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公開番号
2025144704
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024044515
出願日
2024-03-21
発明の名称
ターボ過給機付き内燃機関
出願人
日産自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F02B
39/00 20060101AFI20250926BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】過給機付き内燃機関の遮熱構造を改善する。
【解決手段】内燃機関1は、内燃機関本体2の側方に配置されたターボ過給機のタービンハウジング3と、タービンハウジング3を上方から覆うように配置されたインシュレータ4と、を有し、タービンハウジング3は、タービンホイールの回転軸がクランクシャフト軸方向に沿うように配置されている。インシュレータ4は、内燃機関本体2に近い一端側4aが内燃機関本体2の上面に支持されるとともに、一端側4aからタービンハウジング3の上方を経てタービンハウジング3を挟んで内燃機関本体2とは反対側に位置する他端側4bに至るまでタービンハウジング3の外周面に沿ってタービンハウジング3を覆うように形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関本体の側方に配置されたターボ過給機のタービンハウジングと、
上記タービンハウジングを上方から覆うように配置されたインシュレータと、を有し、
上記タービンハウジングは、タービンホイールの回転軸がクランクシャフト軸方向に沿うように配置され、
上記インシュレータは、上記内燃機関本体に近い一端側が上記内燃機関本体の上面に支持されるとともに、上記一端側から上記タービンハウジングの上方を経て当該タービンハウジングを挟んで上記内燃機関本体とは反対側に位置する他端側に至るまで上記タービンハウジングの外周面に沿って当該タービンハウジングを覆うように形成されていることを特徴とするターボ過給機付き内燃機関。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
上記インシュレータは、上記一端側に、上記内燃機関本体の上面に沿って延びる被支持部を有し、上記被支持部が上記内燃機関本体の上面に締結されることで上記内燃機関本体に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のターボ過給機付き内燃機関。
【請求項3】
上記内燃機関本体は、カムシャフトを支持するカムキャップ及びカムキャリアを有し、
上記インシュレータは、上記被支持部が上記カムキャリアに対して締結されていることを特徴とする請求項2に記載のターボ過給機付き内燃機関。
【請求項4】
上記インシュレータは、上記他端側が上記タービンハウジングに締結されていることを特徴とする請求項1に記載のターボ過給機付き内燃機関。
【請求項5】
上記被支持部と上記カムキャリアの上面との締結は、ボルトによる締結であることを特徴とする請求項3に記載のターボ過給機付き内燃機関。
【請求項6】
上記インシュレータは、上記被支持部と連続して上記タービンハウジングを覆う本体部を有し、
上記被支持部は、平板状を呈し、上記本体部は、凸凹した半円筒形状を呈していることを特徴とする請求項2に記載のターボ過給機付き内燃機関。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ターボ過給機付き内燃機関に関する
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、タービンハウジング覆うタービンインシュレータが内燃機関本体の側面にボルトで固定された構成が開示されている。また、特許文献2には、長方形状の第1インシュレータに過給機の前方側を覆い、第1インシュレータと向かい合う車両の後方に向かって凸の弧状の第2インシュレータによって過給機の上方、後方、及び下方を覆う遮熱構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-74039号公報
特開2022-79294号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1において、内燃機関本体の上方に配置された部品に対する遮熱が考慮されておらず、これらの部品が熱により悪影響を受ける虞がある。
【0005】
また、特許文献2においては、過給機が複数のインシュレータによって覆われており、過給機の遮熱構造として部品点数が増加するという問題がある。
【0006】
すなわち、過給機付き内燃機関の遮熱構造においては、過給機の周囲の部品に対する遮熱や部品点数削減等の観点で更なる改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のターボ過給機付き内燃機関は、タービンハウジングを上方から覆うように配置されたインシュレータの内燃機関本体に近い一端側が上記内燃機関本体の上面に支持されている。また、上記インシュレータは、上記一端側から上記タービンハウジングの上方を経て当該タービンハウジングを挟んで上記内燃機関本体とは反対側に位置する他端側に至るまで上記タービンハウジングの外周面に沿って当該タービンハウジングを覆うように形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明のターボ過給機付き内燃機関は、インシュレータによりタービンハウジング周囲に対する遮熱効果を向上させることができる。また、本発明のターボ過給機付き内燃機関は、タービンハウジングが単一部材からなるインシュレータによって覆われているので、部品の単純化(形状の単純化及び部品点数の削減)によるコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る内燃機関の要部断面図であって、インシュレータと内燃機関本体との締結位置における断面図。
本発明に係る内燃機関の要部断面図であって、インシュレータとタービンハウジングとの締結位置における断面図。
タービンハウジングを覆うインシュレータを示す斜視図。
インシュレータの平面図。
インシュレータの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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