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公開番号
2025127153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-01
出願番号
2024023706
出願日
2024-02-20
発明の名称
撮像装置、レンズ装置、及び制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250825BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】VFXに必要な情報を適切な頻度で通信可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像装置は、光学レンズを装着可能であると共に、画像と映像の少なくとも一方を取得可能な撮像装置であって、光学レンズとの間でデータの送受信を行う通信部と、データの通信が所定条件を満足するか否かを判定する判定部と、判定部の結果に応じて、データの優先度を設定する設定部と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
光学レンズを装着可能であると共に、画像と映像の少なくとも一方を取得可能な撮像装置であって、
前記光学レンズとの間でデータの送受信を行う通信部と、
前記データの通信が所定条件を満足するか否かを判定する判定部と、
前記判定部の結果に応じて、前記データの優先度を設定する設定部と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記判定部は、前記データの通信所要時間が所定時間以内か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記所定時間は、前記映像の1フレームあたりの表示時間であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記判定部は、前記データのサイズが所定量以内か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記設定部により設定された前記優先度に応じた前記データの通信が前記所定条件を満足するか否かを判定することを特徴とする請求項1、2、及び4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記設定部は、前記光学レンズの制御に必要なデータの優先度を最も高く設定することを特徴とする請求項1、2、及び4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記データは、前記光学レンズの光学的特性に応じた補正に用いられるデータを含むことを特徴とする請求項1、2、及び4の何れか一つの構成に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記設定部は、前記画像と前記映像の一方に対して行われる補正のうち、前記画像と前記映像の一方の幅方向と高さ方向の少なくとも一方の位置座標変化を伴う第1補正に用いられるデータの優先度を上げることを特徴とする請求項1、2、及び4の何れか一項に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記設定部は、前記第1補正に用いられるデータのうち、補正前後の位置座標変化の量と割合の少なくとも一方がより大きい前記第1補正に用いられるデータの優先度を上げることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記設定部は、前記画像と前記映像の一方に対して行われる補正のうち、前記画像と前記映像の一方に対し垂直方向の位置座標変化を伴う第2補正に用いられるデータの優先度を上げることを特徴とする請求項1、2、及び4の何れか一項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、レンズ装置、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
映像制作の分野では、CG(Computer Graphics)と実写映像を合成することで、実写のみでは実現し難い映像表現を行うVFX(Visual Effects)が用いられている。違和感の少ない、高品位の合成映像を得るためには、実写映像とCGの範囲を一致させることが重要であり、レンズを通した映像を再現する補正処理をCGに施したり、レンズを通した影響を取り除く補正処理を実写映像に施したりする方法が用いられる。補正や合成は映像を構成する画像(フレーム)単位で行われるため、補正に利用する情報は映像のフレームレートと同等以上の頻度で取得できることが好ましい。特許文献1には、データの通信順序をレンズに応じて変更することで、必要度の高いデータを優先的に通信する構成が開示されている。また、特許文献2には、複数のデータの組み合わせと送信順序を示すコマンドを用いて、カメラからレンズへの1度の要求に対し、レンズからカメラに連続的に複数データを送信することで、複数データ取得の所要時間を短縮する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-130639号公報
特開2017-15980号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、1周期の通信処理で取得するデータ量が増大した場合、通信周期の長期化によりデータの取得頻度が低下し、高頻度又は高精度の補正処理が行えない可能性がある。また、特許文献2の構成では、通信周期については言及しておらず、データ取得頻度低下の懸念がある。
【0005】
本発明は、VFXに必要な情報を適切な頻度で通信可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての撮像装置は、光学レンズを装着可能であると共に、画像と映像の少なくとも一方を取得可能な撮像装置であって、光学レンズとの間でデータの送受信を行う通信部と、データの通信が所定条件を満足するか否かを判定する判定部と、判定部の結果に応じて、データの優先度を設定する設定部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、VFXに必要な情報を適切な頻度で通信可能な撮像装置及びレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成例を示すブロック図である。
メタデータ送信処理を示すフローチャートである。
レンズ通信取得データ決定処理を示すフローチャートである。
レンズ通信取得可能情報確認処理を示すフローチャートである。
データ取得優先順位変更処理を示すフローチャートである。
優先取得データ選定・判定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(撮像装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムの一例として、静止画像や動画像の撮影を行うためのレンズ交換型デジタルカメラの構成例を模式的に示すブロック図である。なお、本発明の適用範囲はデジタルカメラに限定されず、本発明は各種のカメラシステムに適用することができる。
【0010】
カメラシステム1は、レンズユニット(光学レンズ)100とレンズユニット100を装着可能なカメラ本体部(撮像装置)200とを有する。レンズユニット100は、カメラ本体部200に着脱可能なレンズ装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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