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公開番号2025139777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024038805
出願日2024-03-13
発明の名称照明装置、表示装置、及び照明装置の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H05B 45/12 20200101AFI20250919BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】照明装置の温度の低減と視認性の維持の両立を図る。
【解決手段】照明装置は、複数の点灯領域(Bi)を有するバックライト(12)と、制御部(16)と、を備え、制御部は、各点灯領域の輝度に対応する輝度情報を取得し、各点灯領域において、輝度情報に基づいて、点灯領域の使用度を表す使用度情報を導出し、所定の使用度以上の高使用範囲に対応する使用度情報を有する点灯領域を検出し、検出された1以上の点灯領域の輝度を低減させる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
複数の点灯領域を有するバックライトと、
前記バックライトを駆動するバックライト駆動部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
各点灯領域の輝度に対応する輝度情報を取得する取得処理と、
各点灯領域において、前記輝度情報に基づいて、点灯領域の使用度を表す使用度情報を導出する導出処理と、
所定の使用度以上の高使用範囲に対応する使用度情報を有する点灯領域を検出する検出処理と、
前記バックライト駆動部を制御して、前記検出処理において検出された1以上の点灯領域の輝度を低減させる調節処理と、を実行する、照明装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記輝度情報が、所定の第1の輝度以下の低輝度範囲に対応する場合、前記使用度情報が表す使用度を低減させる、請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記輝度情報が、所定の第2の輝度以上の高輝度範囲に対応する場合、前記使用度情報が表す使用度を増加させる、請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記導出処理において、
前記輝度情報が、所定の第1の輝度と所定の第2の輝度の間の中間輝度範囲に対応する場合、前記使用度情報が表す使用度を変化させない、請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記検出処理において、同一の点灯領域が繰り返し検出される場合、
前記制御部は、前記調節処理において、前記点灯領域の輝度を段階的に低減させる、請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記調節処理において、前記点灯領域の輝度を輝度下限まで低減させる、請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記点灯領域の使用度情報が、所定の第2の使用度以下の低使用範囲に対応する場合、
前記制御部は、前記調節処理において、前記点灯領域の輝度を増加させる、請求項1に記載の照明装置。
【請求項8】
前記点灯領域の輝度が輝度上限を有し、
前記点灯領域の使用度情報が前記高使用範囲に対応する場合、
前記制御部は、
前記輝度上限を低減させ、
前記調節処理において、前記低減された輝度上限以下の範囲で前記点灯領域の輝度を調節させる、請求項1に記載の照明装置。
【請求項9】
前記検出処理において、前記高使用範囲に対応する使用度情報を有する点灯領域が検出された場合、
前記制御部は、前記1以上の点灯領域の輝度を低減させ、かつ前記低輝度範囲のレベルを輝度が高い方向にシフトさせる、請求項2に記載の照明装置。
【請求項10】
前記点灯領域の使用度情報が、所定の第2の使用度以下の低使用範囲と前記高使用範囲の間の中間使用範囲に対応する場合、
前記制御部は、前記調節処理において、前記点灯領域の輝度を維持させる、請求項1に記載の照明装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置、表示装置、及び照明装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、バックライトのLEDの温度上昇を効果的に抑制しつつ、輝度低下を抑える液晶表示装置を実現する技術を開示する。このために、特許文献1記載の技術では、バックライト駆動制御部は、LEDのデューティ比が、一定時間、閾値以上であるときに、バックライトに供給する電力を低減する。バックライト駆動制御部は、デューティ比が、閾値以上となる累積回数を積算し、バックライトの全箇所において累積回数が下限値を下回るまで、この処理を繰り返し実行する(段落0069参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-45000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の技術では、バックライトの全箇所において、累積回数が下限値を下回るまで、輝度が低減された状態が維持されるため、映像の視認性が低下し易くなる。例えば、夜景のシーン等のように、全体的に暗い映像の中に、照明物のような高い輝度の対象が配置される場合に、映像全体の輝度が低下して、暗い箇所の視認性が低下する。
【0005】
本発明の一態様は、照明装置の温度の低減と視認性の維持の両立を図った照明装置、表示装置、及び照明装置の制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る照明装置は、複数の点灯領域を有するバックライトと、前記バックライトを駆動するバックライト駆動部と、制御部と、を備え、前記制御部は、各点灯領域の輝度に対応する輝度情報を取得する取得処理と、各点灯領域において、前記輝度情報に基づいて、点灯領域の使用度を表す使用度情報を導出する導出処理と、所定の使用度以上の高使用範囲に対応する使用度情報を有する点灯領域を検出する検出処理と、前記バックライト駆動部を制御して、前記検出処理において検出された1以上の点灯領域の輝度を低減させる調節処理と、を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、照明装置の温度の低減と視認性の維持の両立を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る表示装置の構成を表すブロック図である。
本発明の実施形態1に係る照明装置の制御方法を表すフロー図である。
図2に示される導出処理の詳細を表すフロー図である。
輝度と使用度の関係を表すグラフである。
図2に示される検出処理及び調節処理の詳細を表すフロー図である。
使用度と輝度の関係の一例を表すグラフである。
点灯領域毎の使用度の時間的変化の一例を表す図である。
表示パネルに表示される映像とバックライトの輝度分布を対応して表す図である。
表示パネルに表示される映像とバックライトの輝度分布を対応して表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る表示装置10の構成を表すブロック図である。以下、図1に基づき本発明の実施形態1を詳細に説明する。
【0010】
表示装置10は、表示パネル11、バックライト12、駆動部13、映像信号処理部14、記憶部15、及び制御部16を有する。この内、表示装置10の少なくとも一部、例えば、バックライト12、駆動部13、映像信号処理部14、記憶部15、及び制御部16は、照明装置として機能する。
(【0011】以降は省略されています)

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