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公開番号
2025127495
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024197
出願日
2024-02-21
発明の名称
立坑の構築装置、及び立坑の構築方法
出願人
鉄建建設株式会社
,
東北電力株式会社
,
株式会社忠武建基
,
日立建機日本株式会社
,
日鉄建材株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E21D
1/08 20060101AFI20250826BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】孔底部Hbを効率よく掘削できる立坑の構築装置1及び立坑の構築方法を提供することを目的とする。
【解決手段】地中に構築された環状のライナープレートPの下方に配置され、孔底部Hbを掘削する掘削機構部40と、掘削機構部40を吊り下げ支持する支持機構部30とが備えられ、ライナープレートPを高さ方向に延伸して地中に立坑を構築する立坑の構築装置1であって、掘削機構部40は、孔底部Hbを掘削するための掘削手段を先端に有する第1掘削部42及び第2掘削部43が備えられ、掘削手段は、第1掘削部42と第2掘削部43とで異なる構成であることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
地中に構築された環状の覆工材の下方に配置され、孔底部を掘削する掘削機構部と、該掘削機構部を吊り下げ支持する支持機構部とが備えられ、前記覆工材を高さ方向に延伸して地中に立坑を構築する立坑の構築装置であって、
前記掘削機構部は、
前記孔底部を掘削するための掘削手段を先端に有する掘削部が複数備えられ、
前記掘削手段は、前記掘削部ごとに異なる構成である
立坑の構築装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記掘削機構部は、
前記高さ方向に対して略直交する直交方向を枢動軸として枢動するアーム、及び該アームの先端に設けた前記掘削手段で構成された2つの前記掘削部と、
前記支持機構部に吊り下げ支持され、前記高さ方向を回転軸とした回転方向に2つの前記掘削部を一体的に回動させる回転部とが備えられ、
2つの前記掘削部は、
前記回転部の前記回転軸を挟んで前記直交方向に並設された
請求項1に記載の立坑の構築装置。
【請求項3】
2つの前記掘削部は、
前記枢動軸を中心とした前記アームの折り畳み方向が互いに逆向きとなるように構成された
請求項2に記載の立坑の構築装置。
【請求項4】
前記支持機構部は、
前記掘削機構部を支持する中央支持部、及び該中央支持部から孔壁に向けて延びる複数の支持ビームを有する支持フレームと、
前記支持ビームから前記孔底部に向けて延びる複数の支持脚部とが備えられ、
複数の前記支持脚部は、前記高さ方向へ伸縮可能に構成された
請求項1に記載の立坑の構築装置。
【請求項5】
前記支持ビームは、
前記孔壁へ向けて伸縮自在に構成されるとともに、前記孔壁に対して押し付け可能に構成された
請求項4に記載の立坑の構築装置。
【請求項6】
前記支持脚部は、
前記支持ビームに固定された脚部アウタと、
該脚部アウタの下方から出し入れ可能な脚部インナとで伸縮可能に構成された
請求項4に記載の立坑の構築装置。
【請求項7】
前記脚部アウタの下端よりも上方において、複数の前記支持脚部を前記孔壁に沿って一体的に囲う囲い部材が備えられた
請求項6に記載の立坑の構築装置。
【請求項8】
前記囲い部材は、周方向に分割構成された
請求項7に記載の立坑の構築装置。
【請求項9】
前記掘削機構部を遠隔操作する遠隔操作部が備えられた
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の立坑の構築装置。
【請求項10】
少なくとも前記掘削機構部を制御する制御部と、
前記掘削機構部で掘削する掘削箇所の状況を検出する検出部とが備えられ、
前記制御部は、
前記検出部の検出結果に基づいて少なくとも前記掘削機構部の掘削を制御する構成である
請求項1から請求項8のいずれか1つに記載の立坑の構築装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地中に環状の覆工材を高さ方向に延伸して立坑を構築する立坑の構築装置及び立坑の構築方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばライナープレートなどの環状の覆工材を高さ方向に延伸して、地中に立坑を構築する深礎工法などがある。
具体的には、孔底部を掘削するとともに、掘削された孔壁を環状の覆工材で保護することを所定深さまで繰り返して立坑を構築する工法であり、特許文献1に記載の工法もそのひとつである。
【0003】
より詳しくは、特許文献1では、筒状に組み付けた既設のライナープレートの内部に配置した掘削機構部で孔底部を掘削し、1リングに対応する深さの掘削が完了すると、既設のライナープレートの下方に新たなライナープレートを組み付ける。これを所定深さまで繰り返すことで所定深さの立坑を構築している。
【0004】
ところで、比較的軟らかい土砂などが主体の孔底部を掘削機構部で掘削中に岩石が出現した場合、土砂などを掘るのに適した掘削機構部では岩石を削岩できない。このため、例えば特許文献1では、坑外に削岩に適した掘削機構部を用意し、孔底部の状況に応じて掘削機構部を使い分けている。
【0005】
しかしながら、特許文献1では、孔底部の状況が変わるたびに掘削機構部を交換する必要があるだけでなく、掘削機構部を掘削位置と坑外との間で往復させる必要があるため、孔底部の掘削効率が悪いという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-52087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、孔底部を効率よく掘削できる立坑の構築装置及び立坑の構築方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、地中に構築された環状の覆工材の下方に配置され、孔底部を掘削する掘削機構部と、該掘削機構部を吊り下げ支持する支持機構部とが備えられ、前記覆工材を高さ方向に延伸して地中に立坑を構築する立坑の構築装置であって、前記掘削機構部は、前記孔底部を掘削するための掘削手段を先端に有する掘削部が複数備えられ、前記掘削手段は、前記掘削部ごとに異なる構成であることを特徴とする。
【0009】
上記環状とは、平面視略円形の環状、平面視略小判形の環状、平面視略楕円形の環状、平面視略矩形の環状、あるいは平面視略多角形状の環状などのことをいう。
上記覆工材は、ライナープレート、セグメント、あるいは吹付コンクリートなどのことをいう。
【0010】
上記掘削手段とは、バケットのように地盤を掘る手段、ブレーカーのように岩石を削岩する手段などのことをいう。なお、異なる構成の掘削手段とは、異なる種類の掘削手段、あるいは同じ種類で大きさが異なる掘削手段などのことをいう。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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