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公開番号
2025124531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020648
出願日
2024-02-14
発明の名称
建築板
出願人
ニチハ株式会社
代理人
主分類
E04F
13/14 20060101AFI20250819BHJP(建築物)
要約
【課題】複数の建築板を並べて接合させて壁体を形成したときに、接合部を目立たせないようにすることが可能となる建築板を提供する。
【解決手段】建築板1は、左右方向D1に延び、少なくとも一部が曲面21A,21Bで構成される凹部を形成する溝部21と、上下方向D2における溝部21の端部21A1側及び端部21B1側に位置し、左右方向D1に延びる平坦部22と、溝部21内に形成され、左右方向D1に延びる突出部30,40と、を備えている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表面に意匠面を有する、平面視矩形状の建築板であって、
前記建築板の一辺に沿った第1方向に延び、少なくとも一部が曲面で構成される内面を有する溝部と、
前記建築板の前記溝部と前記溝部の間に位置し、前記第1方向に延びるリブ部と、
前記溝部内に形成され、前記第1方向に延びる突出部と、を備え、
前記突出部は、前記溝部の第2方向における一端側及び他端側のうちのいずれか一方側から前記第2方向に延びる前記リブ部の表面と平行な平坦面およびその前記平坦面の前記他方側の端部から前記溝部の内面に延び、前記内面に接する傾斜面とを有する第1突出部と、
前記溝部の前記一端側及び前記他端側のうちのいずれか一方側から前記建築板の表面側に傾斜して延びる第1傾斜面と、
前記溝部の前記他方側から前記建築板の表面に傾斜して延びる第2傾斜面とを有する第2突出部と、を含む、ことを特徴とする
建築板。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記第1突出部及び前記第2突出部のそれぞれは、前記意匠面上にランダムに配置されている、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
【請求項3】
前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記第1突出部の前記平坦面の前記第2方向における幅は、前記傾斜面の前記第2方向における幅より広く形成され、
前記複数の第1突出部のうち、少なくとも一部の第1突出部の前記平坦面の表面には、凹凸が形成されている、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
【請求項4】
前記溝部の底に接し、かつ前記リブ部の表面と平行な仮想平面と
前記平坦面との成す第1角度は、前記仮想平面と前記傾斜面との成す第2角度より小さく、
前記仮想平面と第3平面との成す第3角度と、前記仮想平面と前記第4平面と成す第4角度とは異なる、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
【請求項5】
前記第3角度>前記第4角度の場合、
前記第3角度の上限は70°であり、
前記第4角度の上限は20°であり、
前記第3角度<前記第4角度の場合、
前記第3角度の上限は20°であり、
前記第4角度の上限は70°である、ことを特徴とする
請求項4に記載の建築板。
【請求項6】
前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記複数の第1突出部のうち、少なくとも一部の第1突出部の前記平坦面は、前記リブ部の表面と平行に形成されている、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
【請求項7】
前記溝部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記複数の溝部のうち、少なくとも一部の溝部は、前記意匠面の前記第1方向における一端部から他端部に亘って延びる貫通溝であり、
前記突出部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記複数の突出部のうち、少なくとも一部の突出部は、前記貫通溝の端部に形成されている、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
【請求項8】
前記リブ部は、前記意匠面上に複数形成され、
前記複数のリブ部のうち、少なくとも一部のリブ部の表面には、溝が形成されている、ことを特徴とする
請求項1に記載の建築板。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の壁体等を形成するための建築板に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、目地中に突起を設けることにより、建築板の表面の立体感を保ちながら、施工者が建築板を運搬する際の破断を抑制するようにした建築板が記載されている。
特許文献1に記載の建築板は、縦目地に沿って建築板が破断することを抑制するために、縦溝に突起が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-137662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の建築板では、複数の建築板を並べて接合させて壁体を形成したときに、目地中に突起を設けても、建築板の表面の立体感を保つことができないことがあった。
【0005】
本発明は、複数の建築板を並べて接合させて壁体を形成したときに、目地中に突起を設けて、建築板の表面の立体感を保つことが可能となる建築板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によると、表面に意匠面を有する、平面視矩形状の建築板であって、建築板の一辺に沿った第1方向に延び、少なくとも一部が曲面で構成される内面を有する溝部と、建築板の溝部と溝部の間に位置し、第1方向に延びるリブ部と、溝部内に形成され、第1方向に延びる突出部と、を備え、突出部は、溝部の一端側及び他端側のうちのいずれか一方側から他方側に延びる第1平面と、その第1平面の他方側の端部から下方に傾斜して、溝部の他方側に接する第2平面とを有する第1突出部と、溝部上端と隣接せず、かつ溝部の一端側及び他端側のうちのいずれか一方側から他方側に上方に傾斜して延びる第3平面と、溝部の他方側から一方側に上方に傾斜して延びる第4平面とを有する第2突出部と、を含む。また、溝部の底は壁面裏面と平行な底面を有し、底面に接し、かつリブ部を形成する平面と平行な仮想平面と平行な第1平面との成す角度は、仮想平面と第2平面と成す角度より小さく、仮想平面と第3平面との成す第3角度と、前記仮想平面と前記第4平面と成す第4角度とは異なっている。
本発明の第1の態様の建築板は、建築板を第2方向に接合させた場合、第1方向に延びた溝部とリブ部とにより、建築板と建築板との接合部を目立たせないようにすることが可能となる。また、溝部は、少なくとも一部が曲面で構成されているので、陰影感が豊かになる。さらに、突出部を溝部内に形成したので、溝部が実寸より深く見えるようになる。
【0007】
本発明の第2の態様の建築板は、第1突出部及び第2突出部は、意匠面上に複数形成され、第1突出部及び第2突出部のそれぞれは、意匠面上にランダムに配置されている。
これにより、建築板を第1方向に接合させた場合、溝部の第2方向のずれを目立たせないようにすることが可能となる。
【0008】
本発明の第3の態様の建築板は、第1突出部及び第2突出部は、意匠面上に複数形成され、第1突出部の第1平面の第2方向における幅は、第2平面の第2方向における幅より広く形成され、複数の第1突出部のうち、少なくとも一部の第1突出部の第1平面の表面には、凹凸が形成されている。これにより、建築板を第1方向に接合させた場合、溝部の第2方向のずれを目立たせないようにすることが可能となる。
【0009】
本発明の第4の態様の建築板は、第2角度の上限が70°であることが好ましい。
【0010】
本発明の第5の態様の建築板は、第3角度>第4角度の場合、第3角度の上限は70°であり、第4角度の上限は20°であり、第3角度<第4角度の場合、第3角度の上限は20°であり、第4角度の上限は70°である、ことが好ましい。
これにより、溝部は、少なくとも一部が曲面で構成されているので、陰影感が豊かになる。さらに、突出部を溝部内に形成したので、溝部が実寸より深く見えるようになる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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