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公開番号
2025126624
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024022952
出願日
2024-02-19
発明の名称
充填包装方法
出願人
東洋製罐株式会社
代理人
弁理士法人平和国際特許事務所
主分類
A23L
5/00 20160101AFI20250822BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にする。
【解決手段】エクストルーダを用いて加工された加工食品を充填包装するに際し、エクストルーダから吐出される加工食品の水分活性が0.94未満となるように加工条件を調整し、エクストルーダから吐出された加工食品を65~99℃の温度で密封可能な容器に充填包装し、加工食品が充填包装された容器内の酸素濃度を1%以下とする。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
エクストルーダを用いて加工された加工食品を充填包装するに際し、
前記エクストルーダから吐出される前記加工食品の水分活性が0.94未満となるように加工条件を調整し、
前記エクストルーダから吐出された前記加工食品を65~99℃の温度で密封可能な容器に充填包装し、
前記加工食品が充填包装された前記容器内の酸素濃度を1%以下とすることを特徴とする充填包装方法。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記容器は、酸素吸収包材からなる請求項1に記載の充填包装方法。
【請求項3】
エクストルーダを用いて加工された加工食品を充填包装するに際し、
前記エクストルーダから吐出される前記加工食品の水分活性が0.94未満となるように加工条件を調整し、
前記エクストルーダから吐出された前記加工食品を60~99℃の温度で酸素吸収包材からなる密封可能な容器に充填包装し、
前記加工食品が充填包装された前記容器内の酸素濃度を1%以下とすることを特徴とする充填包装方法。
【請求項4】
前記エクストルーダから吐出された前記加工食品を無菌環境下で前記容器に充填包装する請求項1~3のいずれか一項に記載の充填包装方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充填包装方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、大豆や小麦等の植物に由来するタンパク質を含む原材料をエクストルーダで加熱しながら混練して、肉の代替食品として肉様に加工された食品を製造する技術が開示されている。
【0003】
このような肉様の加工食品は、常温で流通させることができるように、乾燥させた状態で出荷されることが好まれる。そして、その流通形態の一例として、食品素材として食品メーカに納入され、水戻しされた後に調理されてから、最終消費者に提供されるという流通形態が挙げられるが、その際、常温での流通が要求される場合には、密封容器に充填して加圧加熱殺菌し、レトルト食品として流通させることが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-160947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような流通形態にあっては、加工対象物は、エクストルーダ内での熱履歴に加えて、多くの熱履歴を受けることによって風味が損なわれる虞がある。そこで、本発明者らは、加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にするべく鋭意検討を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る充填包装方法は、エクストルーダを用いて加工された加工食品を充填包装するに際し、前記エクストルーダから吐出される前記加工食品の水分活性が0.94未満となるように加工条件を調整し、前記エクストルーダから吐出された前記加工食品を65~99℃の温度で密封可能な容器に充填包装し、前記加工食品が充填包装された前記容器内の酸素濃度を1%以下とする方法としてある。
【0007】
また、本発明に係る充填包装方法は、エクストルーダを用いて加工された加工食品を充填包装するに際し、前記エクストルーダから吐出される前記加工食品の水分活性が0.94未満となるように加工条件を調整し、前記エクストルーダから吐出された前記加工食品を60~99℃の温度で酸素吸収包材からなる密封可能な容器に充填包装し、前記加工食品が充填包装された前記容器内の酸素濃度を1%以下とする方法とすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、加工対象物が受ける熱履歴を低減させながらも、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能とすることができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。
【0010】
本実施形態に係る充填包装方法は、エクストルーダを用いて加工された加工食品の常温での流通を可能にするためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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