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公開番号
2025128986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024059813
出願日
2024-02-22
発明の名称
超高速電波通信
出願人
パテントフレア株式会社
代理人
主分類
H04B
7/00 20060101AFI20250827BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】従来、電波信号を用いる通信方法において、電波とは、横波であると考えられてきたため、横波の波長を短くすることが、電波通信高速化の方法であると考えられ、この方法によって、これまでの電波通信の高速化が実現してきた。
(通信の高速化とは、特定の時間内により多くの情報を通信できるということなので、通信の大容量化と同じことである。)
これに対し、これまでと異なる方法を提供し、より高速な電波通信の実現に寄与する。
【解決手段】電波などの波動エネルギー(波動現象)は、波の進行方向に対して、垂直方向に振動する横波と、波の進行方向に対して、平行方向に振動する縦波に分けられる。
波が進行する速度は、横波よりも縦波の方が速い。
(地震波における縦波(P波)と横波(S波)と同じ原理。)
これまで電波は、横波である(横波に限られる)と考えられてきたが、縦波の電波も発生させることは可能である。
この縦波の電波を使用することにより、課題を解決する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
無線通信に使われている電波とは、電荷をもった粒子の振動現象である。
この電波は、空気中などを伝わる横波であり、空気中などに存在する電荷をもった粒子をゆり動かす波である。
(空気中などの電荷をもった粒子の振動現象が電波である。)
横波とは、波の進行方向に対して、垂直方向に振動する波である。
垂直方向の振動(往復方向へ動く現象)において、凸凹形状を繰り返す中で、となり合う山と山、谷と谷の間の距離を波長という。
この横波の波長が短い電波(高い周波数の電波)ほど、指向性(直進性)が高いため、電波が進行する(伝わる)速度が速いという特徴がある。
そのため、高速の電波通信であるほど、より波長が短い(より高い周波数帯の)電波が使われる。
この従来の高速電波通信の考え方である、より横波の波長が短い電波を使うことによって、より通信速度(進行速度)を速めるという方法ではなく、縦波の電波を使うことによって、より通信速度(進行速度)を速めるという方法。
横波の電波の波長を短くしてゆくことで、通信速度を速めてゆくという方法ではなく、縦波の電波を使用することで、通信速度を速めてゆく、従来の高速電波通信よりも高速な電波通信を実現する方法。
縦波とは、波の進行方向に対して平行方向に振動する波である。
疎密波とも呼ばれ、電波の電荷をもった粒子が、波の進行方向に対して平行方向へ進行する。(電荷をもった粒子の密度が高いエリアと密度が低いエリアがあり、直線的に進行する(伝わる)波である。
横波が「電荷をもった粒子が、山と谷の形状をくり返して進行する(伝わってゆく)波」であるのに対して、縦波は「電荷をもった粒子が、密度の濃淡をくり返して進行する(伝わってゆく)波」である。
従来の電波送信装置が、電波発生源(帯電する振動面)を、上下又は左右に振動させて、電波を発生していたのに対して、電波発生源(帯電する振動面)を、前後に振動させて、電波を発生させることにより、縦波の電波を発生(送信)することができる。
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【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した通信規格。
【請求項3】
請求項2に記載の通信規格を使用する装置、設備。
【請求項4】
請求項3に記載の装置、設備を使用した役務、事業。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電波通信技術の応用技術に関する。
続きを表示(約 720 文字)
【背景技術】
【0002】
電波(信号)を用いる無線通信技術。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、電波(信号)を用いる通信方法において、より高速な通信を実現しようとする場合、より短い波長の電波(より高い周波数の電波)を使用する、という考え方であった。
短い波長(高い周波数)とは、横波である電波の、波の進行方向に対して垂直方向へ振動する振動波形の、となりあう山と山、谷と谷の距離が短いということである。
この横波の波長をより短くすることが、電波通信における高速化の方法と考えられていた。
これに対し、従来の考え方と異なる方法を提供し、従来の高速電波通信以上の高速化の実現に寄与する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
これまで、電波は横波である(電波は横波現象でしか発生させることはできない)と考えられていたが、この考えは誤りであり、縦波の電波も発生させることができる。
縦波とは、疎密波とも呼ばれ、波の進行方向に対して、平行方向の振動がある波である。
平行方向の波(振動)とは、電荷をもった粒子が、密度が高いエリアと密度が低いエリアがあり、直線的に進行する(伝わる)波である。
従来の電波の発生(送信)方法は、電波発生面(帯電する振動面)を、上下又は左右に振動させる方法であったが、縦波の電波の発生(送信)方法は、電波発生面(帯電する振動面)を、前後に(電波の送信方向を向いて前後に)振動させることによって、発生(送信)することができる。
この方法により、課題を解決する。
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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