽鎖定常領域が、配列番号198又は219のアミノ酸配列を含む、軽鎖定常領域
を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の単離抗体。
【請求項9】
請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体と、ヒトLAG-3への結合に関して交差競合する単離抗体。
【請求項10】
請求項1から7のいずれか一項に記載の抗体と、同じヒトLAG-3のエピトープに結合する単離抗体。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2016年10月11日に出願された米国仮出願第62/406,766号、2016年11月10日に出願された同第62/420,280号の優先権の利益を主張し、各々は参照により全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 4,800 文字)【0002】
本開示は、LAG-3(例えば、ヒトLAG-3)に特異的に結合する抗体、及びその使用方法に関する。
【背景技術】
【0003】
CD223としても知られるリンパ球活性化遺伝子3(LAG-3)は、4つの細胞外Igドメイン、及び保存された繰り返しEPモチーフと単一の保存されたKIEELEモチーフとを含有する細胞質ドメインからなる免疫グロブリン(Ig)スーパーファミリーのI型膜タンパク質である(Triebel et al.,(1990)J Exp Med,171:1393-405、Workman et al.,(2002)J Immunol,169:5392-5)。LAG-3は、活性化エフェクターTリンパ球(Teff)、活性化調節性Tリンパ球(Treg)、活性化Bリンパ球、休止しているナチュラルキラー(NK)細胞のサブセット、及び休止している形質細胞様樹状細胞(PDC)上で発現される(Huang et al.,(2004)Immunity,21:503-13、Workman et al.,(2009)J Immunol,182:1885-91、Kisielow et al.,(2005)Eur J Immunol,35:2081-8、Baixeras et al.,(1992)J Exp Med,176:327-37、Workman et al.,(2002)Eur J Immunol,32:2255-63)。慢性病原性感染症または腫瘍微小環境(TME)内などの持続的な抗原暴露の条件下で、LAG-3発現は、1型調節T細胞(Tr1)及びいわゆる消耗した抗原特異的T細胞上で維持される(Park et al.,(2012)Cell Immunol,278:76-83、Gagliani et al.,(2013)Nat Med,19:739-46、Blackburn et al.,(2009)Nat Immunol,10:29-37)。
【0004】
LAG-3は、活性化T細胞を負に調節するように機能する。LAG-3のリガンドは、抗原提示細胞(APC)及び活性化T細胞上で発現されるMHCクラスIIである(Roche and Furuta(2015)Nat Rev Immunol,15:203-16)。LAG-3とそのリガンドとの間の相互作用は、CD4+及びCD8+Teff細胞の増殖及びサイトカイン分泌を阻害する(Macon-Lemaitre and Triebel(2005)Immunology,115:170-8、Huard et al.,(1997)Proc Natl Acad Sci USA,94:5744-9)。Treg及びPDC中のLAG-3は、T細胞機能の負の調節に寄与する(Huang et al.,(2004)Immunity,21:503-13、Workman et al.,(2009)J Immunol,182:1885-91)。免疫恒常性を維持するその役割と一致して、LAG-3欠乏は、PD-1も遺伝的に欠損しているマウスにおいて致死性心筋炎を誘発した(Okazaki et al.,(2011)J Exp Med,208:395-407)。さらに、マウスLAG-3に対するモノクローナル抗体によるインビボ遮断は、PD-1遮断と組み合わせて相乗作用し、同系マウス腫瘍モデルにおける抗腫瘍免疫を増強した(Woo et al.,(2012)Cancer Res,72:917-27)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第7,220,417号(B2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
免疫応答を調節するLAG-3の役割を考慮すると、LAG-3シグナリングを拮抗するように設計された治療剤は、LAG-3媒介免疫抑制を伴う疾患の治療にかなり有望である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、LAG-3(例えば、ヒトLAG-3)に特異的に結合し、LAG-3機能、例えば、LAG-3媒介免疫抑制を拮抗する、抗体を提供する。これらの抗体を含む医薬組成物、これらの抗体をコードする核酸、これらの抗体を作製する発現ベクター及び宿主細胞、及びこれらの抗体を用いた対象の治療方法も提供される。本明細書に開示される抗体は、抗原(例えば、腫瘍抗原、または感染性疾患抗原)に応答してT細胞活性化を増加させる、及び/またはTreg媒介免疫抑制を減少させるため、対象におけるがんの治療、または対象における感染性疾患の治療もしくは予防に特に有用である。
【0008】
したがって、一態様では、本開示は、相補性決定領域CDRH1、CDRH2、及びCDRH3を含む重鎖可変領域、及び相補性決定領域CDRL1、CDRL2、及びCDRL3を含む軽鎖可変領域を含む、抗体または単離抗体であって、
(a)CDRH1は、DX

