TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025127895
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024890
出願日
2024-02-21
発明の名称
画像形成システム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250826BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】専有面積を小さくする。
【解決手段】シートSに画像を形成する画像形成装置10と、画像形成装置10に対して上部に着脱可能に装着された排出装置100と、を備える。排出装置100は、シートSが排出される排出部110と、画像形成装置10から受け渡されたシートSを搬送する第1搬送経路P11と、第1搬送経路P11に連続し、第1搬送経路P11に対して傾斜して配置され、かつ、第1搬送経路P11から受け渡されたシートSを排出部110に搬送する第2搬送経路P12と、画像形成装置10に固定された筐体101と、回動軸103を中心に、第1搬送経路P11を開放する開位置と、第1搬送経路P11を形成する閉位置と、に回動可能なカバー102と、を有する。第1搬送経路P11は、垂直方向に対して、上部が下部よりも排出部110が配置された側に位置して傾斜している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着された排出装置と、を備え、
前記排出装置は、
シートが排出される排出部と、
前記画像形成装置から受け渡されたシートを搬送する第1搬送経路と、
前記第1搬送経路に連続し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記排出部に搬送する第2搬送経路と、
前記画像形成装置に固定された第1筐体と、
前記排出装置の下部に配置された回動軸と、
前記回動軸を中心に、前記第1搬送経路を開放する開位置と、前記第1搬送経路を形成する閉位置と、に回動可能な第2筐体と、を有し、
前記第1搬送経路は、垂直方向に対して、上部が下部よりも前記排出部が配置された側に位置して傾斜している、
ことを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
前記第2筐体は、前記開位置に位置するときに、上方から視て前記画像形成装置に全体が重なる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、
前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着された排出装置と、を備え、
前記排出装置は、
シートが排出される排出部と、
前記画像形成装置から受け渡されたシートを搬送する第1搬送経路と、
前記第1搬送経路に連続し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記排出部に搬送する第2搬送経路と、
前記画像形成装置に固定された第1筐体と、
前記排出装置の下部に配置された回動軸と、
前記回動軸を中心に、前記第1搬送経路を開放する開位置と、前記第1搬送経路を形成する閉位置と、に回動可能な第2筐体と、を有し、
前記第2筐体は、前記開位置に位置するときに、上方から視て前記画像形成装置に全体が重なる、
ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項4】
前記排出装置は、前記第1搬送経路にあるシートを搬送する搬送ローラ対を有し、
前記搬送ローラ対は、前記第1筐体に回転自在に支持された第1ローラと、前記第2筐体に回転自在に支持され、かつ、前記第1ローラに接触する第2ローラと、を有する、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記搬送ローラ対は、第1搬送ローラ対であり、
前記排出部は、第1排出トレイと、前記第1排出トレイより下方に配置され、かつ、シートが排出される第2排出トレイと、を含み、
前記第2搬送経路は、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記第1排出トレイに搬送し、
前記排出装置は、
前記第1搬送経路から分岐し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記第2排出トレイに搬送する第3搬送経路と、
前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第1搬送経路を介して前記第1排出トレイに向けて案内する第1位置と、前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第3搬送経路を介して前記第2排出トレイに向けて案内する第2位置と、に切り替わる第1切替部と、
前記第1切替部よりシート搬送方向上流に配置され、前記第1搬送経路にあるシートを搬送する第2搬送ローラ対と、を有し、
前記第2搬送ローラ対は、前記第1筐体に回転自在に支持された第3ローラと、前記第2筐体に回転自在に支持され、かつ、前記第3ローラに接触する第4ローラと、を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記排出部は、前記第2排出トレイより下方に配置され、かつ、シートが排出される第3排出トレイを含み、
前記排出装置は、
前記第1搬送経路から分岐し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記第3排出トレイに搬送する第4搬送経路と、
前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第1搬送経路を介して前記第1切替部に向けて案内する第3位置と、前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第4搬送経路を介して前記第3排出トレイに向けて案内する第4位置と、に切り替わる第2切替部と、
前記第2切替部よりシート搬送方向上流に配置され、前記第1搬送経路にあるシートを搬送する第3搬送ローラ対と、を有し、
前記第3搬送ローラ対は、前記第1筐体に回転自在に支持された第5ローラと、前記第2筐体に回転自在に支持され、かつ、前記第5ローラに接触する第6ローラと、を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記排出部は、前記第3排出トレイより下方に配置され、かつ、シートが排出される第4排出トレイを含み、
前記排出装置は、
前記第1搬送経路から分岐し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記第4排出トレイに搬送する第5搬送経路と、
前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第1搬送経路を介して前記第2切替部に向けて案内する第5位置と、前記画像形成装置から受け渡されたシートを前記第5搬送経路を介して前記第4排出トレイに向けて案内する第6位置と、に切り替わる第3切替部と、
前記第3切替部よりシート搬送方向上流に配置され、前記第1搬送経路にあるシートを搬送する第4搬送ローラ対と、を有し、
