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公開番号
2025127992
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024096479
出願日
2024-06-14
発明の名称
認証装置、認証方法および認証プログラム
出願人
ジスクソフト株式会社
,
公立大学法人会津大学
代理人
個人
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20250826BHJP(計算;計数)
要約
【課題】手書きのパスワードにおける認証精度を保ちながら、筆跡判定の精度を向上させる。
【解決手段】認証装置は、パスワードを構成する1以上の第1の文字を選択する選択部と、上記パスワード中に1以上の第2の文字を混在させる混在部と、上記パスワードに含まれた上記第1の文字を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う認証部と、上記パスワードに含まれた上記第2の文字における筆跡の特徴を得て、上記第2の文字が上記第1の文字として用いられる場合の上記筆跡判定の精度を向上させる向上部と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
パスワードを構成する1以上の第1の文字を選択する選択部と、
前記パスワード中に1以上の第2の文字を混在させる混在部と、
前記パスワードに含まれた前記第1の文字を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う認証部と、
前記パスワードに含まれた前記第2の文字における筆跡の特徴を得て、前記第2の文字が前記第1の文字として用いられる場合の前記筆跡判定の精度を向上させる向上部と、
を備えた認証装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記認証部は、手書きされた前記第1の文字を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う請求項1に記載の認証装置。
【請求項3】
前記認証部は、前記第1の文字のうち、手書きされた文字を用いて筆跡判定を行い、手書きでなく入力された文字を用いてパスワード認証を行う請求項1に記載の認証装置。
【請求項4】
前記パスワードはワンタイムパスワードであり、前記選択部は、前記第1の文字を所定の文字群からランダムに選択する請求項1に記載の認証装置。
【請求項5】
前記混在部は、第2の文字として、前記第1の文字よりも筆跡の特徴が弱い文字を用いる請求項1に記載の認証装置。
【請求項6】
パスワード群を構成する1以上の第1の単語を選択する選択部と、
前記パスワード群中に1以上の第2の単語を混在させる混在部と、
前記パスワード群に含まれた前記第1の単語を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う認証部と、
前記パスワード群に含まれた前記第2の単語における筆跡の特徴を得て、前記第2の単語が前記第1の単語として用いられる場合の前記筆跡判定の精度を向上させる向上部と、
を備えた認証装置。
【請求項7】
前記認証部は、手書きされた前記第1の単語を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う請求項6に記載の認証装置。
【請求項8】
前記認証部は、前記第1の単語のうち、手書きされた単語を用いて筆跡判定を行い、手書きでなく入力された単語を用いてパスワード認証を行う請求項6に記載の認証装置。
【請求項9】
前記選択部は、前記第1の単語を所定の単語群からランダムに選択する請求項6に記載の認証装置。
【請求項10】
前記筆跡判定は、単語をひとかたまりの文字列として見た場合の筆跡の特徴に基づいて実行される請求項6に記載の認証装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、認証装置、認証方法および認証プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、認証精度を高めるため、例えば特許文献1には、ワンタイムパスワードをユーザに筆記させ、筆跡が本人のものであるかどうか、及びパスワードが正しいかを判断し、合格するとログインできるシステムが提案されている。
筆跡判定で本人か他者かを判定するためには、他者の筆跡とは異なる本人の筆跡の特徴を学習することが必要であるが、高精度な判定のために多数の手書き入力をユーザに求めるとユーザの負担が大きい。
【0003】
このため、例えば特許文献2には、手書き文字の筆跡による認証が成功した場合に、入力された手書き文字の特徴をデータベースに保存することで、筆跡判定の学習データを更新して本人認識率を高めて筆跡判定の精度を向上させることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-183095号公報
特開2018-147312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、本人認識率の向上のために認識率の低い文字を含んだパスワードが認証に用いられると認証精度が低下するというジレンマを生じる。
そこで本発明は、手書きのパスワードにおける認証精度を保ちながら、筆跡判定の精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の認証装置は、パスワードを構成する1以上の第1の文字を選択する選択部と、上記パスワード中に1以上の第2の文字を混在させる混在部と、上記パスワードに含まれた上記第1の文字を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行う認証部と、上記パスワードに含まれた上記第2の文字における筆跡の特徴を得て、上記第2の文字が上記第1の文字として用いられる場合の上記筆跡判定の精度を向上させる向上部と、を備える。認証部は、第2の文字について、少なくとも筆跡判定には用いない。また、認証部における筆跡判定には、第1の文字における個々の筆跡の特徴が用いられてもよいし、複数の第1の文字の連なりによる筆跡の特徴が用いられてもよい。
【0007】
上記第1の認証装置によれば、パスワード中に、パスワード認証と筆跡判定に用いられる第1の文字と、筆跡判定に用いられない第2の文字とが混在されるため、認証精度は第1の文字によって保たれる。一方で、第2の文字によって筆跡の特徴に関する情報が更新されるので筆跡判定による本人識別の精度が向上する。なお、本明細書にいう筆跡の特徴は、文字のストローク、筆圧、筆記速度などを含んでよい。
【0008】
また、筆跡の特徴は、手書き入力時の物理的心理的な環境に影響を受けることが知られている。パスワード中に混在した第2の文字は、第1の文字と同様の環境で手書きされるため、パスワード入力の環境下における本人の筆跡の特徴にブレが生じにくく、筆跡判定の精度が向上する。
【0009】
上記第1の認証装置において、上記認証部は、手書きされた上記第1の文字を用いてパスワード認証と筆跡判定とを行ってもよいし、上記認証部は、上記第1の文字のうち、手書きされた文字を用いて筆跡判定を行い、手書きでなく入力された文字を用いてパスワード認証を行ってもよい。手書きされた第1の文字でパスワード認証と筆跡判定の双方が行われる場合、認証の堅牢性が向上する。また、手書き文字と手書きでない文字をパスワード認証と筆跡判定とで使い分ける場合、認証精度が手書き文字の文字認識の精度に依存しない。
【0010】
上記第1の認証装置において、上記パスワードはワンタイムパスワードであり、上記選択部は、上記第1の文字を所定の文字群からランダムに選択することが好ましい。ワンタイムパスワードが用いられることでパスワードの盗用などに対する安全性が向上する。
また、上記第1の認証装置において、上記混在部は、第2の文字として、上記第1の文字よりも筆跡の特徴が弱い文字を用いることが好ましい。筆跡の特徴が弱い文字について筆跡の情報が増えるので筆跡判定の精度が向上する。ここで、「特徴が弱い」とは、特徴が既知で弱い場合の他に、特徴が未知である場合も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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