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公開番号2025116919
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011444
出願日2024-01-30
発明の名称枠構造
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 1/52 20060101AFI20250804BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】
縦枠の構成に特徴を備えた枠構造を提供する。
【解決手段】
四周枠の左右の縦枠は、屋外側見付面20を備えた屋外側縦枠2と、屋内側見付面30を備えた屋内側縦枠3と、からなる縦枠組立体であり、壁は、芯材1と、芯材1の屋外側に位置する屋外側壁材13と、屋内側に位置する屋内側壁材13と、からなり、屋内側縦枠3の外側部位、屋外側縦枠2の外側部位のいずれか一方の部分(外側見付辺27)は、芯材1の見付面11に第1止着部材S1で連結されており、屋内側縦枠3の内側部位、屋外側縦枠2の内側部位のいずれか一方の部分(見込辺33)は、芯材1の見込面10に第2止着部材S2で連結されており、屋内側縦枠3の内側部位の部分と屋外側縦枠2の内側部位の部分が第3止着部材S3で連結されており、第2止着部材S2は、縦枠組立体内に隠れている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
建物の壁に設けられた四周枠の内側には開口部が形成されており、
前記四周枠の左右の縦枠は、屋外側見付面を備えた屋外側縦枠と、屋内側見付面を備えた屋内側縦枠と、からなる縦枠組立体であり、
前記壁は、芯材と、前記芯材の屋外側に位置する屋外側壁材と、前記芯材の屋内側に位置する屋内側壁材と、からなり、
前記屋内側縦枠の外側部位、前記屋外側縦枠の外側部位のいずれか一方の部分は、前記芯材の見付面に第1止着部材で連結されており、
前記屋内側縦枠の内側部位、前記屋外側縦枠の内側部位のいずれか一方の部分は、前記芯材の見込面に第2止着部材で連結されており、
前記屋内側縦枠の内側部位の部分と前記屋外側縦枠の内側部位の部分が第3止着部材で連結されており、
前記第2止着部材は、前記縦枠組立体内に隠れている、
枠構造。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記屋外側縦枠の前記内側部位は、前記屋外側見付面の内側端から屋内側に延びる第1内側見込辺を備え、
前記屋内側縦枠の前記内側部位は、前記屋内側見付面の内側端から屋外側に延びる第2内側見込辺を備え、
前記第1内側見込辺と前記第2内側見込辺とから前記縦枠組立体の内側見込面が形成されており、
収納ボックスの側面が、前記縦枠組立体の前記内側見込面に第4止着部材で連結されている、
請求項1に記載の枠構造。
【請求項3】
前記屋外側縦枠の前記内側部位は、前記第1内側見込辺の屋内側部位に形成された取付辺と、を含み、
前記屋内側縦枠の前記内側部位は、前記第2内側見込辺の屋外側部位に形成された取付辺と、を含み、
前記屋内側縦枠の前記取付辺が前記第2止着部材によって前記芯材の前記見込面に連結されており、
前記屋外側縦枠の前記取付辺が前記屋内側縦枠の前記第2内側見込辺に前記第3止着部材で連結されており、
収納ボックスの側面が、前記屋外側縦枠の前記第1内側見込辺に前記第4止着部材で連結されている、
請求項2に記載の枠構造。
【請求項4】
前記壁の見込面は、前記芯材の前記見込面と、前記屋外側壁材の屋外側見込面と、前記屋内側壁材の屋内側見込面と、からなり、
前記屋外側壁材の屋外側見込面及び前記屋内側壁材の屋内側見込面は、前記芯材の前記見込面に対して、前記開口部から離間する側に位置しており、前記芯材の屋外側見付面、屋内側見付面は、前記屋外側壁材、前記屋内側壁材に対向しない屋外側端部見付面、屋内側端部見付面を備えている、
請求項1~3いずれか1項に記載の枠構造。
【請求項5】