前記第4搬送ローラ対は、前記第1筐体に回転自在に支持された第7ローラと、前記第2筐体に回転自在に支持され、かつ、前記第6ローラに接触する第8ローラと、を有する、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記第2筐体は、前記第1搬送経路に対して前記排出部とは反対側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記第2筐体は、前記第1搬送経路に対して前記排出部と同じ側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記第2筐体は、前記第1搬送経路に沿って配置される外側面を有する、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ等の電子写真方式や静電記録方式、インクジェット方式等を採用した画像形成装置に、シートを排出する排出装置を装着してなる画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複写機やプリンタ等の画像形成システムにおいて、画像形成部を有する画像形成装置と、画像形成装置に対して着脱可能に装着され、画像形成装置から搬送されたシートを排出する排出装置と、を有するものが知られている(特許文献1参照)。この画像形成システムでは、省スペース化を図るため、排出装置は画像形成装置の上部に装着されており、そのため排出装置においてシートの搬送経路が垂直に設けられている。
【0003】
この排出装置は、搬送経路においてシートを搬送する複数の搬送ローラ対が設けられている。これらの搬送ローラ対は、画像形成装置に固定された筐体に回転自在に支持されたローラと、筐体に対して回動により開閉可能なカバーに回転自在に支持されたローラと、を有している。これにより、搬送経路でシート詰まり(ジャム)が発生した場合には、カバーを開くことで搬送ローラ対搬送経路を開放して処理を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-194543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像形成システムでは、ジャム処理のためにカバーを開放したときに画像形成装置の設置面積(設置領域)よりも外に出てしまう。このため、画像形成システムの設置面積は、画像形成装置の設置面積だけでなく、開放したカバーが占める面積も含める必要があり、画像形成システムの設置面積が増大してしまう。画像形成システムの設置面積が増大すると、オフィスなどでの画像形成システムの設置場所が制限されてしまう虞がある。
【0006】
本発明は、専有面積を小さくできる画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着された排出装置と、を備え、前記排出装置は、シートが排出される排出部と、前記画像形成装置から受け渡されたシートを搬送する第1搬送経路と、前記第1搬送経路に連続し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記排出部に搬送する第2搬送経路と、前記画像形成装置に固定された第1筐体と、前記排出装置の下部に配置された回動軸と、前記回動軸を中心に、前記第1搬送経路を開放する開位置と、前記第1搬送経路を形成する閉位置と、に回動可能な第2筐体と、を有し、前記第1搬送経路は、垂直方向に対して、上部が下部よりも前記排出部が配置された側に位置して傾斜していることを特徴とする画像形成システムである。
【0008】
本発明の他の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成装置に対して上部に着脱可能に装着された排出装置と、を備え、前記排出装置は、シートが排出される排出部と、前記画像形成装置から受け渡されたシートを搬送する第1搬送経路と、前記第1搬送経路に連続し、前記第1搬送経路に対して傾斜して配置され、かつ、前記第1搬送経路から受け渡されたシートを前記排出部に搬送する第2搬送経路と、前記画像形成装置に固定された第1筐体と、前記排出装置の下部に配置された回動軸と、前記回動軸を中心に、前記第1搬送経路を開放する開位置と、前記第1搬送経路を形成する閉位置と、に回動可能な第2筐体と、を有し、前記第2筐体は、前記開位置に位置するときに、上方から視て前記画像形成装置に全体が重なることを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成システムの専有面積を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを閉じた状態を示す断面図である。
第1の実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを開いた状態を示す断面図である。
第2の実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを閉じた状態を示す断面図である。
第2の実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを開いた状態を示す断面図である。
第3の実施形態に係る画像形成システムにおけるカバーを閉じた状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
平和精機工業株式会社
雲台
7日前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
20日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
5日前
株式会社リコー
画像形成装置
20日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
トナー
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
撮像方法
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
14日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
再生方法
21日前
キヤノン株式会社
トナー
2か月前
株式会社オプトル
プロジェクタ
14日前
キヤノン株式会社
トナー
今日
キヤノン株式会社
画像形成装置
7日前
株式会社シグマ
絞り機構及びレンズ鏡筒
12日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
7日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
18日前
アイホン株式会社
機器の設置構造
18日前
興和株式会社
マウント構造
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
個人
空間周波数領域での結像状態補正手法
1か月前
日本放送協会
光分布生成装置
18日前
株式会社リコー
画像投射装置
13日前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
26日前
続きを見る
他の特許を見る