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公開番号2025153637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056209
出願日2024-03-29
発明の名称装置支持具
出願人ベストテック株式会社
代理人個人
主分類H01Q 1/20 20060101AFI20251002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】特定の装置を支持する装置支持具において、軸部の破損を抑制し得る技術を開示する。
【解決手段】装置支持具は、基部と、軸部と、複数個のばねと、を備える。前記基部は固定位置に固定される。前記軸部は細長形状を有し、後端が前記基部と同軸に前記基部に備えられ、先端には支持対象物である特定の装置が固定される。前記複数個のばねは、前記基部と前記軸部との間に備えられる。前記軸部は、前記複数個のばねを弾性変形させることによって前記基部に対して揺動可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
基部と、
軸部と、
複数個のばねと、を備え、
前記基部は固定位置に固定され、
前記軸部は細長形状を有し、後端が前記基部と同軸に前記基部に備えられ、先端には支持対象物である特定の装置が固定され、
前記複数個のばねは、前記基部と前記軸部との間に備えられ、
前記軸部は、前記複数個のばねを弾性変形させることによって前記基部に対して揺動可能である、
装置支持具。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記基部は、ケースと固定部とを含み、
前記軸部は、シャフトとフランジとを含み、
前記ケースは上部開放の筒状の容器と前記容器の上部を閉塞する蓋部とを有し、
前記固定部の一端は前記固定位置に固定され、前記固定部の他端は前記容器の底部に固定されており、
前記蓋部には前記軸部の前記シャフトが挿通される孔が形成されており、
前記孔の径は前記シャフトの径より大きく、
前記シャフトの先端に前記特定の装置が固定され、前記シャフトの後端の外周に前記フランジが固定され、
前記フランジ及び前記シャフトの後端は前記容器内に収容されており、
前記シャフトの先端は前記蓋部の前記孔から前記ケースの外側に突出しており、
前記複数個のばねは前記ケース内に収容されるとともに、前記シャフトの外側に配置され、前記フランジと前記蓋部との間を付勢する、請求項1に記載の装置支持具。
【請求項3】
前記複数個のばねは、前記シャフトの外周に沿って等間隔に配置されている、請求項2に記載の装置支持具。
【請求項4】
前記複数個のばねのそれぞれは、内ばねと、前記内ばねの外側に重ねて設けられる外ばねとを含む、請求項1に記載の装置支持具。
【請求項5】
前記軸部は前記基部に対して9°以下の範囲で揺動可能である、請求項1に記載の装置支持具。
【請求項6】
前記固定部と前記ケースは、所定閾値以上の荷重が加わる場合に破断するヒューズブルリンクを介して固定されている、請求項2に記載の装置支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、装置支持具に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ヘリコプターの機体下面に配置されるアンテナ昇降装置を開示する。特許文献1のアンテナ昇降装置は、送信機と、送信機下部に設けられた昇降装置と、アンテナシャフトと、アンテナとを備える。アンテナシャフトの一端は昇降装置に装着され、他端にはアンテナが設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-149349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、ヘリコプターの運転に伴ってアンテナシャフトに振動が加わることで共振が発生し、アンテナシャフトが破損する可能性がある。また、アンテナシャフトに急に大きな荷重(即ち衝撃)が加わることでアンテナシャフトが破損する可能性もある。
【0005】
本明細書では、特定の装置を支持する装置支持具において、軸部の破損を抑制し得る技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書によって開示される装置支持具は、基部と、軸部と、複数個のばねと、を備える。前記基部は固定位置に固定される。前記軸部は細長形状を有し、後端が前記基部と同軸に前記基部に備えられ、先端には支持対象物である特定の装置が固定される。前記複数個のばねは、前記基部と前記軸部との間に備えられる。前記軸部は、前記複数個のばねを弾性変形させることによって前記基部に対して揺動可能である。
【0007】
上記の構成によると、軸部は、軸部と基部の間に備えられている複数個のばねを弾性変形させることにより、基部に対して揺動可能である。そのため、例えば軸部に急な衝撃、振動等が加わる場合であっても、軸部を揺動させることによって振動や衝撃を緩和させることができる。上記の装置支持具によると、特定の装置を支持する軸部の破損を抑制し得る。
【0008】
前記基部は、ケースと固定部とを含んでいてもよい。前記軸部は、シャフトとフランジとを含んでいてもよい。前記ケースは上部開放の筒状の容器と前記容器の上部を閉塞する蓋部とを有していてもよい。前記固定部の一端は前記固定位置に固定され、前記固定部の他端は前記容器の底部に固定されていてもよい。前記蓋部には前記軸部の前記シャフトが挿通される孔が形成されていてもよい。前記孔の径は前記シャフトの径より大きくてもよい。前記シャフトの先端に前記特定の装置が固定され、前記シャフトの後端の外周に前記フランジが固定されてもよい。前記フランジ及び前記シャフトの後端は前記容器内に収容されていてもよい。前記シャフトの先端は前記蓋部の前記孔から前記ケースの外側に突出していてもよい。前記複数個のばねは前記ケース内に収容されるとともに、前記シャフトの外側に配置され、前記フランジと前記蓋部との間を付勢していてもよい。
【0009】
この構成によると、軸部と基部を揺動可能に組み合わせることができる。また、ばねがフランジと蓋部との間を付勢するため、ばねに所定のプリロード(初期荷重)が付加される。ばねの弾性力を効果的に発揮させ得る。
【0010】
前記複数個のばねは、前記シャフトの外周に沿って等間隔に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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