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公開番号2025137728
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2025123216,2022081692
出願日2025-07-23,2022-05-18
発明の名称搬送管および搬送装置
出願人鹿島建設株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 33/12 20060101AFI20250911BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送管の内部の部品の交換を容易に行えると共に、搬送管の内周面のメンテナンス性を向上させることができる搬送装置を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る搬送装置は、堤体を構築するための材料を搬送する搬送装置であって、斜面に沿って配置されており、内周面60bに複数の羽根50を有すると共に回転可能とされた搬送管10と、搬送管10の外周面10bに接触して搬送管10を回転自在に支持するローラと、搬送管10のローラに接触する部位Pにおける搬送管10の径方向D4の内側の内周面60bから突出するフランジ101と、を備え、フランジ101は、搬送管10の径方向D4に交差する方向に貫通する貫通孔104を有し、複数の羽根50の一部は、貫通孔104を貫通する固定手段105によって固定される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、
前記搬送管の外周面はローラに接触して、前記搬送管は前記ローラによって回転自在に支持され、
前記搬送管の前記ローラに接触する部位における前記搬送管の径方向内側の内周面から突出するフランジを備え、
前記フランジは、前記搬送管の径方向に交差する方向に貫通する貫通孔を有し、
前記複数の羽根の一部は、前記貫通孔を貫通する固定手段によって固定される、
搬送管。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、
前記搬送管の外周面はローラに接触して、前記搬送管は前記ローラによって回転自在に支持され、
前記搬送管は、前記搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、
前記複数の羽根は、前記孔部を貫通する固定手段によって固定されており、
前記固定手段は、前記孔部に挿入されるボルトを含み、
前記ボルトの頭部は、前記搬送管の外周面と面一となる、
搬送管。
【請求項3】
傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、
前記搬送管の外周面はローラに接触して、前記搬送管は前記ローラによって回転自在に支持され、
前記搬送管は、前記搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、
前記複数の羽根は、前記孔部を貫通する固定手段によって固定されており、
前記固定手段は、前記孔部に挿入されるボルトと、前記ボルトを締結するナットとを含み、
前記固定手段である前記ボルトの頭部等は、前記搬送管の外周面から突出しない、
搬送管。
【請求項4】
傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、
前記搬送管の外周面はローラに接触して、前記搬送管は前記ローラによって回転自在に支持され、
前記搬送管の前記ローラに接触する部位以外の部位において前記搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、
前記複数の羽根は、前記孔部を貫通する固定手段によって固定されており、
前記固定手段は、前記孔部に挿入されるボルトと、前記ボルトを締結するナットとを含み、
前記複数の羽根は、前記孔部を貫通する固定手段によって前記内周面に固定される、
搬送管。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の搬送管を備える搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンクリート等の材料を搬送する搬送管および搬送装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、斜面の上方部から下方部へコンクリートを搬送する搬送装置が記載されている。この搬送装置は、斜面に沿って配設される複数の搬送管と、複数の搬送管のそれぞれを回転させる複数の駆動源とを備える。搬送管の内周面には、複数の羽根が固定されている。コンクリートは、ホッパ及びコンベアを介して搬送管に投入され、回転する搬送管の内部において複数の羽根によって混合撹拌されながら斜面の下方部に搬送される。
【0003】
特許文献2及び特許文献3には、コンクリート等を搬送する搬送管を備えた搬送装置が記載されている。搬送管は、コンクリートを混練しながらコンクリートを斜め下方に搬送する。搬送管は、3本のパイプを含んでいる。パイプは、フランジと、スラスト荷重受け用リングとを備える。搬送装置は、搬送管回転駆動部を備える。搬送管回転駆動部は、支持台の側部フレームに立設された起立脚と、起立脚の上端に設けられた水平部材と、水平部材上に配置されたモータ載置台と、可変減速機付きのモータと、モータの回転駆動力を搬送管に伝達するローラーチェーンとを備える。モータの回転駆動力がローラーチェーンを介して搬送管に伝達することによって、搬送管が回転する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-260624号公報
特開平11-303400号公報
特開平11-303396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した各搬送装置では、内周面に複数の羽根が設けられた搬送管の内部に材料が投入され、搬送管が回転して材料を混合撹拌しながら搬送管の内部において材料が搬送される。ところで、上記の羽根等、搬送管の内周面に固定される部品にはメンテナンスが行われる。例えば、羽根等は、長期間使用していると老朽化することがあるため、定期的に交換することが望まれる場合がある。従って、搬送管の内周面の部品を容易に交換できると共に、搬送管の内周面のメンテナンス性を向上させることが求められる。
【0006】
本開示は、搬送管の内部の部品の交換を容易に行えると共に、搬送管の内周面のメンテナンス性を向上させることができる搬送管および搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一形態に係る搬送管は、傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、搬送管の外周面はローラに接触して、搬送管はローラによって回転自在に支持され、搬送管のローラに接触する部位における搬送管の径方向内側の内周面から突出するフランジを備え、フランジは、搬送管の径方向に交差する方向に貫通する貫通孔を有し、複数の羽根の一部は、貫通孔を貫通する固定手段によって固定される。
【0008】
本開示の別の形態に係る搬送管は、傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、搬送管の外周面はローラに接触して、搬送管はローラによって回転自在に支持され、搬送管は、搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、複数の羽根は、孔部を貫通する固定手段によって固定されており、固定手段は、孔部に挿入されるボルトを含み、ボルトの頭部は、搬送管の外周面と面一となる。
【0009】
本開示の別の形態に係る搬送管は、傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、搬送管の外周面はローラに接触して、搬送管はローラによって回転自在に支持され、搬送管は、搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、複数の羽根は、孔部を貫通する固定手段によって固定されており、固定手段は、孔部に挿入されるボルトと、ボルトを締結するナットとを含み、固定手段であるボルトの頭部等は、搬送管の外周面から突出しない。
【0010】
本開示の別の形態に係る搬送管は、傾斜して配置されており、内周面に複数の羽根を有すると共に回転可能とされた、堤体を構築する材料を搬送する搬送管であって、搬送管の外周面はローラに接触して、搬送管はローラによって回転自在に支持され、搬送管のローラに接触する部位以外の部位において搬送管を径方向に貫通する孔部を有し、複数の羽根は、孔部を貫通する固定手段によって固定されており、固定手段は、孔部に挿入されるボルトと、ボルトを締結するナットとを含み、複数の羽根は、孔部を貫通する固定手段によって内周面に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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