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公開番号
2025140059
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024039220
出願日
2024-03-13
発明の名称
ヒータ装置
出願人
日本発條株式会社
,
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
H05B
3/00 20060101AFI20250919BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】ユーザの快適性を向上させる。
【解決手段】荷室ヒータ装置10Aは、車両の荷室の被加熱面を成す複数のエリアにヒータ12が各々設けられ、各エリアに温度センサ14が各々設けられ、荷室カメラ20およびユーザ検出部40は、各エリアにおけるユーザの有無を検出する。制御部42は、ヒータ12の制御を開始するにあたり、ユーザUが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、第1エリアの温度が第1温度になるように第1エリアのヒータ12を制御することを開始した後に、第1エリアから第1エリアと隣り合う第2エリアへユーザUが移動した場合に、第1の制御(昇温エリア固定制御)として、第1エリアのヒータ12をオフし、かつ第2エリアのヒータ12をオフする制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被加熱面を成す複数のエリアに各々設けられた複数のヒータと、
前記複数のエリアの各々の温度を検出可能な温度検出部と、
前記複数のエリアの各々におけるユーザの有無を検出する第1検出部と、
前記ヒータの制御を開始するにあたり、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、前記第1エリアの温度が第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御することを開始した後に、前記第1エリアから前記第1エリアと隣り合う第2エリアへユーザが移動した場合に、第1の制御として、前記第1エリアのヒータをオフするか、または、前記第1エリアの温度が前記第1温度よりも低い第2温度になるように前記第1エリアのヒータを制御し、かつ前記第2エリアのヒータをオフする制御を行う制御部と、
を含むヒータ装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
ユーザの体温を検出する第2検出部をさらに含み、
前記制御部は、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、前記第1エリアの温度が第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御することを開始した後に、前記第1エリアから前記第2エリアへユーザが移動し、かつユーザの前記体温が所定値以上の場合に、前記第1の制御を行う請求項1記載のヒータ装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の制御を行っている間に、ユーザが前記第2エリアに存在している状態が第1の所定時間以上継続し、かつユーザの体温が所定値未満の状態が第2の所定時間以上継続した場合に、第2の制御として、前記第1エリアのヒータをオフし、かつ前記第2エリアのヒータをオンする制御を行う請求項2記載のヒータ装置。
【請求項4】
前記制御部は、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、前記第1エリアの温度が第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御することを開始した後に、前記第1エリアから前記第2エリアへユーザが移動し、かつユーザの体温が所定値未満の場合に、第2の制御として、前記第1エリアのヒータをオフし、かつ前記第2エリアのヒータをオンする制御を行う請求項2記載のヒータ装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2エリアから前記第1エリアへユーザが移動した場合に、前記第1エリアの温度が前記第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御し、かつ前記第2エリアのヒータをオフする請求項1記載のヒータ装置。
【請求項6】
前記複数のヒータは車両の荷室に設けられている請求項1記載のヒータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はヒータ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1および特許文献2には、シートヒータが設けられたシートに乗員が着座しているか否かを判定し、乗員が着座していないと判定した場合はヒータをオフする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-094185号公報
特開2023-012645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の荷室に設けられ、車中泊時などに使用される車両用荷室ヒータでは、就寝中のユーザが寝返りを打つなどすることで、ユーザが存在している場所が適宜移動することが考えられる。ここで、荷室内を複数のエリアに分け、各エリア毎にヒータを各々設けると共に、ユーザが存在しているエリアを検出し、ユーザが存在しているエリアのヒータをオンし、ユーザが存在していないエリアのヒータをオフする制御を行ったとすると、就寝中のユーザの快適性が損なわれる場合がある。例えば、就寝中のユーザが暑さを感じて寝返りを打ったにも拘らず、寝返りを打って移動した先のエリアのヒータがオンになってしまうと、就寝中のユーザが暑さから逃れることができない。
【0005】
本開示は上記事実を考慮して成されたもので、ユーザの快適性を向上できるヒータ装置を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るヒータ装置は、被加熱面を成す複数のエリアに各々設けられた複数のヒータと、前記複数のエリアの各々の温度を検出可能な温度検出部と、前記複数のエリアの各々におけるユーザの有無を検出する第1検出部と、前記ヒータの制御を開始するにあたり、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、前記第1エリアの温度が第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御することを開始した後に、前記第1エリアから前記第1エリアと隣り合う第2エリアへユーザが移動した場合に、第1の制御として、前記第1エリアのヒータをオフするか、または、前記第1エリアの温度が前記第1温度よりも低い第2温度になるように前記第1エリアのヒータを制御し、かつ前記第2エリアのヒータをオフする制御を行う制御部と、を含んでいる。
【0007】
第1の態様では、ヒータの制御を開始するにあたり、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、第1エリアの温度が第1温度になるように第1エリアのヒータを制御することを開始する。そして、第1エリアから第1エリアと隣り合う第2エリアへユーザが移動した場合に、第1エリアのヒータをオフするか、または、第1エリアの温度が第1温度よりも低い第2温度になるように第1エリアのヒータを制御し、かつ第2エリアのヒータをオフする。これにより、第1エリアで暑さを感じていたユーザが、第1のエリアから第2エリアに移動した場合に、第2エリアのヒータがオフされることで、暑さから逃れることができる。従って、第1の態様によれば、ユーザの快適性を向上させることができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、ユーザの体温を検出する第2検出部をさらに含み、前記制御部は、ユーザが存在しているエリアを第1エリアとして記憶し、前記第1エリアの温度が第1温度になるように前記第1エリアのヒータを制御することを開始した後に、前記第1エリアから前記第2エリアへユーザが移動し、かつユーザの体温が所定値以上の場合に、前記第1の制御を行う。
【0009】
第2の態様では、第1エリアから第2エリアへユーザが移動し、かつユーザの体温が所定値以上の場合に第1の制御を行うので、第1エリアから第2エリアへ移動したユーザが第1エリアで暑さを感じていたと推定できる場合に第1の制御を行うことができる。従って、第2の態様によれば、ユーザの快適性を向上させることをより精度良く実現することができる。
【0010】
第3の態様は、第2の態様において、前記制御部は、前記第1の制御を行っている間に、ユーザが前記第2エリアに存在している状態が第1の所定時間以上継続し、かつユーザの体温が所定値未満の状態が第2の所定時間以上継続した場合に、第2の制御として、前記第1エリアのヒータをオフし、かつ前記第2エリアのヒータをオンする制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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