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公開番号
2025131976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-10
出願番号
2024029257
出願日
2024-02-29
発明の名称
柵体
出願人
積水樹脂株式会社
代理人
主分類
E04H
17/14 20060101AFI20250903BHJP(建築物)
要約
【課題】ビーム等の架設部材を支柱の同じ高さ位置に複数固定する柵体を提供する。
【解決手段】複数の架設部材を取付部材によって支柱へ取り付ける柵体において、前記支柱を貫通する第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材によって取付部材を支柱に固定し、前記第1雄ねじ部材と第2雄ねじ部材の雄ねじ部を有する軸部に切欠部をそれぞれ設け、前記第1雄ねじ部材の前記切欠部に前記第2雄ねじ部材の軸部を配置し、前記第2雄ねじ部材の切欠部に前記第1雄ねじ部材の軸部を配置して、前記各雄ねじ部材の軸部を交差状且つ縦方向において略同じ位置に配置する。
一方の雄ねじ部材の軸部を他方の雄ねじ部材の切欠部に位置させて交差状に配置するので、前記各雄ねじ部材によって複数の取付部材を平面視直線状以外の配置に固定することができ、複数の架設部材をこのような配置で前記支柱へ取り付けることができる。
【選択図】 図13
特許請求の範囲
【請求項1】
支柱と、該支柱の側面に固定される複数の取付部材と、該取付部材に取り付けられる架設部材とを備えた柵体であって、
前記各取付部材は前記支柱を貫通する第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材によってそれぞれ支柱に固定されており、
前記第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材は、雄ねじ部を有する軸部に切欠部がそれぞれ設けられ、前記第1雄ねじ部材の前記切欠部に前記第2雄ねじ部材の軸部が配置され、前記第2雄ねじ部材の切欠部に前記第1雄ねじ部材の軸部が配置されて、前記各雄ねじ部材の軸部が交差状且つ縦方向において略同じ位置に配置されていることを特徴とする柵体。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記第1雄ねじ部材又は第2雄ねじ部材のいずれかの両端に前記取付部材が取り付けられて、縦方向の略同じ位置において3個の取付部材が前記支柱に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の柵体。
【請求項3】
前記第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材の両端に前記取付部材が取り付けられて、縦方向の略同じ位置において4個の取付部材が前記支柱に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の柵体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1個の支柱に複数の架設部材を取り付けた柵体に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
間隔をあけて配置した支柱の間にビームやパネルなどの架設部材を取り付けた防護柵や塀などの柵体については、従来より利用されている。このような柵体においては、2個の架設部材を支柱の両側に固定して平面視直線状に配置する構造が多いが、3個以上の架設部材を1個の支柱に固定する柵体なども利用されており、その構成に関する発明が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、地面に立設された円柱に4つ金具を取付け、それぞれ取付金具を介して円柱から4方向に向けて横ビームが配置された横ビームの取付構造であって、前記取付金具は、前記横ビームが円柱の径方向に沿って支持されるコ字状の受け部が一端側に設けられ、円柱の側壁に固定される固定板部が他端側に設けられ、前記固定板部を内側にして相対向して配置され且つ一方の固定板部の裏面が他方の固定板部の表面に重合した1対の取付金具が2対設けられると共に、前記一方の固定板部の重合部から円柱を経て他方の固定板部の重合部を貫通する固定ボルトによってそれぞれの取付金具が円柱に取付けられていることを特徴とする横ビームの取付構造が、本出願人によって提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-270421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の横ビームの取付構造によれば、横ビームを円柱に取り付ける取付金具に円柱の側壁に沿う固定板部を形成し、この固定板部を重ねた2個の取付金具を固定ボルトで支柱へ固定することで、4個の取付金具を1個の円柱の同じ高さ位置に取り付けることができる。
本発明は、これとは異なる構成によってビーム等の架設部材を支柱の同じ高さ位置に複数固定する柵体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち、本発明に係る柵体は、支柱と、該支柱の側面に固定される複数の取付部材と、該取付部材に取り付けられる架設部材とを備えた柵体であって、前記各取付部材は前記支柱を貫通する第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材によってそれぞれ支柱に固定されており、前記第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材は、雄ねじ部を有する軸部に切欠部がそれぞれ設けられ、前記第1雄ねじ部材の前記切欠部に前記第2雄ねじ部材の軸部が配置され、前記第2雄ねじ部材の切欠部に前記第1雄ねじ部材の軸部が配置されて、前記各雄ねじ部材の軸部が交差状且つ縦方向において略同じ位置に配置されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る柵体によれば、架設部材を取り付ける取付部材を支柱に貫通する第1雄ねじ部材と第2雄ねじ部材によって取り付けるので、取付部材を支柱へ強固に取り付けることができる。
また、前記第1雄ねじ部材と第2雄ねじ部材の雄ねじ部を有する軸部に切欠部をそれぞれ設け、前記第1雄ねじ部材の前記切欠部に前記第2雄ねじ部材の軸部を配置し、前記第2雄ねじ部材の切欠部に前記第1雄ねじ部材の軸部を配置して、前記各雄ねじ部材の軸部を交差状且つ縦方向において略同じ位置に配置するので、前記各雄ねじ部材によって複数の取付部材を平面視直線状以外の配置に固定することができ、複数の架設部材をこのような配置で前記支柱へ取り付けることができる。
【0008】
また、前記第1雄ねじ部材又は第2雄ねじ部材のいずれかの両端に前記取付部材を取り付けて、縦方向の略同じ位置において3個の取付部材を前記支柱に固定すれば、前記各取付部材に取り付けた3個の前記架設部材を平面視T字型等に配置することができるので、種々の形状の柵体を形成することができ、好ましい。
【0009】
また、前記第1雄ねじ部材及び第2雄ねじ部材の両端に前記取付部材を取り付けて、縦方向の略同じ位置において4個の取付部材を前記支柱に固定すれば、前記各取付部材に取り付けた4個の前記架設部材を平面視十字型等に配置することができるので、種々の形状の柵体を形成することができ、好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の柵体によれば、支柱を貫通する2個の雄ねじ部材によって、縦方向において支柱の略同じ位置に複数の架設部材を取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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