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公開番号
2025129476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-05
出願番号
2024026130
出願日
2024-02-26
発明の名称
現像装置、画像形成装置、トナー補給方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G03G
15/08 20060101AFI20250829BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像問題の発生を抑制しつつ、現像ユニットの寿命を延長することが可能な現像装置、画像形成装置、トナー補給方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】検知部(TCRセンサーSE1)により検知されたトナー濃度が目標値となるように補給部(トナーボトルTB)によるトナーの補給を制御する制御部11を備える。制御部11は、トナーエンプティーの検知による補給部の交換時に、目標値を現像剤の劣化度合に応じて変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体上に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を用いて現像する現像部と、前記現像部にトナーを補給する、交換可能な補給部と、前記現像部内の現像剤のトナー濃度を検知する検知部と、を備え、前記検知部により検知されたトナー濃度が所定値以下となった場合に前記補給部のトナーエンプティーを検知する現像装置であって、
前記検知部により検知されたトナー濃度が目標値となるように前記補給部による前記トナーの補給を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記トナーエンプティーの検知による前記補給部の交換時に、前記目標値を前記現像剤の劣化度合に応じて変更することを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記目標値を前記現像剤の劣化度合に応じて画像形成時よりも低い値に変更することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記現像剤の劣化度合が大きいほど、前記目標値を低い値に変更することを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記検知部により検知されたトナー濃度が変更後の前記目標値に到達した後、前記目標値を前記画像形成時の値に戻すことを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記検知部により検知されたトナー濃度が変更後の前記目標値に到達してから所定枚数印字した後に、前記目標値を前記画像形成時の値に戻すことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記目標値を前記画像形成時の値に戻す際に、段階的に前記目標値を戻していくことを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記現像剤の劣化度合を補給時に必要なトナー量に対する補給されたトナー量の割合で算出し、前記補給されたトナー量の割合が大きいほど前記現像剤の劣化度合が大きいと判断することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記現像剤の劣化度合を前記検知部により検知されたトナー濃度が前記目標値よりも低い値である時間の割合で算出し、前記目標値よりも低い値である時間の割合が大きいほど前記現像剤の劣化度合が大きいと判断することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記現像剤の劣化度合と、耐久枚数及び交換された前記補給部の本数の少なくともいずれか1つと、に応じて、前記目標値を変更することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【請求項10】
用紙に画像を形成する画像形成部を備え、
前記画像形成部は、
像担持体と、
前記像担持体上に形成された静電潜像に現像剤を供給してトナー像を形成する請求項1~9のいずれか一項に記載の現像装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像装置、画像形成装置、トナー補給方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置が知られている。電子写真方式の画像形成装置は、まず、光導電性物質を有する像担持体(感光体)を帯電手段により一様に帯電する。次に、像担持体の表面を露光手段により露光し、電位差で静電潜像を形成する。次に、静電潜像を現像装置でトナー像化し、紙などの転写材に転写する。その後、熱や圧力などを用いて転写材にトナー像を定着することで、転写材上に画像を形成する。
【0003】
上記の構成において、トナーボトル(TB)のトナーエンプティー後にトナーボトルを交換すると、強制トナー補給が実施される。これにより、現像器内のトナー濃度(Tc)を目標値に近付けようとする。通常の状態であれば、補給されたトナーを現像器内の現像剤に取り込むことでトナー濃度が上昇し、目標値に達することで強制トナー補給動作を完了する。
【0004】
しかしながら、サブホッパーを有しない構成では、トナー濃度の変化からトナーエンプティーを決定するため、トナーエンプティー時にトナー濃度が大きく低下する。その状態からトナー濃度を目標値に復帰させるためには、多量のトナーを急激に補給する必要がある。したがって、粉煙やかぶりといった画像問題を発生させることが多くなる。また、トナーボトルのトナー消費が増加するため、トナーボトルや現像装置の寿命が短くなる。
【0005】
さらに、近年、現像器は、小型化、高速化、低コスト化が進んでおり、攪拌能力に余裕がなくなっている。そのため、補給されたトナーを現像器内の現像剤に取り込むことができなくなり、トナー濃度がある値から上昇しなくなることがある。これにより、粉煙やかぶりといった画像問題がさらに発生しやすくなる。また、この状態が継続すると、現像器内の現像剤のトナー濃度を検知するTCRセンサーの低異常のトラブルが表示されてしまう。これにより、寿命前に現像器が交換されることに繋がるおそれがある。この状態は、耐久が進む(現像剤のキャリアの減耗量が増加する)につれて、より発生しやすくなる。
【0006】
そこで、上記の課題を解決すべく、トナーエンドを検知したときの検出電圧値に基づいて予め定められたトナー補給量を補給し、トナーエンドを解除する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2002-296891号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1記載の構成では、予め定められた値でトナーを補給するため、実際の状態とは異なり、目標トナー濃度からの誤差が大きくなることがある。そのため、余計な画像ノイズ(粉煙やかぶり、濃度ムラなど)や余計なトナー消費等の問題を発生させるという課題がある。
【0009】
本発明は、画像問題の発生を抑制しつつ、現像ユニットの寿命を延長することが可能な現像装置、画像形成装置、トナー補給方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
像担持体上に形成された静電潜像を、トナー及びキャリアからなる二成分現像剤を用いて現像する現像部と、前記現像部にトナーを補給する、交換可能な補給部と、前記現像部内の現像剤のトナー濃度を検知する検知部と、を備え、前記検知部により検知されたトナー濃度が所定値以下となった場合に前記補給部のトナーエンプティーを検知する現像装置であって、
前記検知部により検知されたトナー濃度が目標値となるように前記補給部による前記トナーの補給を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記トナーエンプティーの検知による前記補給部の交換時に、前記目標値を前記現像剤の劣化度合に応じて変更することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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