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公開番号2025115754
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010381
出願日2024-01-26
発明の名称移動システム
出願人スズキ株式会社
代理人個人
主分類H02J 1/00 20060101AFI20250731BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】空中を移動するときに電力消費を抑えて、空中の移動可能距離を延ばせるようにする。
【解決手段】移動システムは、第1グループに属する電装品108~110及び第2グループ104~107に属する電装品が搭載されるキャビン100と、空中を移動するように構成され、その移動のための駆動源に電力を供給する空中移動用バッテリ301を搭載して、前記キャビン100に取り外し自在に結合可能な空中移動用モジュール300と、を備え、前記キャビン100と前記空中移動用モジュール300とを結合した状態で、前記空中移動用バッテリ301から、前記第1グループに属する前記電装品108~110に電力供給を行い、前記第2グループに属する前記電装品104~107には電力供給を行わない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1グループに属する電装品及び第2グループに属する電装品が搭載されるキャビンと、
空中を移動するように構成され、その移動のための駆動源に電力を供給する空中移動用バッテリを搭載して、前記キャビンに取り外し自在に結合可能な空中移動用モジュールと、を備え、
前記キャビンと前記空中移動用モジュールとを結合した状態で、前記空中移動用バッテリから、前記第1グループに属する前記電装品に電力供給を行い、前記第2グループに属する前記電装品には電力供給を行わないことを特徴とする移動システム。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
地上を移動するように構成され、その移動のための駆動源に電力を供給する地上移動用バッテリを搭載して、前記キャビンに取り外し自在に結合可能な地上移動用モジュールを備え、
前記キャビンと前記地上移動用モジュールとを結合した状態で、前記地上移動用バッテリから、前記第1グループに属する前記電装品及び前記第2グループに属する前記電装品に電力供給を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動システム。
【請求項3】
前記キャビンに前記空中移動用モジュールが結合したと判定される場合、前記第1グループに属する前記電装品のうちの一部の機能を縮退させることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
移動システムに関する技術として、特許文献1には、乗客用モジュールが、地上を移動するように構成された第1の推進モジュール又は空中を移動するように構成された第2の推進モジュールに解除可能に結合されるようにした組み立て式乗客輸送システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-76048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キャビン(特許文献1でいう乗客用モジュールに相当)に各種電装品が設置されるが、そのうちの一部は、地上を移動する際に使用される電装品(地上移動用電装品と呼ぶ)である。空中を移動する際には地上移動用電装品を使用しないが、電装品は実際に使用される場合に備えて電力を消費して待機しており、地上移動用電装品で待機電力を消費すると、その分、空中の移動可能距離が短くなることになる。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、空中を移動するときに電力消費を抑えて、空中の移動可能距離を延ばせるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の移動システムは、第1グループに属する電装品及び第2グループに属する電装品が搭載されるキャビンと、空中を移動するように構成され、その移動のための駆動源に電力を供給する空中移動用バッテリを搭載して、前記キャビンに取り外し自在に結合可能な空中移動用モジュールと、を備え、前記キャビンと前記空中移動用モジュールとを結合した状態で、前記空中移動用バッテリから、前記第1グループに属する前記電装品に電力供給を行い、前記第2グループに属する前記電装品には電力供給を行わないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、空中を移動するときに電力消費を抑えて、空中の移動可能距離を延ばせるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例に係る移動システムを模式的に示す図である。
実施例に係るキャビンの概略構成を示す図である。
実施例に係る地上移動用モジュールの概略構成を示す図である。
実施例に係る空中移動用モジュールの概略構成を示す図である。
キャビンのコネクタと、地上移動用モジュールのコネクタ及び空中移動用モジュールのコネクタとの接続形態を説明するための模式図である。
キャビンのコネクタと、地上移動用モジュールのコネクタ及び空中移動用モジュールのコネクタとの接続形態を説明するための模式図である。
キャビンのコネクタと、地上移動用モジュールのコネクタ及び空中移動用モジュールのコネクタとの接続形態を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係る移動システムは、第1グループに属する電装品108~110及び第2グループ104~107に属する電装品が搭載されるキャビン100と、空中を移動するように構成され、その移動のための駆動源に電力を供給する空中移動用バッテリ301を搭載して、前記キャビン100に取り外し自在に結合可能な空中移動用モジュール300と、を備え、前記キャビン100と前記空中移動用モジュール300とを結合した状態で、前記空中移動用バッテリ301から、前記第1グループに属する前記電装品108~110に電力供給を行い、前記第2グループに属する前記電装品104~107には電力供給を行わない。
これにより、空中を移動するときに電力消費を抑えて、空中の移動可能距離を延ばせるようになる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1に、実施例に係る移動システム1を模式的に示す。
図1に示すように、移動システム1は、搭乗者が搭乗可能なキャビン100を備え、キャビン100には、地上を移動するように構成される地上移動用モジュール200と、空中を移動するように構成される空中移動用モジュール300とを選択的に取り外し自在に結合することができる。このように、移動システム1は、地上を移動する際にはキャビン100と地上移動用モジュール200とを連結し、空中を移動する際には、キャビン100と空中移動用モジュール300とを連結して、地上及び空中のいずれでも移動可能に構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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