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公開番号2025151614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053135
出願日2024-03-28
発明の名称燃料供給装置
出願人愛三工業株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類F02M 37/00 20060101AFI20251002BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】燃料ポンプの空状態のポンプ室への燃料の初期充填時におけるポンプ室への燃料の充填性を向上する。
【解決手段】燃料供給装置10は、燃料を貯蔵する燃料タンク12と燃料ポンプ20とを接続する上流側供給ライン14と、燃料ポンプ20とエンジン32とを接続する下流側供給ライン30と、を備える。上流側供給ライン14から分岐しかつ燃料ポンプ20のポンプ室に合流する上流側バイパスライン50が設けられる。上流側バイパスライン50には逆流を阻止する逆止弁60が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料を貯蔵する燃料タンクと燃料ポンプとを接続する上流側供給ラインと、前記燃料ポンプと燃料需要機器とを接続する下流側供給ラインと、を備える燃料供給装置であって、
前記上流側供給ラインから分岐しかつ前記燃料ポンプのポンプ室に合流する上流側バイパスラインが設けられている、燃料供給装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記上流側バイパスラインには逆流を阻止する逆止弁が設けられている、燃料供給装置。
【請求項3】
請求項1に記載の燃料供給装置であって、
前記下流側供給ラインの燃圧を検出する圧力センサと、
前記圧力センサによる検出結果に基づいて前記上流側バイパスラインに逆流が生じないように閉弁する電磁弁と、
が設けられている、燃料供給装置。
【請求項4】
燃料を貯蔵する燃料タンクと燃料ポンプとを接続する上流側供給ラインと、前記燃料ポンプと燃料需要機器とを接続する下流側供給ラインと、を備える燃料供給装置であって、
前記燃料ポンプのポンプ室から分岐しかつ前記下流側供給ラインに合流する下流側バイパスラインが設けられている、燃料供給装置。
【請求項5】
請求項4に記載の燃料供給装置であって、
前記下流側バイパスラインには逆流を阻止する逆止弁が設けられている、燃料供給装置。
【請求項6】
請求項4に記載の燃料供給装置であって、
前記下流側供給ラインの燃圧を検出する圧力センサと、
前記圧力センサによる検出結果に基づいて前記下流側バイパスラインに逆流が生じないように閉弁する電磁弁と、
が設けられている、燃料供給装置。
【請求項7】
請求項1又は4に記載の燃料供給装置であって、
前記燃料は、アンモニア液化燃料等の圧縮燃料であり、前記燃料タンクからの噴出圧力により前記ポンプ室に供給される、燃料供給装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は燃料供給装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載された燃料供給装置(燃料ポンプ)がある。燃料ポンプは、モータの駆動力をマグネットカップリングを介してポンプ部へ伝達し、ポンプ部のインペラを回転させることで、燃料タンクから燃料を吸い上げ、エンジン等の燃料需要機器に供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-269275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、燃料タンクの燃料は、燃料ポンプにより上流側供給ラインから吸い上げられかつ下流側供給ラインから燃料需要機器に供給されている。したがって、燃料ポンプの空状態のポンプ室への燃料の初期充填時において、ポンプ室の空気(本明細書でいう「ベーパ」に相当する。)が排出されて液密になるまでの時間が長くかかる。つまり、ポンプ室への燃料の充填性が低いという問題があった。
【0005】
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、燃料ポンプの空状態のポンプ室への燃料の初期充填時におけるポンプ室への燃料の充填性を向上することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
【0007】
第1の手段は、燃料を貯蔵する燃料タンクと燃料ポンプとを接続する上流側供給ラインと、前記燃料ポンプと燃料需要機器とを接続する下流側供給ラインと、を備える燃料供給装置であって、前記上流側供給ラインから分岐しかつ前記燃料ポンプのポンプ室に合流する上流側バイパスラインが設けられている、燃料供給装置である。
【0008】
第1の手段によると、燃料ポンプの空状態のポンプ室への燃料の初期充填時において、燃料が上流側供給ラインと上流側バイパスラインとの両方のラインからポンプ室に流入する。これにより、ポンプ室からのベーパ排出性が向上される。よって、ポンプ室への燃料の初期充填時におけるポンプ室への燃料の充填性を向上することができる。
【0009】
第2の手段は、第1の手段の燃料供給装置であって、前記上流側バイパスラインには逆流を阻止する逆止弁が設けられている、燃料供給装置である。
【0010】
第2の手段によると、逆止弁により上流側バイパスラインの逆流を阻止することができる。これにより、燃料ポンプの出力低下を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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