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公開番号
2025124253
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020177
出願日
2024-02-14
発明の名称
車両の制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E05F
15/40 20150101AFI20250819BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】特定処理を実行するに際して可動部品が障害物に接触することを抑制すること。
【解決手段】コックピットDCは、スピーカから音楽を出力させるとともに可動部品を動作させることによりライトショーを実行させる処理が可能である。また、コックピットDCは、車両の周囲に存在する障害物を検出する処理(ステップS2)が可能である。そして、コックピットDCは、可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に障害物が検出された場合、ライトショーを実行するに際して、可動部品を動作させることなく(ステップS3)スピーカから音楽を出力させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
スピーカ及び可動部品を備える車両に適用される制御装置であって、
前記スピーカから音楽を出力させるとともに前記可動部品を動作させる特定処理と、
前記車両の周囲に存在する障害物を検出する障害物検出処理と、を実行可能であり、
前記障害物検出処理において前記可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に障害物が検出された場合、前記特定処理では、前記可動部品を動作させることなく前記スピーカから音楽を出力させる
車両の制御装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記車両は、前記可動部品として、第1可動部品と、第2可動部品とを備え、
前記障害物検出処理において前記第1可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に障害物が検出されていて、前記第2可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に障害物が検出されていない場合、前記特定処理では、前記第1可動部品を動作させることなく前記スピーカから音楽を出力させるとともに前記第2可動部品を動作させる
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記特定処理では、前記車両のライトの明滅をさらに制御する
請求項1又は請求項2に記載の車両の制御装置。
【請求項4】
前記障害物検出処理は、前記特定処理を開始する際に実行され、
前記障害物検出処理では、前記特定処理で動作する複数の前記可動部品ごとに当該可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に前記障害物が存在するか否かを判定し、
前記特定処理においては、前記特定処理を開始する際に前記検出範囲内に障害物が存在すると判定した前記可動部品を動作させずに、前記特定処理を開始する際に前記検出範囲内に障害物が存在しないと判定した前記可動部品を動作させる
請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項5】
前記検出範囲内に障害物が存在していることにより前記可動部品の動作を停止していることを、ディスプレイに表示させる
請求項1に記載の車両の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、車両の制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の車両は、車両に対して回動により開閉自在に軸支されているバックドアと、回動時におけるバックドアの端部が車両から最も遠ざかる位置を特定する位置特定手段と、位置特定手段によって特定された位置を報知する報知手段と、を備える。これにより、特許文献1の車両では、ユーザーがバックドアを開ける前に障害物との接触可能性を事前に把握できるため、バックドア開動作時の障害物との接触を回避することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-150030号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両の制御装置の中には、スピーカから流れる音楽に合わせて、ドア等の部品の動作を制御することによりユーザーや見物人を楽しませるライトショー機能を備えたものがある。このような場合、ユーザーが手動でドア等の部品を操作するわけではないことから、位置特定手段によって特定された位置を報知したとしても、ドア開動作時の障害物との接触を回避することができないことがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための車両の制御装置は、スピーカ及び可動部品を備える車両に適用され、前記スピーカから音楽を出力させるとともに前記可動部品を動作させる特定処理と、前記車両の周囲に存在する障害物を検出する障害物検出処理と、を実行可能であり、前記障害物検出処理において前記可動部品の可動範囲に応じた検出範囲内に障害物が検出された場合、前記特定処理では、前記可動部品を動作させることなく前記スピーカから音楽を出力させることを要旨とする。
【発明の効果】
【0006】
上記構成によれば、特定処理を実行するに際して、可動部品が障害物に接触することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、車両の制御装置の構成を模式的に示す図である。
図2は、各可動部品の可動範囲に応じた障害物の検出範囲を示す図である。
図3は、第1実施形態におけるライトショー実行時動作停止処理を示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態におけるライトショー実行時動作停止処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態を図1~図3にしたがって説明する。
<制御装置の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態の制御装置の構成を説明する。図1に示すように、車両100には、運転支援DC200、コックピットDC300、ボディDC400などの車載機器が搭載されている。なお、「DC」は、Domain Controllerの略称である。これらの車載機器は、互いに通信可能に接続されている。運転支援DC200、コックピットDC300、及びボディDC400は、車両の制御装置500を構成する。
【0009】
運転支援DC200は、自動ブレーキ装置や急発進防止装置などの運転支援機能を提供する電子制御ユニットである。コックピットDC300は、ナビゲーションやオーディオなどのマルチメディア関連機能を提供する電子制御ユニットである。ボディDC400は、ライトやドア、ミラーなどの各種電装品の制御を行う電子制御ユニットである。
【0010】
<運転支援DCの構成>
運転支援DC200は、カメラセンサ装置10及びソナーセンサ装置20と電気的に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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