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公開番号
2025127762
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024660
出願日
2024-02-21
発明の名称
車両用燃料タンク吸排気構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
15/035 20060101AFI20250826BHJP(車両一般)
要約
【課題】ダストフィルタの性能を上げることなく、排気性能を上げることができる車両用燃料タンク吸排気構造を提供する。
【解決手段】タンク給油口111を有する燃料タンク110と、燃料タンク110の内部が正圧になったときに排気を行い負圧になったときに吸気を行うサクションパイプ150と、サクションパイプ150の先端に設けられ吸気が行われるときに燃料タンク110に流入しようとするエアを除塵する第1ダストフィルタ160bと、を備える車両用燃料タンク吸排気構造100であって、車両用燃料タンク吸排気構造100はさらに、サクションパイプ150に設けられ排気が行われるときのみ開放されて追加の排気を行う排気バルブ155を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
給油口を有する燃料タンクと、
前記燃料タンクの内部が正圧になったときに排気を行い負圧になったときに吸気を行うサクションパイプと、
前記サクションパイプの先端に設けられ前記吸気が行われるときに前記燃料タンクに流入しようとするエアを除塵する第1ダストフィルタと、を備える車両用燃料タンク吸排気構造であって、
当該車両用燃料タンク吸排気構造はさらに、前記サクションパイプに設けられ前記排気が行われるときのみ開放されて追加の排気を行う排気バルブを備えることを特徴とする車両用燃料タンク吸排気構造。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
当該車両用燃料タンク吸排気構造はさらに、
前記排気バルブから外側に接続された追加パイプと、
前記追加パイプの先端に設けられ前記吸気が行われるときに前記燃料タンクに流入しようとするエアを除塵する第2ダストフィルタと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク吸排気構造。
【請求項3】
前記排気バルブが前記サクションパイプの先端で前記第1ダストフィルタに並列していることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク吸排気構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用燃料タンク吸排気構造に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の燃料タンク内の燃料が給油や車両走行によって増減すると、燃料タンク内部の空気が圧縮または膨張して正圧または負圧になる。そのため、正圧になったときには燃料タンクから排気を行い、負圧になったときには燃料タンクに吸気を行う必要が生じる。例えば特許文献1には、燃料タンクと、燃料タンクへの吸気時に除塵を行うエアクリーナとを備える車両用燃料タンク吸排気構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-138260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、エアクリーナは、吸気時に吸い込まれる砂塵等により、目詰まりを起こして劣化し、圧力損失が増加する。これにより、エアクリーナが、吸気時のフィルタ機能だけでなく排気時の通気機能も低下する。
【0005】
特に、車搭載型燃料供給時蒸気回収装置システム(Onboard Refueling Vapor Recovery System)を搭載した燃料タンクにおいては、給油時に燃料タンクの内部のエアを大流量で排気する必要があり、エアクリーナ(ダストフィルタ)の圧力損失が問題となる。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑み、ダストフィルタの性能を上げることなく、排気性能を上げることができる車両用燃料タンク吸排気構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、給油口を有する燃料タンクと、燃料タンクの内部が正圧になったときに排気を行い負圧になったときに吸気を行うサクションパイプと、サクションパイプの先端に設けられ吸気が行われるときに燃料タンクに流入しようとするエアを除塵する第1ダストフィルタと、を備える車両用燃料タンク吸排気構造であって、当該車両用燃料タンク吸排気構造はさらに、サクションパイプに設けられ排気が行われるときのみ開放されて追加の排気を行う排気バルブを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ダストフィルタの性能を上げることなく、排気性能を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施例に係る車両用燃料タンク吸排気構造の排気時の概略断面図である。
図1の車両用燃料タンク吸排気構造が有する排気バルブの構成および変形例の排気バルブの構成を示す断面図である。
図1の車両用燃料タンク吸排気構造の吸気時の概略断面図である。
本発明の第2の実施例に係る車両用燃料タンク吸排気構造の一部断面図である。
本発明の第3の実施例に係る車両用燃料タンク吸排気構造の一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態は、給油口を有する燃料タンクと、燃料タンクの内部が正圧になったときに排気を行い負圧になったときに吸気を行うサクションパイプと、サクションパイプの先端に設けられ吸気が行われるときに燃料タンクに流入しようとするエアを除塵する第1ダストフィルタと、を備える車両用燃料タンク吸排気構造であって、当該車両用燃料タンク吸排気構造はさらに、サクションパイプに設けられ排気が行われるときのみ開放されて追加の排気を行う排気バルブを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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