前記屋外側縦枠の前記外側部位は、前記屋外側見付面の外側端から屋内側に延びる第1外側見込辺と、前記第1外側見込辺の屋内側端から見付方向に延びる第1外側見付辺と、を備え、前記第1外側見付辺が前記第1止着部材によって前記芯材の屋外側端部見付面に連結されており、
前記屋外側縦枠の前記第1外側見込辺と前記屋外側壁材の前記屋外側見込面は離間対向しており、
前記芯材の前記屋外側見付面には、前記第1外側見込辺と前記屋外側壁材の屋外側見込面の間に位置して、側方縦枠が設けてあり、前記第1止着部材は前記側方縦枠によって覆われている、
請求項4に記載の枠構造。
【請求項6】
前記側方縦枠は、屋外側見付面と、内側見込辺と、外側見込辺と、外側見込辺の屋内側端部から見付方向に延びる外側見付辺と、を備え、
前記外側見付辺が第5止着部材によって前記芯材の前記屋外側見付面に連結されており、
前記内側見込辺が前記屋外側縦枠の前記第1外側見込辺に隙間を存して対向しており、前記隙間には高さ方向に亘って水密材が充填されており、
前記外側見込辺が前記屋外側壁材の屋外側見込面に隙間を存して対向しており、前記隙間には高さ方向に亘って水密材が充填されている、
請求項5に記載の枠構造。
【請求項7】
前記屋内側縦枠の前記外側部位は、前記屋内側見付面の外側端から屋外側に延びる第2外側見込辺と、前記第2外側見込辺の屋外側端から見付方向に延びる第2外側見付辺と、を備え、前記第2外側見付辺が前記芯材の屋内側端部見付面に当接しており、
前記屋内側縦枠の前記第2外側見込辺と前記屋内側壁材の前記屋内側見込面が隙間を存して対向しており、前記隙間には高さ方向に亘って水密材が充填されている、
請求項4に記載の枠構造。
【請求項8】
前記側方縦枠の前記屋外側見付面は、前記屋外側縦枠の前記屋外側見付面に対して屋外側に位置しており、
前記収納ボックスは、本体と、前記本体の屋外側開口を開閉する屋外側蓋体と、を備え、
前記本体の屋外側見付面と前記屋外側縦枠の前記屋外側見付面は略面一であり、
前記側方縦枠の前記屋外側見付面と前記屋外側蓋体の屋外側見付面は略面一である、
請求項4(請求項2の従属項に限る)に記載の枠構造。
【請求項9】
前記建物の前記壁には、最上枠と、前記左右の縦枠組立体と、下枠とから縦長方形枠が形成され、
前記縦長方形枠によって形成される空間は、前記屋外側縦枠の所定高さ間を連結する中間横枠によって、上側空間と下側空間が形成され、
前記下側空間は、前記中間横枠と、前記縦長方形枠の前記縦枠組立体の下側部位と、前記縦長方形枠の前記下枠と、からなる前記四周枠を形成しており、
前記下側空間に収納ボックスが取り付けられ、
前記上側空間にパネルが設けてある、
請求項1~3いずれか1項に記載の枠構造。
【請求項10】
前記中間横枠の下面の高さが可変であり、前記下側空間の高さが調整可能である、請求項9に記載の枠構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物壁に設けられた枠構造に係り、典型的には、収納ボックス取付用枠を含む枠構造に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
玄関ドア等に隣接して、メールボックスや宅配ボックス等の収納ボックスを設置することは従来から行われている(特許文献1、2)。特に、宅配ボックスは、留守でも荷物を受け取れるため、インターネット通販の利用度の高まりとも相俟ってニーズが高まっている。また、宅配ボックスは再配達の手間を無くすことができることから物流コスト削減の観点からも着目されている。
【0003】
収納ボックスを玄関ドア等に隣接して設置する場合には、ドア装置と同様に壁内に開口を形成して、当該開口に枠体を取り付け、枠体によって形成された開口部に収納ボックスを取り付けることが行われる(特許文献2)。ここで、壁の構造によっては、単一の縦枠からなる枠体を取り付けることが困難な場合がある。
実開昭60-46785
特開2019―137997
