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公開番号2025129372
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025113915,2021139577
出願日2025-07-04,2021-08-30
発明の名称作業機械
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20250828BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】機関室内の限られた空間に、少ない部品点数で複数の電装品(電気部品)を効率よく配置することができる作業機械を提供する。
【解決手段】作業機械としての油圧ショベルは、機関室と、機関室内に配置され、電気部品が取り付けられる電気部品取付プレートと、機関室の底部に配置された旋回フレームと、旋回フレームの上方に配置され、機関室の外壁の一部であるシートマウントと、を備える。電気部品取付プレートは、旋回フレームの上方かつシートマウントの下方に配置され、機関室の側方かつ作業機械の後方に配置されたボンネットに対向するように配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
機関室を備えた作業機械であって、
前記機関室内に配置され、電気部品が取り付けられる電気部品取付プレートと、
前記機関室の底部に配置された旋回フレームと、
前記旋回フレームの上方に配置され、前記機関室の外壁の一部であるシートマウントと、を備え、
前記電気部品取付プレートは、前記旋回フレームの上方かつ前記シートマウントの下方に配置され、前記機関室の側方かつ前記作業機械の後方に配置されたボンネットに対向するように配置されている、作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記電気部品取付プレートは、前記ボンネットが覆う前記シートマウントの切り欠かれた側部外縁に沿うように配置されている、請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記電気部品取付プレートは、前記シートマウントの裏側に固定されたブラケットを介して、前記機関室の上壁の裏側に配置されている、請求項1または2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記電気部品取付プレートが、前記シートマウントにおいて、前記機関室の天井の一部を構成する水平部に対して垂直方向に配置されている、請求項1から3のいずれかに記載の作業機械。
【請求項5】
操縦席の側方で、前記シートマウントの上方に配置された操作レバーを備え、
前記電気部品取付プレートは、前記操作レバーの後方に向けて配置されている、請求項1から4のいずれかに記載の作業機械。
【請求項6】
機関室を備える作業機械であって、
前記機関室内に配置され、少なくとも第1電装品および第2電装品が装着される電気部品取付プレートを備え、
前記第1電装品は、前記電気部品取付プレートの表面および裏面のいずれか一方に装着され、
前記第2電装品は、前記電気部品取付プレートの表面および裏面のいずれか他方に装着され、
前記作業機械は、
前記機関室の側部に位置するボンネットと、
前記機関室の底部に位置する旋回フレームと、
前記旋回フレームの上方に位置し、前記機関室の外壁の一部となるシートマウントと、をさらに備え、
前記電気部品取付プレートは、前記シートマウントに上方および前方から支持されて、前記ボンネットと向かい合って配置される、作業機械。
【請求項7】
前記電気部品取付プレートの縁が、ブラケットを介して前記シートマウントに固定される、請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
前記ブラケットは、前記シートマウントの裏側の凹凸に沿う形状で形成されて、前記シートマウントの裏側に固定される、請求項7に記載の作業機械。
【請求項9】
前記シートマウントにおいて前記機関室の天井の一部を構成する水平部よりも下側では、前記電気部品取付プレートは、前記シートマウントよりも後方に配置されて、前記ボンネットと向かい合う、請求項6から8のいずれかに記載の作業機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機関室を備える作業機械に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、油圧ショベルの機関室内に複数のコントローラを配置する技術が提案されている。例えば特許文献1では、複数のコントローラを取付板に固定し、取付板をハウジングに固定してコントローラ収容装置を構成し、このコントローラ収容装置を機関室内に配置するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-101660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、電装品である複数のコントローラを機関室内に配置するにあたり、取付板およびハウジングを用いる必要があり、部品点数が多い。このため、小型の油圧ショベルなど、機関室内が特に狭い空間である場合には、その狭く限られた空間内に複数の電装品を効率よく配置することができない。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、機関室内の限られた空間に、少ない部品点数で複数の電装品(電気部品)を効率よく配置することができる作業機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業機械は、機関室を備えた作業機械であって、前記機関室内に配置され、電気部品が取り付けられる電気部品取付プレートと、前記機関室の底部に配置された旋回フレームと、前記旋回フレームの上方に配置され、前記機関室の外壁の一部であるシートマウントと、を備え、前記電気部品取付プレートは、前記旋回フレームの上方かつ前記シートマウントの下方に配置され、前記機関室の側方かつ前記作業機械の後方に配置されたボンネットに対向するように配置されている。また、本発明の他の側面に係る作業機械は、機関室を備える作業機械であって、前記機関室内に配置され、少なくとも第1電装品および第2電装品が装着される電気部品取付プレートを備え、前記第1電装品は、前記電気部品取付プレートの表面および裏面のいずれか一方に装着され、前記第2電装品は、前記電気部品取付プレートの表面および裏面のいずれか他方に装着され、前記作業機械は、前記機関室の側部に位置するボンネットと、前記機関室の底部に位置する旋回フレームと、前記旋回フレームの上方に位置し、前記機関室の外壁の一部となるシートマウントと、をさらに備え、前記電気部品取付プレートは、前記シートマウントに上方および前方から支持されて、前記ボンネットと向かい合って配置される。
【発明の効果】
【0007】
上記の構成によれば、機関室内の限られた空間に、少ない部品点数で複数の電装品(電気部品)を効率よく配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る作業機械の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す側面図である。
上記油圧ショベルの後方からの斜視図である。
上記油圧ショベルの機関室の内部を示す斜視図である。
上記機関室内に配置される電装品装着基板を第1電装品の装着側から見たときの斜視図である。
上記電装品装着基板単体の斜視図である。
上記電装品装着基板を第2電装品の装着側から見たときの斜視図である。
左ボンネットを取り外した状態での上記油圧ショベルの後方からの斜視図である。
上記電装品装着基板からカバー部材を取り外した状態での上記油圧ショベルの後方からの斜視図である。
上記電装品装着基板を設置した状態での上記機関室の内部を拡大して示す斜視図である。
上記電装品装着基板を取り外した状態での上記機関室の内部を拡大して示す斜視図である。
上記第1電装品および上記第2電装品が装着された状態での上記電装品装着基板の側面図である。
上記電装品装着基板に取り付けられた状態での上記カバー部材の斜視図である。
上記電装品装着基板から離間させた状態での上記カバー部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業機械〕
図1は、本実施形態の作業機械の一例である油圧ショベル1の概略の構成を示す側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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