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公開番号2025127855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-02
出願番号2024024803
出願日2024-02-21
発明の名称ガス供給装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類F17C 13/00 20060101AFI20250826BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】本明細書は、ガスカートリッジを着脱することができるガス供給装置に関し、ガスカートリッジの主止弁にコネクタを接続する際に塵埃等が混入することを防止する技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示するガス供給装置は、ガスカートリッジの主止弁に着脱されるコネクタと、アクチュエータと、ガス吐出器を備える。アクチュエータは、装着されたガスカートリッジの主止弁に相対的にコネクタを近づける。ガス吐出器は、主止弁に接続される前のコネクタの先端にガスを吹きかける。本明細書が開示するガス供給装置は、コネクタを主止弁に接続するのに先立ってコネクタの先端にガスを吹きかけ、コネクタに付着した塵埃等を除去する。それゆえ、ガス供給デバイスへの塵埃等の混入を防止することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料ガスが貯蔵されているとともに前記燃料ガスを封止している主止弁を備えているガスカートリッジが装着可能であり、前記ガスカートリッジ内の燃料ガスをガス利用デバイスに供給するガス供給装置であって、
前記主止弁に着脱されるコネクタと、
装着された前記ガスカートリッジの前記主止弁に相対的に前記コネクタを近づけるアクチュエータと、
前記主止弁に接続される前の前記コネクタの先端にガスを吹きかけるガス吐出器と、
を備えている、ガス供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、燃料ガスが貯蔵されているガスカートリッジが着脱可能であり、ガスカートリッジ内の燃料ガスをガス利用デバイスに供給するガス供給装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
燃料ガスをガスカートリッジに貯蔵し、ガス利用デバイスに装着する技術が提案されている(例えば特許文献1)。ガス利用デバイスの例は、燃料電池である。特許文献1には、ガス利用デバイスに着脱可能なガスカートリッジが開示されている。そのカートリッジは、ガス利用デバイスに装着する動作でガスカートリッジの主止弁がガス利用デバイス側のコネクタに接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-56952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ガスカートリッジの主止弁にコネクタを接続する際、コネクタに塵埃等が付着していると、燃料ガスとともに塵埃等がガス利用デバイスに混入するおそれがある。本明細書は、主止弁にコネクタを接続する際に塵埃等が混入することを防止する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示するガス供給装置は、ガスカートリッジの主止弁に着脱されるコネクタと、アクチュエータと、ガス吐出器を備える。アクチュエータは、装着されたガスカートリッジの主止弁に相対的にコネクタを近づける。ガス吐出器は、主止弁に接続される前のコネクタの先端にガスを吹きかける。本明細書が開示するガス供給装置は、コネクタを主止弁に接続するのに先立ってコネクタの先端にガスを吹きかけ、コネクタに付着した塵埃等を除去する。それゆえ、ガス供給デバイスへの塵埃等の混入を防止することができる。
【0006】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ガス供給装置100の断面図である。
コネクタ周辺の断面図である。
変形例のコネクタの周辺の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して実施例のガス供給装置100を説明する。図1に、ガス供給装置100の断面図を示す。ガス供給装置100は、ガスカートリッジ500に貯蔵された水素ガス(燃料ガス)を燃料電池900に供給する装置である。燃料電池900はガス利用デバイスの一例に相当する。
【0009】
ガスカートリッジ500は、ガス供給装置100に着脱自在である。図1の符号500aは、ガス供給装置100に装着する前のガスカートリッジを示している。ガスカートリッジ500aは、ユーザによって、ガス供給装置100の筐体110のカートリッジ収容空間111に差し込まれる。ガスカートリッジ500の口金510にはフランジ511が備えられている。ユーザは、ガスカートリッジ500をカートリッジ収容空間111に差し込み、ガスカートリッジ500を回転させる。カートリッジ収容空間111にはカートリッジホルダ120が備えられている。カートリッジ収容空間111の中でガスカートリッジ500が回転すると、フランジ511がカートリッジホルダ120にロックされる。フランジ511(すなわちガスカートリッジ500)をロックする機構についての詳細な説明は割愛する。
【0010】
カートリッジ収容空間111の中にはコネクタ130が配置されている。また、ガスカートリッジ500の口金510には主止弁520が備えられている。コネクタ130にはガス流路136の一端が接続されており、ガス流路136の他端は燃料電池900に接続されている。ガス流路136には補助弁140が取り付けられている。コネクタ130が主止弁520に接続され、主止弁520と補助弁140が開かれると、ガスカートリッジ500の中の水素ガスがガス流路136を通じて燃料電池900へ供給される。
(【0011】以降は省略されています)

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