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公開番号
2025124406
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020437
出願日
2024-02-14
発明の名称
レンズ装置、撮像装置、及びカメラシステム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03B
5/00 20210101AFI20250819BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】制御切り替え時の追従遅れによる防振性能の低下を抑制可能なレンズ装置を提供すること。
【解決手段】レンズ装置は、撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、第1防振部材を移動させることでレンズ装置の振れ補正を行う第1補正部と、非露光時において第1周波数帯域の振れを補正するための第1制御と、露光時において第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域の振れを補正するための第2制御とを用いて第1補正部を制御する第1制御部と、撮像装置が露光の実行を指示された後、露光を開始する時までの第1時間を撮像装置に通知する通知部とを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、
第1防振部材を移動させることで前記レンズ装置の振れ補正を行う第1補正部と、
非露光時において第1周波数帯域の振れを補正するための第1制御と、露光時において前記第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域の振れを補正するための第2制御とを用いて前記第1補正部を制御する第1制御部と、
前記撮像装置が露光の実行を指示された後、該露光を開始する時までの第1時間を前記撮像装置に通知する通知部とを有することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 990 文字)
【請求項2】
前記第1時間は、前記第1補正部の制御が前記第1制御から前記第2制御に切り替えられた時から目標位置に対する前記第1防振部材の追従遅れが収まる時までの時間であることを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記第1時間は、前記レンズ装置に応じた固有の値に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記第1補正部が前記第1防振部材を停止させている場合、前記第1時間は0秒に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項5】
露光時間が閾値以上である場合、前記第1時間は0秒に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記第1時間は、前記第1補正部の制御が前記第1制御から第2制御に切り替えられたことによる前記第1防振部材の加速度変化量が大きいほど、長い時間に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ装置。
【請求項7】
請求項1又は2に記載のレンズ装置を着脱可能な撮像装置であって、
前記通知部から前記第1時間を取得する取得部と、
露光の実行が指示された後、前記第1時間が経過した時に露光を開始する第2制御部とを有することを特徴とする撮像装置。
【請求項8】
第2防振部材を移動させることで前記レンズ装置の振れ補正を行う第2補正部を有し、
前記第2制御部は、非露光時において第3周波数帯域の振れを補正するための第3制御と、露光時において前記第3周波数帯域とは異なる第4周波数帯域の振れを補正するための第4制御とを用いて前記第2補正部を制御し、
前記第2制御部は、前記第1時間と、前記撮像装置が露光の実行を指示された後、露光を開始するタイミングまでの第2時間とが経過した後、該露光を開始することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記第2時間は、前記撮像装置に応じた固有の値に設定されることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
請求項1又は2に記載のレンズ装置と、
請求項7に記載の撮像装置とを有することを特徴とするカメラシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置、撮像装置、及びカメラシステムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、手振れに起因する画像の像振れを補正する機能を備え、非露光中は防振性能を弱めた制御、又は防振部材を中心にとどめる制御を行い、露光中は防振性能を強めた制御を行う光学機器が知られている。特許文献1には、露光開始後は、露光開始前よりフィードバック制御周波数帯域が広い制御に切り替える構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3924890号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成のように露光前後で制御を切り替えた場合、防振部材への補正指令値の加速度が非連続的に変化するため、防振部材への補正指令値に対する追従遅れが発生する。露光中に追従遅れが発生すると、防振性能が低下してしまう。特に、レリーズタイムラグを短くした場合、制御切り替え後の追従遅れが発生している期間と、露光の期間が被ってしまい、防振性能が低下しやすい。
【0005】
本発明は、制御切り替え時の追従遅れによる防振性能の低下を抑制可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、撮像装置に着脱可能なレンズ装置であって、第1防振部材を移動させることでレンズ装置の振れ補正を行う第1補正部と、非露光時において第1周波数帯域の振れを補正するための第1制御と、露光時において第1周波数帯域とは異なる第2周波数帯域の振れを補正するための第2制御とを用いて第1補正部を制御する第1制御部と、撮像装置が露光の実行を指示された後、露光を開始する時までの第1時間を撮像装置に通知する通知部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、制御切り替え時の追従遅れによる防振性能の低下を抑制可能なレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1のカメラシステムのブロック図である。
実施例1の非露光制御と露光制御とを切り替えたときの像振れ補正レンズの追従遅れを示す図である。
実施例1のカメラシステムの処理を示すフローチャートである。
実施例1の追従遅れ時間の設定方法を示すフローチャートである。
実施例2のカメラシステムの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
[実施例1]
図1は、本実施例のカメラシステム(撮像システム)10のブロック図である。カメラシステム10は、交換レンズ101と、交換レンズ101が着脱可能及び通信可能に接続されるカメラ本体(撮像装置)100とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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