TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025128425
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-03
出願番号2022122256
出願日2022-07-29
発明の名称装置および方法
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人
主分類H04W 72/0453 20230101AFI20250827BHJP(電気通信技術)
要約【課題】RedCap(reduced capability) UE(user equipment)のために初期帯域幅部分内に周波数帯域をさらに設定することを可能にする。
【解決手段】本開示の一態様に係る装置は、RRC(radio resource control)メッセージを取得する情報取得部と、上記RRCメッセージをダウンリンクで送信する通信処理部と、を備え、上記RRCメッセージは、RedCap(reduced capability) UE(User Equipment)により使用される初期帯域幅部分(initial bandwidth part)を示す第1の情報と、上記初期帯域幅部分内に設定される周波数帯域であって、上記RedCap UEにより使用される当該周波数帯域を示す第2の情報と、を含む。
【選択図】図13

特許請求の範囲【請求項1】
RRC(radio resource control)メッセージを取得する情報取得部(141)と、
前記RRCメッセージをダウンリンクで送信する通信処理部(143)と、
を備え、
前記RRCメッセージは、
RedCap(reduced capability) UE(User Equipment)により使用される初期帯域幅部分(initial bandwidth part)(51、55)を示す第1の情報と、
前記初期帯域幅部分内に設定される周波数帯域であって、前記RedCap UEにより使用される当該周波数帯域(53)を示す第2の情報と、
を含む、
装置(100)。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記初期帯域幅部分は、前記RedCap UEにより使用される初期ダウンリンク帯域幅部分と、前記RedCap UEにより使用される初期アップリンク帯域幅部分とを含み、
前記周波数帯域は、前記初期ダウンリンク帯域幅部分内に設定されるダウンリンク周波数帯域であって、前記RedCap UEにより使用される当該ダウンリンク周波数帯域と、前記初期アップリンク帯域幅部分内に設定されるアップリンク周波数帯域であって、前記RedCap UEにより使用される当該アップリンク周波数帯域とを含む、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第1の情報は、前記初期ダウンリンク帯域幅部分を示す第1の情報要素と、前記初期アップリンク帯域幅部分を示す第2の情報要素とを含み、
前記第2の情報は、前記ダウンリンク周波数帯域を示す第3の情報要素と、前記アップリンク周波数帯域を示す第4の情報要素とを含む、
請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記周波数帯域は、物理共有チャネルの受信および送信の少なくとも一方のために前記RedCap UEにより使用される周波数帯域である、請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】
前記物理共有チャネルは、C-RNTI(cell radio network temporary identifier)、MCS-C-RNTI(modulation and coding scheme cell radio network temporary identifier)またはCS-RNTI(configured scheduling radio network temporary identifier)を用いてスケジューリングされる物理共有チャネルを含む、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記初期帯域幅部分は、SI-RNTI(system information radio network temporary identifier)、P-RNTI(paging radio network temporary identifier)またはRA-RNTI(random access radio network temporary identifier)を用いてスケジューリングされるPDSCH(physical downlink shared channel)の受信のために前記RedCap UEによりさらに使用される初期帯域幅部分である、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記初期帯域幅部分は、ランダムアクセス手続きにおける物理共有チャネルの受信および送信の少なくとも一方のために前記RedCap UEによりさらに使用される初期帯域幅部分である、請求項4に記載の装置。
【請求項8】
前記第2の情報は、前記周波数帯域の位置および帯域幅を示すパラメータを含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
前記第2の情報は、前記初期帯域幅部分の開始位置に対する前記周波数帯域の開始位置のオフセットと、前記周波数帯域の帯域幅とを示す、請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】
前記初期帯域幅部分は、前記周波数帯域の候補である2つ以上の周波数帯域候補を含み、
前記第2の情報は、前記2つ以上の周波数帯域候補のうちの1つを前記周波数帯域として示す、
請求項1~3のいずれか1項に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、装置および方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)(登録商標)において移動体通信技術が提案され、技術仕様(technical specification:TS)に定められている。とりわけ現在では、5G(5th Generation)の技術が提案され、TSに定められている。
【0003】
