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公開番号
2025099061
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215422
出願日
2023-12-21
発明の名称
水素タンク
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F17C
1/16 20060101AFI20250626BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】水素タンクを構成するライナにおいて、目視での異物混入検査を可能とすることを目的とする。
【解決手段】ライナを具備する水素タンクであって、ライナは、円筒部と、円筒部の両端のそれぞれに配置されたドーム部と、を備え、ドーム部は、本体と、円筒部に接合された接合部と、を有し、ドーム部の接合部には濃い色が付された部位を具備し、本体は接合部よりも透光性が高い。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
ライナを具備する水素タンクであって、
前記ライナは、
円筒部と、
前記円筒部の両端のそれぞれに配置されたドーム部と、を備え、
前記ドーム部は、本体と、前記円筒部に接合された接合部と、を有し、
前記ドーム部の接合部には濃い色が付された部位を具備し、前記本体は前記接合部よりも透光性が高い、
水素タンク。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記接合部には、その周に沿って、前記濃い色が付された部位が環状に延びる薄膜部が備えられ、
前記薄膜部が前記円筒部に接触して前記円筒部に接合されている、
請求項1に記載の水素タンク。
【請求項3】
前記接合部は、
第1環状部と、
前記第1環状部より前記円筒部側に設けられ、前記第1環状部よりも外径が小さい第2環状部と、有し、
前記第1環状部には前記第2環状部に向かうにつれて径が小さくなる傾斜部が設けられており、
前記円筒部と前記ドーム部とは少なくとも前記第1環状部の前記傾斜部で接合されている、
請求項1又は2に記載の水素タンク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は水素を貯留する水素タンクに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ドーム部材、胴体、及び、ドーム部材の3部品を2か所で溶着し、ライナを製造することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-112256号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドーム部材と胴体との接合はレーザ溶接で行うことが考えられるが、ドーム部材を構成する材料はレーザのエネルギを吸収させて発熱させるため、黒色にする必要がある。しかしながら黒色にすることにより、外観で異物混入の識別検査が困難になる。
【0005】
本開示では上記問題を鑑み、水素タンクを構成するライナにおいて、目視での異物混入検査を可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願は、ライナを具備する水素タンクであって、ライナは、円筒部と、円筒部の両端のそれぞれに配置されたドーム部と、を備え、ドーム部は、本体と、円筒部に接合された接合部と、を有し、ドーム部の接合部には濃い色が付された部位を具備し、本体は接合部よりも透光性が高い、水素タンクを開示する。
【0007】
接合部には、その周に沿って、濃い色が付された部位が環状に延びる薄膜部が備えられ、薄膜部が円筒部に接触して円筒部に接合されているように構成してもよい。
【0008】
接合部は、第1環状部と、第1環状部より円筒部側に設けられ、第1環状部よりも外径が小さい第2環状部と、有し、第1環状部には第2環状部に向かうにつれて径が小さくなる傾斜部が設けられており、円筒部とドーム部とは少なくとも第1環状部の傾斜部で接合されているように構成してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ドーム部の本体は接合部に比べて透光性が高いので、ライナにおける目視での異物検査が可能となる。一方でドーム部と円筒部とは濃い色である部位を具備する接合部で接合されているため、レーザ溶接により接合されていても十分な接合の質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は水素タンク1の構成を表す外観図である。
図2は水素タンク1の構成を表す断面図である。
図3はライナ10の断面図である。
図4はライナ10の分解断面図である。
図5は形態1の接合部14を説明する図である。
図6は図5の変形例を説明するための図である。
図7は形態2の接合部24を説明する図である。
図8は図7の変形例を説明する図である。
図9は図8の変形例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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