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公開番号2025127133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023669
出願日2024-02-20
発明の名称戸体
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E06B 3/82 20060101AFI20250825BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性に優れた戸体を提供する。
【解決手段】複数の骨材が枠組みされた枠体と、前記枠体を面外方向から覆う覆い面部、及び、前記覆い面部の周端部が折り曲げられて前記骨材と対向する見込み面部、を有する表面材と、を備えた戸体であって、前記表面材は、前記見込み面部に切り欠き部と、前記覆い面部に見込み方向に窪み前記切り欠き部に繋がる溝部と、を有しており、前記見込み面部に重なり固定される固定部と、前記固定部と繋がる段差を有し前記切り欠き部に配置されて当該切り欠き部及び前記溝部の端縁を覆う段差部とを有するカバー部材を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の骨材が枠組みされた枠体と、
前記枠体を面外方向から覆う覆い面部、及び、前記覆い面部の周端部が折り曲げられて前記骨材と対向する見込み面部、を有する表面材と、を備えた戸体であって、
前記表面材は、前記見込み面部に切り欠き部と、
前記覆い面部に見込み方向に窪み前記切り欠き部に繋がる溝部と、を有しており、
前記見込み面部に重なり固定される固定部と、前記固定部と繋がる段差を有し前記切り欠き部に配置されて当該切り欠き部及び前記溝部の端縁を覆う段差部とを有するカバー部材を有することを特徴とする戸体。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
請求項1に記載の戸体であって、
前記カバー部材は、前記覆い面部側に配置される第1板部と、前記覆い面部と反対側に配置される第2板部と、を有し、
前記第1板部に前記段差部と、固定具により固定される前記固定部と、を有し、
前記第2板部は、前記第1板部から離れつつ前記見込み面部に近づく側に傾斜していることを特徴とする戸体。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の戸体であって、
前記骨材は、前記切り欠き部と重なる位置に前記段差部が配置される切除部を有していることを特徴とする戸体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、戸体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、四周辺に配置された力骨(骨材)と、力骨を覆う表面材とを有し、表面材の周端部が力骨と面内方向に対向するように折り曲げられた折り曲げ部を有するとともに、表面材の屋外に臨む面に折り曲げ加工による凹溝が戸体の周縁部に至るように形成されている戸体は知られている。このような戸体のように凹溝が戸体の周縁部に至るように形成されている場合には、表面材の折り曲げ部において凹溝に対応する部分には、折り曲げ加工に必要な切り欠きを設ければならず、表面材の切断部の端縁が露出する。このため、折り曲げ部を設けることができない部分を覆う平板状のカバー部材が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-157480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の戸体に取り付けられるカバー部材は平板状をなしているので、例えば切り欠き部を覆うようにカバー部材が折り曲げ部に取り付けられると、切り欠いた部分においては力骨とカバー材との間に隙間が生じる。このため、切り欠いた部分を覆ったとしても、力骨とカバー材との間に隙間や、当該隙間からカバー部材の端縁や表面材の切断した端縁が露出し、意匠性が損なわれるという課題があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、意匠性に優れた戸体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的を達成するために本発明の戸体は、複数の骨材が枠組みされた枠体と、前記枠体を面外方向から覆う覆い面部、及び、前記覆い面部の周端部が折り曲げられて前記骨材と対向する見込み面部、を有する表面材と、を備えた戸体であって、前記表面材は、前記見込み面部に切り欠き部と、前記覆い面部に見込み方向に窪み前記切り欠き部に繋がる溝部と、を有しており、前記見込み面部に重なり固定される固定部と、前記固定部と繋がる段差を有し前記切り欠き部に配置されて当該切り欠き部及び前記溝部の端縁を覆う段差部とを有するカバー部材を有することを特徴とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、意匠性に優れた戸体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る扉を屋外側から見た正面図である。
図2(a)は、扉の溝部でない位置で破断した縦断面図であり、図2(b)は、扉の溝部の位置で破断した縦断面図である。
カバー部材を取り外した扉の上端部を示す斜視図である。
扉の上端部を示す斜視図である。
カバー部材を示す斜視図である。
カバー板部が屋外側に設けられているカバー部材を取り外した扉の上端部を示す斜視図である。
カバー板部が屋外側に設けられているカバー部材を示す斜視図である。
第2板部が傾斜しているカバー部材を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る戸体の一実施形態について図を参照して説明する。
本実施形態においては、建物の出入り口などに開閉自在に取り付けられる戸体としての扉を例に挙げて説明する。
【0009】
図1に示すように、扉1は、屋外側の面に上下方向に沿う、装飾用の複数の溝部1aが設けられている。溝部1aは、屋外側から屋内側に向かって窪み、上端部から下端部まで細長く連続して設けられており、左右方向に互いに間隔を空けて複数設けられている。
【0010】
以下の説明においては、扉1を屋外側から見たときに上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。扉1の各部位であっても、また、扉1をなす各部材が単体の状態であっても、取り付けられた状態にて上下方向、左右方向、見込み方向となる方向にて方向を特定して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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