非特許文献1に記載されているとおり、3GPP Release 18(Rel-18)では、“further NR RedCap UE complexity reduction”という新たなスタディアイテム(Study Item:SI)が立ち上げられている。このSIは、LPWA(Low Power Wide Area) UE(User Equipment)とRelease 17(Rel-17) RedCap(reduced capability) UEとの間のケイパビリティをもつRel-18 RedCap UEの機能を策定するためのものである。具体的なユースケースとして、工業用センサ、監視カメラおよびウェアラブルデバイス等が想定されている。また、上記SIの目的(objective)において、FR(frequency range)1における5MHzへのUE帯域幅の低減と、FR1における低減されたUEピークデータレートが挙げられている。以上のように、機能削減とコスト抑制により市場において広く普及されることを目指したUEの技術が検討されている。
【0004】
例えば、非特許文献2には、FR1において、UEのピークデータレートを低減するために、データチャネルについての帯域幅の低減が提案されている。さらに、非特許文献2には、Rel-17 RedCap UE用の帯域幅部分(bandwidth part:BWP)内にRel-18 RedCap UE用のより狭いBWPを配置することが記載されている。
【0005】
例えば、非特許文献3-6にも、Rel-18 RedCap UEに関する内容が提案されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
3GPP TSG RAN meeting #94e, Electronic Meeting, December 6 - 17, 2021, RP-213661, Ericsson, “New SID on Study on further NR RedCap UE complexity reduction”
3GPP TSG RAN WG1 Meeting #109-e, E-meeting, May 9th - May 20th, 2022, R1-2205043, Qualcomm Incorporated, “Further complexity reduction for eRedCap device”
3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #109-e, e-Meeting, 9th - 20th May 2022, R1-2203117, Ericsson, “Potential solutions to further reduce UE complexity”
3GPP TSG RAN WG1 #109-e, e-Meeting, May 9th - 20th, 2022, R1-2203917, Samsung, “Further UE complexity reduction for eRedCap”
3GPP TSG RAN WG1 Meeting #109-e, e-Meeting, May 9th - 20th, 2022, R1-2204038, Nokia, Nokia Shanghai Bell, “Further UE Complexity Reduction”
3GPP TSG RAN WG1 #109-e, e-Meeting, May 9th - 20th, 2022, R1-2204389, NTT DOCOMO, INC, “Discussion on potential solutions for further UE complexity reduction”
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、非特許文献2には、Rel-17 RedCap UE用のBWP内にRel-18 RedCap UE用のより狭いBWPを配置することが記載されている。しかし、発明者は、現在の3GPP TSでは、例えばSIB1(system information block type 1)に含まれる情報要素によってRel-17 RedCap UE用の初期(initial)BWPを設定(configure)することができるが、当該初期BWP内にBWPをさらに設定するようなことはできない、という課題を見出した。
【0008】
本開示の目的は、RedCap UEのために初期BWP内に周波数帯域をさらに設定することを可能にする装置および方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る装置は、RRC(radio resource control)メッセージを取得する情報取得部と、上記RRCメッセージをダウンリンクで送信する通信処理部と、を備え、上記RRCメッセージは、RedCap UEにより使用される初期帯域幅部分を示す第1の情報と、上記初期帯域幅部分内に設定される周波数帯域であって、上記RedCap UEにより使用される当該周波数帯域を示す第2の情報と、を含む。
【0010】
本開示の一態様に係る装置は、基地局により送信されるRRCメッセージを受信する通信処理部と、上記RRCメッセージに含まれる第1の情報および第2の情報を取得する情報取得部と、を備え、上記第1の情報は、RedCap UEにより使用される初期帯域幅部分を示し、上記第2の情報は、上記初期帯域幅部分内に設定される周波数帯域であって、上記RedCap UEにより使用される当該周波数帯域を示す。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

株式会社デンソー
携帯機
1か月前
株式会社デンソー
受電装置
2か月前
株式会社デンソー
駆動装置
1か月前
株式会社デンソー
測距装置
9日前
株式会社デンソー
ステータ
18日前
株式会社デンソー
電子装置
19日前
株式会社デンソー
送電装置
19日前
株式会社デンソー
ステータ
23日前
株式会社デンソー
電子装置
23日前
株式会社デンソーウェーブ
携帯端末
25日前
株式会社デンソー
書込装置
5日前
株式会社デンソー
電子装置
5日前
株式会社デンソー
電子機器
1か月前
株式会社デンソー
圧電素子
1か月前
株式会社デンソー
電子装置
16日前
株式会社デンソー
駆動装置
1か月前
株式会社デンソー
電子装置
1か月前
株式会社デンソー
駆動装置
1か月前
株式会社デンソー
ステータ
2か月前
株式会社デンソー
通信装置
1か月前
株式会社デンソー
受電装置
1か月前
株式会社デンソー
電源装置
1か月前
株式会社デンソー
通信装置
4日前
株式会社デンソー
光学部材
1か月前
株式会社デンソー
駆動装置
4日前
株式会社デンソー
半導体装置
1か月前
株式会社デンソー
半導体装置
26日前
株式会社デンソー
センサ装置
1か月前
株式会社デンソー
熱音響装置
23日前
株式会社デンソー
半導体装置
1か月前
株式会社デンソー
半導体装置
1か月前
株式会社デンソー
半導体装置
2か月前
株式会社デンソー
半導体装置
19日前
株式会社デンソー
点火プラグ
18日前
株式会社デンソー
半導体装置
2か月前
株式会社デンソー
レーダ装置
16日前
続きを見る