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公開番号
2025145547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024045770
出願日
2024-03-21
発明の名称
エポキシ樹脂組成物
出願人
積水フーラー株式会社
代理人
個人
主分類
C08G
59/56 20060101AFI20250926BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 本発明は、インクジェット印刷技術で用いられる溶剤インクに含まれている溶剤に起因した膨潤又は溶解を抑制することができる耐薬品性を有し且つ常温にて良好に硬化可能であると共に、薄膜状態においても良好に硬化可能なエポキシ樹脂組成物を提供する。
【解決手段】 本発明のエポキシ樹脂組成物は、エポキシ樹脂(A)と、アミン系硬化剤(B)と、イミダゾール系硬化剤(C)とを含み、上記エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数と、上記アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数との当量数比[エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数/アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数]が2.0~13.0であると共に、上記イミダゾール系硬化剤(C)の加熱減量が10%以下であることを特徴とする。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
エポキシ樹脂(A)と、アミン系硬化剤(B)と、イミダゾール系硬化剤(C)とを含み、
上記エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数と、上記アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数との当量数比[エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数/アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数]が2.0~13.0であると共に、
上記イミダゾール系硬化剤(C)の加熱減量が10%以下であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
上記エポキシ樹脂(A)は、ビスフェノールF型エポキシ樹脂及び/又はフェノールノボラック型エポキシ樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のエポキシ樹脂組成物。
【請求項3】
上記アミン系硬化剤(B)は、ポリオキシアルキレントリアミンを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
【請求項4】
イミダゾール系硬化剤(C)は、1-ベンジル-2-フェニルイミダゾールを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
【請求項5】
インクジェットヘッドの構成部材の接着用に用いられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエポキシ樹脂組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エポキシ樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からスクリーン印刷法が用いられているが、スクリーン印刷法と異なりパターンを用意する必要がなく、スクリーン印刷法よりも微細な印刷が可能であり、インクジェット印刷装置も安価に製造できることから、近年、インクジェット印刷技術を用いた印刷が多く用いられている。
【0003】
インクジェット印刷装置のインクジェットヘッドの構成部材同士を接着する接着剤としてエポキシ系接着剤が用いられており、特許文献1には、所定条件を満たすエポキシ系接着剤を用いたインクジェットヘッドが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-301178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、インクジェット印刷技術を用いた印刷法では、溶剤インク、油系インクなどの溶剤インクが用いられており、この溶剤インクに用いられる溶剤が、特許文献1で用いられているエポキシ系接着剤を膨潤又は溶解させるといった問題点を有している。
【0006】
又、インクジェット印刷装置は、より緻密な印刷を達成するためにインクジェットヘッドの小型化が進められている。そのため、インクジェットヘッドを構成している構成部材同士を接着する接着剤も薄膜化が求められており、薄膜化の状態においても良好に硬化することが求められている。しかしながら、上記エポキシ系接着剤は、被着体上に薄膜状に塗工した場合、良好に硬化しないという問題点を有している。
【0007】
又、エポキシ樹脂の硬化温度が高いと、被着体も加熱され、エポキシ樹脂の硬化後に被着体が冷却される時に被着体に歪みや割れが生じ、或いは、上記被着体の歪みに起因して被着体間の接着性が低下するという問題を生じ、エポキシ樹脂の硬化温度は低いことが求められている。
【0008】
本発明は、インクジェット印刷技術で用いられる溶剤インクに含まれている溶剤に起因した膨潤又は溶解を抑制することができる耐薬品性を有し且つ常温にて良好に硬化可能であると共に、薄膜状態においても良好に硬化可能なエポキシ樹脂組成物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のエポキシ樹脂組成物は、
エポキシ樹脂(A)と、アミン系硬化剤(B)と、イミダゾール系硬化剤(C)とを含み、
上記エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数と、上記アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数との当量数比[エポキシ樹脂(A)のエポキシ当量数/アミン系硬化剤(B)の活性水素当量数]が2.0~13.0であると共に、
上記イミダゾール系硬化剤(C)の加熱減量が10%以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明のエポキシ樹脂組成物は、上述の構成を有しているので、インクジェット印刷において用いられている溶剤インクに含まれている溶剤に対して膨潤又は溶解が抑制された優れた耐薬品を有する硬化物を生成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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