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、縦枠の構成に特徴を備えた枠構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決するべく本発明が採用した技術手段は、
建物の壁に設けられた四周枠の内側には開口部が形成されており、
前記四周枠の左右の縦枠は、屋外側見付面を備えた屋外側縦枠と、屋内側見付面を備えた屋内側縦枠と、からなる縦枠組立体であり、
前記壁は、芯材と、前記芯材の屋外側に位置する屋外側壁材と、前記芯材の屋内側に位置する屋内側壁材と、からなり、
前記屋内側縦枠の外側部位、前記屋外側縦枠の外側部位のいずれか一方の部分は、前記芯材の見付面に第1止着部材で連結されており、
前記屋内側縦枠の内側部位、前記屋外側縦枠の内側部位のいずれか一方の部分は、前記芯材の見込面に第2止着部材で連結されており、
前記屋内側縦枠の内側部位の部分と前記屋外側縦枠の内側部位の部分が第3止着部材で連結されており、
前記第2止着部材は、前記縦枠組立体内に隠れている、
枠構造、である。
本明細書において、収納ボックスは、1つあるいは複数の収納ボックスであり、後述する実施形態では、収納ボックスは収納ボックス組立体である。
【0006】
1つの態様では、前記屋外側縦枠の前記内側部位は、前記屋外側見付面の内側端から屋内側に延びる第1内側見込辺を備え、
前記屋内側縦枠の前記内側部位は、前記屋内側見付面の内側端から屋外側に延びる第2内側見込辺を備え、
前記第1内側見込辺と前記第2内側見込辺とから前記縦枠組立体の内側見込面が形成されており、
収納ボックスの側面が、前記縦枠組立体の前記内側見込面に第4止着部材で連結されている。
【0007】
1つの態様では、前記屋外側縦枠の前記内側部位は、前記第1内側見込辺の屋内側部位に形成された取付辺と、を含み、
前記屋内側縦枠の前記内側部位は、前記第2内側見込辺の屋外側部位に形成された取付辺と、を含み、
前記屋内側縦枠の前記取付辺が前記第2止着部材によって前記芯材の前記見込面に連結されており、
前記屋外側縦枠の前記取付辺が前記屋内側縦枠の前記第2内側見込辺に前記第3止着部材で連結されており、
収納ボックスの側面が、前記屋外側縦枠の前記第1内側見込辺に前記第4止着部材で連結されている。
【0008】
1つの態様では、前記壁の見込面は、前記芯材の前記見込面と、前記屋外側壁材の屋外側見込面と、前記屋内側壁材の屋内側見込面と、からなり、
前記屋外側壁材の屋外側見込面及び前記屋内側壁材の屋内側見込面は、前記芯材の前記見込面に対して、前記開口部から離間する側に位置しており、前記芯材の屋外側見付面、屋内側見付面は、前記屋外側壁材、前記屋内側壁材に対向しない屋外側端部見付面、屋内側端部見付面を備えている。
【0009】
1つの態様では、前記屋外側縦枠の前記外側部位は、前記屋外側見付面の外側端から屋内側に延びる第1外側見込辺と、前記第1外側見込辺の屋内側端から見付方向に延びる第1外側見付辺と、を備え、前記第1外側見付辺が前記第1止着部材によって前記芯材の屋外側端部見付面に連結されており、
前記屋外側縦枠の前記第1外側見込辺と前記屋外側壁材の前記屋外側見込面は離間対向しており、
前記芯材の前記屋外側見付面には、前記第1外側見込辺と前記屋外側壁材の屋外側見込面の間に位置して、側方縦枠が設けてあり、前記第1止着部材は前記側方縦枠によって覆われている。
【0010】
1つの態様では、前記側方縦枠は、屋外側見付面と、内側見込辺と、外側見込辺と、外側見込辺の屋内側端部から見付方向に延びる外側見付辺と、を備え、
前記外側見付辺が第5止着部材によって前記芯材の前記屋外側見付面に連結されており、
前記内側見込辺が前記屋外側縦枠の前記第1外側見込辺に隙間を存して対向しており、前記隙間には高さ方向に亘って水密材が充填されており、
前記外側見込辺が前記屋外側壁材の屋外側見込面に隙間を存して対向しており、前記隙間には高さ方向に亘って水密材が充填されている。
(【0011】以降は省略されています)

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