YX



のアミノ酸配列(配列番号140)を含み、式中


は、TまたはNであり、


は、IまたはMであり、及び


は、H、Y、またはDであり、
(b)CDRH2は、X

IDPANX











PX



QX
10
のアミノ酸配列(配列番号142)を含み、式中


は、E、R、S、またはKであり、


は、DまたはGであり、


は、NまたはHであり、


は、TまたはSであり、


は、KまたはHであり、


は、YまたはFであり、


は、DまたはAであり、


は、KまたはRであり、


は、FまたはLであり、及び

10
は、GまたはDであり、
(c)CDRH3は、YX





YX

VGGX

DYのアミノ酸配列(配列番号144)を含み、式中


は、Y、F、またはSであり、
【0009】
別の態様では、本開示は、ヒトLAG-3に特異的に結合する抗体または単離抗体であって、相補性決定領域CDRH1、CDRH2、及びCDRH3を含む重鎖可変領域、及び相補性決定領域CDRL1、CDRL2、及びCDRL3を含む軽鎖可変領域を含み、
(a)CDRH1は、DX

YX



のアミノ酸配列(配列番号140)を含み、式中


は、TまたはNであり、


は、IまたはMであり、及び


は、H、Y、またはDであり、
(b)CDRH2は、X

IDPANX











PX



QX
10
のアミノ酸配列(配列番号142)を含み、式中


は、E、R、S、またはKであり、


は、DまたはGであり、


は、NまたはHであり、


は、TまたはSであり、


は、KまたはHであり、


は、YまたはFであり、


は、DまたはAであり、


は、KまたはRであり、


は、FまたはLであり、及び

10
は、GまたはDであり、
(c)CDRH3は、YX





YX

VGGX

DYのアミノ酸配列(配列番号144)を含み、式中


は、Y、F、またはSであり、
【0010】
ある特定の実施形態では、CDRH1は、DX

YX



のアミノ酸配列(配列番号141)を含み、式中:X

は、TまたはNであり、X

は、IまたはMであり、及びX

は、HまたはYである、ある特定の実施形態では、CDRH2は、X

IDPANX





KX



PX

FQX

のアミノ酸配列(配列番号143)を含み、式中:X

は、E、R、またはSであり、X

は、DまたはGであり、X

は、NまたはHであり、X

は、TまたはSであり、X

は、YまたはFであり、X

は、DまたはAであり、X

は、KまたはRであり、及びX

は、GまたはDである。ある特定の実施形態では、CDRH3は、YX





YDVGGX

DYのアミノ酸配列(配列番号145)を含み、式中:X

は、Y、F、またはSであり、X

は、YまたはDであり、X

は、KまたはRであり、及びX

は、FまたはCである。ある特定の実施形態では、CDRH3は、YYYX

YX

VGGFDYのアミノ酸配列(配列番号146)を含み、式中:X

は、KまたはRであり、及びX

は、DまたはEである。ある特定の実施形態では、CDRL1は、SVSSSISSSNLX

のアミノ酸配列(配列番号148)を含み、式中:X

は、HまたはYである。ある特定の実施形態では、CDRL3は、QQWX

SYPX

T(配列番号150)のアミノ酸配列を含み、式中:X

は、S、N、またはRであり、及びX

は、F、L、またはHである。
(【0011】以降は省略されています)

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