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公開番号2025124130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-26
出願番号2024019973
出願日2024-02-14
発明の名称オープンシールド機
出願人個人,個人
代理人個人,個人
主分類E21D 9/06 20060101AFI20250819BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】クレーン等が使用できない、高架下等の架空制限のある狭隘な場所等でのコンクリート函体敷設等に使用される函体吊り下ろし設備搭載のオープンシールド機で、巻上機の所定の地上揚程を確保しつつ、地上高さを低くした前記オープンシールド機を提供する。
【解決手段】左右側壁板と底板からなる機体を前後方向でフロント機とテール機に分割しオープンシールド機1のテール機上端の四隅に支柱29を立設して巻上機34を搭載した走行可能な設備を横架したガーター材30を支承し、このガーター材30は前記支柱29の上端同士を拘束する矩形のフレーム枠構造から上方へ突出させて前記支柱29の高さを低く抑えた。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
左右側壁板と底板からなる機体を前後方向でフロント機とテール機に分割しオープンシールド機のテール機上端の四隅に支柱を立設して巻上機を搭載した走行可能な設備を横架したガーター材を支承し、このガーター材は前記支柱上端同士を拘束する矩形のフレーム枠構造から上方へ突出させて前記支柱高さを低く抑えたことを特徴とするオープンシールド機。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
左右側壁板と底板からなる機体を前後方向でフロント機とテール機に分割しオープンシールド機のテール機上端の四隅に支柱を立設して巻上機を搭載した走行可能な設備を横架したガーター材を支承し、このガーター材は前記支柱上端同士を拘束する矩形のフレーム枠構造の一部として前記支柱高さを低く抑えたことを特徴とするオープンシールド機。
【請求項3】
歩廊設備を支柱上端同士を拘束する矩形のフレーム枠構造の後方部分にコの字状に設ける請求項1または請求項2記載のオープンシールド機。
【請求項4】
歩廊設備をガーター材と支柱上端同士を拘束する矩形のフレーム枠構造の間のスペースに設ける請求項1記載のオープンシールド機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート函体やU型コンクリート開渠を敷設するオープンシールド機に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
オープンシールド工法に使用するオープンシールド機で函体の吊り下ろしをスペースを取ることなく、簡単かつ迅速にできるのものとして下記特許文献に示すものが知られている。
特許第3194190号公報
【0003】
図16、図17に示すように、オープンシールド機1は左右の側壁板1a,1aとこれら側壁板1a,1aと同程度の長さでその間を連結する底板1bとからなる前面、後面及び上面を開口したシールド機である。
【0004】
オープンシールド機1は機体の前後方向で隔壁54で仕切り、前部を主として掘削を行う掘削部52、後部をコンクリート函体吊降ろして設置する函体設置部53とし、函体設置部53はその前側に後方へ向けてシールドジャッキ55を左右によせて、また上下複数段に配設した。
【0005】
オープンシールド機1の前記函体設置部53の上方に支柱65と梁材66からなる架構67にチェーンブロック等の巻上機68を前後動および左右動自在に設けてなるコンクリート函体吊降ろし用の門型クレーン69を立設した。
【0006】
巻上機68の前後動および左右動の機構としては巻上機68が自走車輪等で移動するレール部材50を架構67上にオープンシールド機1の幅方向に掛け渡し、このレール部材50を架構67上のオープンシールド機1の前後方向に設けた梁材66をレールとして自走車輪等で移動できるようにする。
【0007】
また、前記梁材66は前方および後方に延設してオープンシールド機1の前方に吊り上げ部56を突設し、また、後方にコンクリート函体吊り上げ部57を突設するようにした。これら吊り上げ部56およびコンクリート函体吊り上げ部57は巻上機68が前後方向に移動できる部分である。図中60はコンクリート函体58の吊り治具である。
【0008】
前記支柱65は4本であるが、その各々はオープンシールド機1からジャッキ72を介在して傾斜修正可能に立上げるようにする。
【0009】
このようにして掘削機で掘削部52の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土してオープンシールド機1が前進するときは門型クレーン69もともに移動する。
【0010】
そして吊り降ろし用のコンクリート函体58は縦列の並ぶ既設のコンクリート函体58の上面を搬入路として台車73等でコンクリート函体吊り上げ部57に下まで運び込み、そのまま巻上機68で吊り込んでオープンシールド機1の後部の函体設置部53の上方まで移動させ、該函体設置部53内に吊り降す。
(【0011】以降は省略されています)

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