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公開番号
2025126754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2024023155
出願日
2024-02-19
発明の名称
免震建築物
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04H
9/02 20060101AFI20250822BHJP(建築物)
要約
【課題】利用者に免震機能を有することを認識させることができるとともに高層階の揺れを抑制することが可能な免震建築物を提供することである。
【解決手段】柱構造体10と、それぞれ柱構造体10に互いに上下方向に間隔を空けて固定された複数層の張出し部20と、それぞれ対応する張出し部20の上に配置された複数層の可動構造体30と、それぞれ対応する張出し部20と可動構造体30との間に設置された複数の免震装置40と、それぞれ対応する可動構造体30と柱構造体10との間または対応する可動構造体30と張出し部20との間に設けられた複数の減衰装置50と、を有し、可動構造体30を原位置に復帰させる復帰機能を備えておらず、免震装置50の免震動作により生じた張出し部20に対する可動構造体30の変位が免震動作の後に維持されるように構成されていることを特徴とする免震建築物1。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
柱構造体と、
それぞれ前記柱構造体に互いに上下方向に間隔を空けて固定された複数層の張出し部と、
それぞれ対応する前記張出し部の上に配置された複数層の可動構造体と、
それぞれ対応する前記張出し部と前記可動構造体との間に設置された複数の免震装置と、
それぞれ対応する前記可動構造体と前記柱構造体との間または対応する前記可動構造体と前記張出し部との間に設けられた複数の減衰装置と、を有し、
前記可動構造体を原位置に復帰させる復帰機能を備えておらず、前記免震装置の免震動作により生じた前記張出し部に対する前記可動構造体の変位が前記免震動作の後に維持されるように構成されていることを特徴とする免震建築物。
続きを表示(約 120 文字)
【請求項2】
前記柱構造体の上端に設けられたスロッシングダンパーをさらに有する、請求項1に記載の免震建築物。
【請求項3】
前記柱構造体の内部に設けられたエネルギープラントをさらに有する、請求項1または2に記載の免震建築物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、免震建築物に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばオフィスビルディングなどの建築物として、基礎などの下部構造と上部構造との間に、例えば転がり支承や滑り支承などの免震装置を備えることで、地震発生時の揺れが上部構造に伝達されないようにした免震建築物が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-127850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような免震建築物においては、利用者が地震に対する安心感を得ることができるようにするために、当該免震建築物が地震に対する免震機能を有することを利用者が認識できる構成であることが望まれている。
【0005】
また、上記従来の免震建築物では、上部構造が複数の階層を有している場合に、地震発生時に高層階ほど揺れが大きくなる、という問題点もあった。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、利用者に免震機能を有することを認識させることができるとともに高層階の揺れを抑制することが可能な免震建築物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の免震建築物は、柱構造体と、それぞれ前記柱構造体に互いに上下方向に間隔を空けて固定された複数層の張出し部と、それぞれ対応する前記張出し部の上に配置された複数層の可動構造体と、それぞれ対応する前記張出し部と前記可動構造体との間に設置された複数の免震装置と、それぞれ対応する前記可動構造体と前記柱構造体との間に設けられた複数の減衰装置と、を有し、前記可動構造体を原位置に復帰させる復帰機能を備えておらず、前記免震装置の免震動作により生じた前記張出し部に対する前記可動構造体の変位が前記免震動作の後に維持されるように構成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明の免震建築物は、上記構成において、前記柱構造体の上端に設けられたスロッシングダンパーをさらに有する、のが好ましい。
【0009】
本発明の免震建築物は、上記構成において、前記柱構造体の内部に設けられたエネルギープラントをさらに有するのが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、利用者に免震機能を有することを認識させることができるとともに高層階の揺れを抑制することが可能な免震建築物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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