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公開番号
2025143114
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042858
出願日
2024-03-18
発明の名称
無人航空機用の運搬具
出願人
株式会社赤木林業
代理人
個人
主分類
B64U
10/13 20230101AFI20250924BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】高い作業効率で運搬作業を行うことができる無人航空機用の運搬具を提供する。
【解決手段】無人航空機Uに吊支させることで物品Tの運搬を可能にする運搬具1であって、運搬具1は内部空間35を有する袋状の本体部3を備え、本体部3の両側の端部301,302には無人航空機U側にそれぞれ接続可能な接続部4A,4Bを備え、本体部3の一方側の端部301には内部空間35に連通する開口部32Aが形成されている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
無人航空機に吊支させることで物品の運搬を可能にする運搬具であって、
前記運搬具は、内部空間を有する袋状の本体部を備え、該本体部の両側の端部には前記無人航空機側にそれぞれ接続可能な接続部を備え、
前記本体部の一方側の前記端部には前記内部空間に連通する開口部が形成されていることを特徴とする無人航空機用の運搬具。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記接続部は、略矩形を成す前記本体部の四隅に対して、それぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機用の運搬具。
【請求項3】
前記本体部は、短手と長手を有していることを特徴とする請求項2に記載の無人航空機用の運搬具。
【請求項4】
前記本体部の側部に排気口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機用の運搬具。
【請求項5】
前記本体部の他方側の端部に開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の無人航空機用の運搬具。
【請求項6】
前記本体部には、両側の端部のいずれかに錘が取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の無人航空機用の運搬具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無人航空機を用いて物品を運搬する際に用いられる無人航空機用の運搬具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ドローンとも呼ばれる小型の無人航空機の普及が進んでいる。この種の無人航空機は、例えば、カメラを搭載して監視する監視業務や、荷物の運搬業務など様々な分野で活用されている。特に、高低差のある地形などにおいて行われる資材などの物品の運搬業務では、飛行能力を有する無人航空機の利用価値が非常に高くなっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
無人航空機を用いて物品を運搬する際には、無人航空機に吊支される運搬具が用いられる。例えば、同様に物品を保持し吊支できる運搬具として、クレーンにより吊支することができる袋体、いわゆるフレコンバッグがある(例えば、特許文献2参照)。袋体は樹脂製の布により変形自在に構成され、有底かつ上端部に開口を有し、かつ上端部に一対のループが対向配置されている。無人航空機に袋体を取り付ける場合には、無人航空機側のフックに対して一対のループをそれぞれ係止させることで、開口が常に上方を向いた状態で吊支させることができ、袋体に収容させた物品を脱落させることなく運搬することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6912121号公報(第3頁、第1図)
特開2006-283443号公報(第4頁、第3図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このように、特許文献2のような袋体を吊支させることで、物品を目的地との間で無人航空機を用いて運搬することができ、運搬作業に必要な労働力と人件費を削減することができる。ここで、袋体の内部の物品にアクセスするためには、ループをフックから係脱させる、いわゆる荷解き作業が必要になる。しかしながら、特許文献2のような袋体にあっては、一対のループの間に開口を有する構成であることから、開口から袋体の内部の物品にアクセスするためには、これらループをそれぞれフックから係脱させる必要があり、この荷解き作業が煩雑となり、ひいては運搬作業の作業効率が下がる虞があった。
【0006】
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、高い作業効率で運搬作業を行うことができる無人航空機用の運搬具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の無人航空機用の運搬具は、
無人航空機に吊支させることで物品の運搬を可能にする運搬具であって、
前記運搬具は、内部空間を有する袋状の本体部を備え、該本体部の両側の端部には前記無人航空機側にそれぞれ接続可能な接続部を備え、
前記本体部の一方側の前記端部には前記内部空間に連通する開口部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、物品を収容する本体部は、一方側の端部に開口部が形成され、両側の端部にそれぞれ接続部を備えており、これら接続部が吊支されることで本体部は開口部が上方を向いて折れ曲がるので、収容された物品の脱落が防止される。また、開口部が形成された一方側の端部の接続部のみを無人航空機側から接続解除すると、本体部は他方側の端部の接続部で無人航空機側に接続を維持された状態で開口部が下方を向き、物品を開口部から外部に放出または取り出すことができ、高い作業効率で運搬作業を行うことができる。
【0008】
前記接続部は、略矩形を成す前記本体部の四隅に対して、それぞれ取り付けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、バランスよく本体部を無人航空機側に吊支させることができ、安定して開口部を上方に向けることができ、物品の脱落が確実に防止される。
【0009】
前記本体部は、短手と長手を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、本体部の内部容量を確保しながら、両側の接続部が吊支された状態において、平面視の表面積を小さくでき、飛行時における無人航空機の下方に吹き下ろされる風の影響を受けにくい。
【0010】
前記本体部の側部に排気口が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、無人航空機の飛行に伴い上方を向く開口から本体部の内部空間に流れ込む風を排気口から外部に排出でき、無人航空機の飛行に及ぼす悪影響を低減でき、安定飛行が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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