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公開番号
2025137241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024036326
出願日
2024-03-08
発明の名称
操作ストラップ及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/90 20180101AFI20250911BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートバックの肩口において操作ストラップを起立した状態で保持する。
【解決手段】操作ストラップ30は、第1ストラップ32及び第2ストラップ34を備えている。第1ストラップ32は、車両用シートのシートバック14R内に設けられたロック装置に長手方向一端部が連結されており、シートバック14Rの肩口に形成されたスリット28Aから長手方向他端部32Aがシートバック14R外へ引き出されている。第2ストラップ34は、長手方向34Cで二つ折りにされている。第2ストラップ34の長手方向両端部34A、34Bは、長手方向34C側で且つ互いに接近する側へ折り返されており、第1ストラップの長手方向他端部32Aに縫製されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートのシートバック内に設けられたロック装置に長手方向一端部が連結され、前記シートバックの肩口に形成された孔から長手方向他端部が前記シートバック外へ引き出された第1ストラップと、
長手方向中央部で二つ折りにされ、長手方向両端部が前記長手方向中央部側で且つ互いに接近する側へ折り返されて前記第1ストラップの前記長手方向他端部に縫製された第2ストラップと、
を備えた操作ストラップ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記第1ストラップの長手方向他端部の端末と前記第2ストラップの長手方向両端部の端末とが揃った状態で前記第1ストラップと前記第2ストラップとが縫製されている請求項1に記載の操作ストラップ。
【請求項3】
前記第2ストラップは、前記長手方向中央部と前記長手方向両端部との間に設けられた縫製部において、長手方向一側部分と長手方向他側部分とが縫製されている請求項1又は請求項2に記載の操作ストラップ。
【請求項4】
乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するシートバックと、
前記シートバック内に設けられたロック装置に前記第1ストラップの長手方向一端部が連結され、前記シートバックの肩口に形成された孔から前記シートバック外へ引出された前記第1ストラップの長手方向他端部に前記第2ストラップの長手方向両端部が縫製された請求項1又は請求項2に記載の操作ストラップと、
を備えた車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にシートバックの肩口に設けられる操作ストラップに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、シートバックの肩口に形成されたスリットからシート外部へと引き出される帯状の操作ストラップが開示されている。この操作ストラップは、スリットから引き出される引出部と、引出部の引き出された先から折り返し状に延びて環状に閉じられるように縫合される把持部と、把持部の環状に縫合された先の縫い代を成し、把持部とは反対方向に延びて引出部と引出方向の配置が重なる延出部と、延出部の少なくとも一部を引出部から厚さ方向に離間させる形に保持する縫製部と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-118222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の操作ストラップでは、延出部をシートバックの肩口表面に突き当てることで、シート前方側への把持部の倒れ込みを阻止することができるので、把持部の倒れ込み方向を常にシート後方側へ向けることができる。それにより、使用者がシートバックの後方側から把持部を掴んで引張る操作をより行いやすくすることができる。また、シートバックが前倒し可能である場合には、シートバックの前倒し時に把持部がシートバックとシートクッションの間に挟まることを阻止できる。
【0005】
しかしながら、シートバックの肩口に設けられる操作ストラップは、シートバックの後方側からだけでなく、シートバックの前方側から操作されることもあるため、把持部がシート後方側へ倒れ込むことによる操作性の悪化を阻止する観点で改善の余地がある。
【0006】
本発明は、シートバックの肩口において起立した状態で保持することができる操作ストラップ及び該操作ストラップを備えた車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様の操作ストラップは、車両用シートのシートバック内に設けられたロック装置に長手方向一端部が連結され、前記シートバックの肩口に形成された孔から長手方向他端部が前記シートバック外へ引き出された第1ストラップと、長手方向中央部で二つ折りにされ、長手方向両端部が前記長手方向中央部側で且つ互いに接近する側へ折り返されて前記第1ストラップの前記長手方向他端部に縫製された第2ストラップと、を備えている。
【0008】
第1の態様の操作ストラップでは、第1ストラップの長手方向一端部は、車両用シートのシートバック内に設けられたロック装置に連結されている。第1ストラップの長手方向他端部は、シートバックの肩口に形成された孔からシートバック外へ引き出されている。第2ストラップは、長手方向中央部で二つ折りにされている。第2ストラップの長手方向両端部は、長手方向中央部側で且つ互いに接近する側へ折り返されており、第1ストラップの長手方向他端部に縫製されている。この第2ストラップの長手方向両端部において上記のように折り返された部分がシートバックの肩口の表面に接触することにより、第2ストラップをシートバックの肩口において起立した状態で保持することができる。
【0009】
第2の態様の操作ストラップは、第1の態様において、前記第1ストラップの長手方向他端部の端末と前記第2ストラップの長手方向両端部の端末とが揃った状態で前記第1ストラップと前記第2ストラップとが縫製されている。
【0010】
第2の態様の操作ストラップでは、第1ストラップの長手方向他端部の端末と第2ストラップの長手方向両端部の端末とが揃った状態で第1ストラップと第2ストラップとが縫製される。このため、第1ストラップと第2ストラップとを縫製する際に、両者を位置決めするための特別な構成(例えばVノッチなど)が不要になり、構成が簡素になる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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